大衆演劇の明日へ向かって | レイジイの気まぐれブログ

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「ケ・セラ・セラ人生まっしぐら」

偏屈ジジイの戯言ブログです。

頑固・天邪鬼と思われようと開き直っています。



左程大衆演劇界に詳しくはないけれど、
長年芸能界の浮き沈みを見てきた私なりに
プロデューサー的第六感で大衆演劇の今後を予想。

『予想(よそう)』は反対から読めば『うそよ』
予報も予想も外れることは当たり前。
まあ、ジジイの妄想戯言と聞いてください。


これからの大衆演劇の劇団が生き残るには
劇団の特色・売りがはっきりしていることが必要。

で、見えるいくつかのパターンが

先ず
現在も観客数が多い全国的人気劇団、
芝居良し舞踊ショー良し、
劇団員が10人以上でベテラン若手のバランス良し
当然役者・スタッフの役割分担が出来ています。
これも大人数ゆえですかね。
笑いあり涙ありの芝居も新作が年にいくつかあって
マンネリ化を防いでいますね。
例えば都若丸劇団・劇団美山・たつみ演劇BOXなど。


次に
舞踊ショーが豪華絢爛な劇団。
照明・音響だけでなく仕掛けも常に新しく進化している。
比較的若い女性ファンが多い劇団。


そして
私が一番好きな
昔ながらの芝居で魅せる劇団。
残念ながら多数の集客は難しいので
小さな劇場或いは地元密着で
常連さん熱心なファンを対象に生き残るか。


最後は
劇団員が少数だったり
観客動員が伸びなかったり、
役者のバランスが悪い劇団は
芝居も舞踊も偏りがちになります。
こういう劇団は合同公演などで
足らないところを補い合ってゆけば・・・



劇団員の構成で理想は
ベテラン二人に中堅どころ一人若手最低一人、
女優はベテラン一人に若手三人。
最低八人は必要なのでは・・・

さらに劇団に必要なのは
冷静に観客の反応や新しい試みを産み出す
プロデューサー的人間が必要なのでは。
まあ本来座長の役目ですがね。

生き残るためには
芝居に他の劇団でやらない出来ない演目を持つ。
芝居にショー的要素を盛り込む。
例として
既にやっている劇団がありますが朗読劇とか
人形劇とのコラボや時代劇ミュージカル・・・
あと手品や水芸など他の芸を芝居に盛り込む・・・

なんて
「言うは易し行うは難し」ですかな。