先日1994年予言詩*神隠しされた街* という記事書きましたが、
詩人や作家さんには見える未来を描こうする洞察力があります。
それでも三月は、また/谷川 俊太郎
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あの忘れられない日を心に刻む、胸に迫るアンソロジー。

2011年3月11日に発生した東日本大震災により、

甚大な被害を受けた日本

福島第一原発の重大事故との闘いは、今後何十年も続く。


大きく魂を揺さぶられた作家、詩人たちは、何を感じ、

何を考えたのか?


谷川俊太郎、多和田葉子、重松清、小川洋子、川上弘美、川上未映子、

いしいしんじ、J.D.マクラッチ、池澤夏樹、角田光代、古川日出男、

明川哲也、バリー・ユアグロー、佐伯一麦、阿部和重、村上龍、

デイヴィッド・ピース。


トップページにあの谷川さんの+言葉+という詩が。


何もかも失って言葉まで失ったが

言葉は壊れなかった

流されなかった

ひとりひとりの心の底で


と始まるこの詩日本中の人の心の思い

言い当ててます。


短編ですが読み応えあります、順番でなくても読めます。

本屋さんで立ち読みしやすいです^^;;


以前も記事にした川上弘美さんの神様 2011はじめどこかで書かれた

ものまとめたようです。


その中で多和田葉子さんの書かれた*不死の島*


先日の蝶の異変の記事ではありませんがこちらの記事です!


近未来の日本。ネットはおろかあらゆる情報は遮断されてる日本。

蜘蛛が放射能汚染に強いように

老人が死ななくなって、次か次へと病魔に襲われ死んでゆく若い人の看護を。

若いということは

立てない、歩けない。眼が見えない、ものが食べられない、喋れない

そう言う意味に・・・・・・・・・


放射能で世界中から警戒され、海外にいる人はもう日本の情報はつかめない

という状態、

思い悲惨な状況を重苦しくなくそれでも夢幻能ゲームを楽しみ

生きてゆく人間というもの描いてます。


多和田さん面白いなと検索したらこういう方でした。


犬婿入り (講談社文庫)/多和田 葉子 で芥川賞

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ドイツ語と日本語で創作をする作家。

1996年ドイツ語での文学活動に対し

バイエルン芸術アカデミーからシャミッソー文学賞を授与される。

2005年、ゲーテ・メダル受賞。