皆さんこんにちは。

神戸市灘区の学習塾、

WinStar個別ONEの北浦です。

 

ご機嫌麗しゅう。

 

 

今日は少しブルーな気持ちでブログを書いています。

というのも、

久しぶりに大きな失敗をしてしまいました。

(小さな失敗は日常茶飯事ですが。)

 

ある生徒を結果的に救うことが出来ず、

それどころか自分に対して不信感を抱かせてしまいました。

その子は塾を辞めてしまい、

今後もきっともう自分を信頼してくれることはないだろうと思います。

 

これまで何度も何度も担当の講師と話し合って、

その子にとってベストな道を探りながら、

言葉を選んで接してきたつもりでしたが、

「早く何とかしないと」という焦りから誤った接し方をしてしまっていたようです。

 

お母様からお話を聞いた時ものすごくヘコみました。

これまでこの仕事に対して誇りと自信を持ってやってたつもりでしたが、

今回のことはその誇りと自信を打ち砕くに十分な衝撃でした。

 

 

帰り道トボトボと歩きながら、

本当に相手の気持ちに立って考えていたか?

その子の状況や性格を考慮していたか?

「自分の考えが一番正しい」と思って押しつけになってしまっていなかったか?

色んなことに思いを巡らせながら、

改めてまだまだ道の途中だと気付かされました。

自分もこの塾もまだまだ全然不完全だと痛感しました。

 

そもそも僕は

言葉遣いも汚くて乱暴だし、

字は超絶汚いし、

生徒との距離の詰め方は下手だし、

整理整頓は下手だし、

データとか分析とかマジで苦手だし、

追い詰められないと頑張れないし、

そんな時でも目の前に漫画があったら先に読んじゃうし、

38歳にもなって生徒達に全然偉そうに言えないじゃん。

このまま塾をやっててもホントに大丈夫なの??

なんて考えてしまったりもしました。

 

てかよく考えたら前回のブログで超調子に乗ったこと書いてるし!!

うわーすぐ削除したい!!

と思いながらも自戒の意味も込めて置いときますけど。

 

 

普段から意識的に「調子に乗った時が落ちる時」とか「幾つになっても謙虚」とか頭では考えていましたが、

こういう出来事がないとそういった言葉も本当の意味で実感できないですね。

当たり前ですが【理解】と【実感】は別のところにあって、

その2つがそろって初めて本当の意味で身に付くワケで。


 

ただ、

ヘコんで色々自虐的になってまたヘコんでお酒に溺れてもやっぱり最後にたどり着くのは、

「もっと良い塾になりたい」です。

 

こんだけ毎日毎日大手の塾のチラシとかがポストに入ってる中で、

こんな小さな塾を選んでくださる保護者様、

笑顔で通ってくれる子供達、

よく考えたらちょうど今まさにこの塾が出来て6周年なんですが、

最初の頃から6年もの間ず~っと通ってくれてる生徒達もたくさんいて、

そんな子たちが本当に心から「この塾に来てよかった」と思ってくれるような、

「え?お前あの塾通ってんの?ええな~あそこ人気でなかなか入られへんのに、どうやって入ったん?」

とか周りに言われて少し誇らしげになれるような、

そんな塾でありたいと改めて強く思いました。

 

 

まだまだ不完全な塾で不完全な塾長ですが、

常に足りないことを自覚しながら、

でも常に「もっと良い塾」を目指しながら、

日々頑張っていきたいと思います。

 

 

不束者ですが今後とも末永くよろしくお願いします。