首の後ろを痛がる様になり、病院へ電話したら、痛み止の調整をしましょうという事になり、急遽受診。
もしかしたらそのまま一旦入院するかもしれないのでという事で、荷物を持って病院へ🚗
採血、レントゲン、そしてCT
診察室へ入る
先生の説明
抗がん剤はあまり効いてないみたい。
肺が白くなってきてます。
来週抗がん剤治療をするなら、また別の薬になります。との事
いつもなら
「まだ体力もあるし、やれると思います!」が定番のはずなのに
今日の先生はそうは言わなかった
「効果はあるかもしれないし、そこまで出ないかもしれない。出なくて体力を奪われる事もあります。抗がん剤治療をやめて、緩和ケアへうつる選択肢もあります」
5次治療になり、もうなかなか有効な薬も無いらしい。
夫は一緒に聞いていたけれど、襲ってくる頭痛と記憶の混乱で
「うーん。なかなか理解は出来ないなぁ」と言っていた。
「勿論、それでも最後まで抗がん剤治療をして闘う方もいらっしゃいます」と先生は言う。
闘って勝てる望みがあるなら、立ち向かってよと思うかもしれない。
でも、どうしたって勝てない。
こんちくしょう!この野郎!って思うけど、勝てないよ
分かっててまだ闘えって言えないよ
この病気が分かった時に二人で決めた事。治療で自分のしたい生活が出来なくなる様なら無理にやらない。
緩和ケア
とうとう選択肢に入ってきた
入院はさせたくない
でも、在宅看護はわたくし一人では難しい。
義妹とも姑とも話して、実家で在宅看護をして最後までという方法をとりたいと話すと
そうする事にしようと賛成してくれました。
姑との同居はなかなか厳しいけど、義妹も帰って手伝ってくれると言っているし、全てを一人でやっていた不安を思うと、少し楽になった自分もいます。
残された時間は短いかもしれないけど、家族に愛されて過ごす時間になるはず。そうなって欲しい。
今日はあんなにツラそうだったのに、今は医療用麻薬で、赤ちゃんみたいにぐっすり眠っています。
痛みがなるべくきませんように。
そう願うばかりです