最近の若い人という括りは避けたいが、
役者を目指す人の意識は
確かに変わりましたね。
今や売れっ子の役者さんでも
昔は風呂無し共同トイレ4畳半の
ぼろアパートに住んで役者を目指していました。
今の時代
そんな劣悪環境に住むなんてアリ得ない!
働く場所も
役者稼業優先で公演&稽古で自由に休暇が取れる、
そんなところは皆無に近い。
親が金持ちでスネかじりが出来るならならいざ知らず、
貧乏人が役者を目指すのは厳しい時代。
なんて夢も希望もないこと言っても仕方ない。
今のテレビドラマの出演者見ればわかるように
プロの役者じゃなくても運と縁さえ持ち合わせれば
俳優・女優になれます。
まあ、そこそこに頑張れば後は運と縁が向いてくれば大丈夫!
プロもどきの役者にはなれますよ。
なんてホザイていたら
居ましたよ。
出会いましたよ。
素敵な役者さんに。
一昨日見た
コントライブ
『芝生の山の日/振替休日』
(私のTwitterに)
出演者の照井健仁・大矢三四郎のお二人。
狭いスペースの中での動きも
狭さを感じさせない二人の芝居。
テンポも芝居のリズムも良かったし
お互いの台詞のやり取りのなかでの間が抜群。
計算でしたものなら凄い、
いや自然にできる間だとしても
そこいらのミーハー人気だけの芸人をはるかに超えてます。
お二人とも劇団や事務所に所属し、
テレビドラマやCMの出演もあります。
お二人の力を考えたら今の場所より
上の場所にいてもおかしくない方。
もっとも今のドラ製作者に
彼らの良さがわかる人がいるのか疑問ですがね。
それと作演出の木村樹さんの書かれた作品をもっと見て見たくなりました。
とここまで書いて、
この記事をもう一言付け加えて
もう一つのブログに貼り付けてみよう
と言うことで
こちの記事には一言付け加えます
最近の大衆演劇界は
若い役者さんが足りません。
一部の人気劇団は別として
どこの劇団でも役者募集。
紀州屋良五郎さんの記事あるように
『役者を志す人材が枯渇』
理由の一つに『若者の現実指向と貧困化』と書かれております。
さらに『夢より飯・生活』
願わくば前段で書いた役者さんが
大衆演劇に興味を持ってくれたなら・・・
ありえんか・・・