遠い星座 | 紫源二の啓示版

遠い星座

 

 

 

 

あなたは地獄を味わったと言うが
 
それが天国かもしれなかったとぼくは言う
 
 

それが痛みだと言うのなら
 
快楽なんて憎しみ以外のなにものでもないのに

 


夜空は絶望の闇に満ちていて
 
希望の光は針の先のようにしか光っていないから

 

 

飽きることなく見あげる
 
決してたどり着けない

 

死の床で歌うメロディー
 
遠い星座

  
そこからあらゆる悲劇が生まれ
 
解脱するまで永続する
 
だからぼくは別れた方がましだと言うが
 
きみは別れを忘れるために出会ったのだと言う
 
 
だとしたら
 
ぼくの死は
 
無言の絶望
 
来世に託す夢は

 

自分への復讐しか企てられない自分には
 
自分のいない平和を祈るだけ
 
 
きっときみは
 
そんなぼくには気づかずに
 
ぼくの死をみとるのだろう

 

 

あいしている