こんにちは！
スキル才能発掘鑑定
占い師の星月ひなたです
＼物語はいよいよ最終章へ
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タロット大アルカナ
プレゼンツ
愚者のぶらり旅。
前回はこちら
愚者
「あの人たち
どうなったかな・・・」
愚者は激しい雷によって
塔から投げ出された人々の身を
案じていた。
この世の終わりのような
一幕を見た愚者であったが
その空は少しずつ
開けようとしていた。
ジャー
ジャー
ジャー
一定のリズムを刻むように
どこからともなく
水が流れるような
音がしてきた。
１７．星
愚者
「また変な人がいる・・・」
もはや変な人は
見慣れた愚者である。
愚者はしばらく
その人の行動を見ていたら
どうやら
汲んだ水を
地に流しているのを
繰り返しているようだ。
しかも
片足は水面に
浮いているというか・・・
なんで沈まないんだ？
という疑問も浮かびつつ
真っ裸で水を汲んでいるその人に
愚者は声をかけてみた。
愚者
「ねぇ、寒くないの？」
ジャー
ジャー
ジャー
その人に愚者の声は
届いていない様子だった。
愚者
「ま、いっか。
もうすぐ夜明けだな・・・
なんか急に平和に
なった気がするな・・・」
そんなことを思いながら
愚者はまた先へと
進んでいくのであった。
星
「私は私。
人と違っていたって
構わない。
だって、
それが本当の私
なのだから。」
１７という数字について
１＋７＝８
８は達成を表します。
さて、
星のカードは
何の達成を表すのか？
それは・・・
自分という人間の中にあり
自分を苦しめていた
ある種のこだわりが
何かのきっかけで
形を変えて
自分の中に光を
見出したこと。
ここに達成の意味
を置きます。
塔の場面で破壊された
特定のこだわりが
なくなったことで
まっさらな星の世界に
なったのですね。
自分を苦しめいていたことが
ひっくり返った瞬間。
それは希望の光に変わります。
この世は全て
陰と陽で出来ています。
この世はオセロのように
白と黒が瞬時に入れ替わり
自分が見ていた世界だけが
本当の世界ではなかったことに
気付いていける。
星のカードは
まっさらになった自分に残る
希望の光。
ありのままを生きる
ということは
実はそんなに
難しくないのかもしれない
読んでくれてありがとう
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