『恐怖心』 | レイジイの気まぐれブログ

レイジイの気まぐれブログ

自分勝手に日々気が向いた時に
記事更新する気まぐれブログです。
「ケ・セラ・セラ人生まっしぐら」

偏屈ジジイの戯言ブログです。

頑固・天邪鬼と思われようと開き直っています。

私は高い所と
脚が弱くなったので
階段が苦手・・・

おっと!違った
階段ではなく『怪談』だ❗️


ところで
夏になると何故か怪談(怖い話)が
風物詩のように多くなりますね

怪談はいつでもできるのに、
何故
夏の風物詩になったのか?

背筋がゾクッとして
暑さを忘れる?

違います!
夏の怪談には理由が
あるんですよ。

現代では
ゲーム・映画・テレビ・SNSなど
色々な娯楽がありますが
昔は娯楽が少なく
中でも
芝居は貴重な
庶民の楽しみでした。

江戸時代、
芝居文化の発展に関係しているのが
怪談モノ

お盆の時期に行われる芝居は
『盆芝居・盆狂言』などと
言われてました。

実はこの暑い時期
人気(一流)の役者は
各地方に呼ばれ
江戸には
イマイチ(二流)の役者しか
残っていない?

この連中で興行しても
客を呼べない

そこで小屋主達は
庶民が喜びそうな芝居を、
あの手この手
目先の変わった
出し物(演目)で
客を呼ぶことを考えた。

その中で、鶴屋南北作の
『東海道四谷怪談』が
1825年(文政8年)旧盆の7月26日に
江戸・中村座で初演された。

この出し物が評判を呼び
(ちなみにこれを元にしたのが
 7月26日の『幽霊の日』)


さてさて怖い話(怪談)ですが
お盆になると死んだ人の霊が
帰ってくると考えられ
先祖の霊を家に迎えて
供養するような習慣が・・・

ところが
霊の中には無縁仏や
この世に
恨みを抱いた仏(怨霊)
も居て、
成仏できず幽霊になって
現れることもあるのでは
と昔の人は考えていた?

浮かばれぬ霊は
無念や苦しみで
恨んでいることを
「う~ら~め~し~や~」
と言いつつ現れる?


恨みをもった幽霊の復讐劇として
代表的なのが
皿屋敷・牡丹燈籠・四谷怪談

日本三大怪談と言われております。

しかし
人はなぜ怪談やジェットコースなど
『恐怖』を楽しみたいと
思うのでしょうかね

多分
怖さという刺激は快感であり、
その恐怖を克服したときの
達成感は魅力があるのでしょうか?