皆さんこんばんは。
神戸市灘区の個別指導塾、
加古川市野口町の集団指導塾、
WinStarの北浦です。
 
 
ご機嫌麗しゅう。
 
 
このブログでもお知らせしていましたが、
熊本・大分とエクアドルの大地震被害に向けて六甲道校で募金を募っておりました。
 
本日でちょうど一週間となりましたので、
一旦回収して義援金受付の窓口に入金しようと思います。
 
 
今回金額にして2214円が集まりましたので、
この金額と同額×2を北浦がお小遣いから出してYahoo!ネット基金を通じてそれぞれ九州とエクアドルに募金しようと思っていたのですが… 
 
 
ここでひとつ、大問題が。
 
 
募金額と同額を足して日本赤十字社に募金してくれると言っていたYahoo!ネット基金が、
同額を足すのが上限額(2000万円)に達したとのことで通常の募金受付になってしまったとのこと。
 
「Yahoo!ネット基金に募金するから、結果的に皆が入れた額の4倍が現地に送られるよ!」
と言っていたのに、
これじゃ生徒たちに嘘をついてしまうことになる。
それはイカン!!!
 
 
ということで、
お小遣い月3万円の北浦ですがココは男の見せドコロ。
 
 
募金額の4倍にあたる8856円を出すことにしました。
 
そして皆が出してくれた2214円を加え、
九州とエクアドルにそれぞれ5535円ずつ募金させていただきます。 
 
いやニュースとか見てたら誰々が現地に駆けつけて炊き出しをしたとか、
500万とか1000万とか募金したとか、
色んな話を耳にしますから、
それに比べたら5535円なんて確かに安い金額かもしれないです。
 
でも皆が少ないお小遣いから出してくれたこのお金は決して小さなお金では無い。
 
 
そして今回この募金を企画したことによって気付いたのですが、
募金してくれた子供たちの言葉の素晴らしさ。
 
「地震の直後より少し経ってからの方が大変ってお母さんが言ってた。このお金がそこで役立ったら嬉しい。」
とか、
「俺恥ずかしいねんけどまだ募金とか何もしてないねん。その分ここで募金するから先生よろしくな。」
とか、
自分が小中学生だった時にここまで思えてたか!?
とむしろ自分が恥ずかしくなるくらい意識の高い発言多数。
 
 
六甲道校がある神戸市灘区は21年前の阪神大震災でも非常に大きな被害のあったところです。
「震災の時はこの子(当時の生徒)を抱いて走って逃げました」
なんて声もよく聞きました。
 
 
震災という悲しい出来事は確かにありましたが、
震災後に生まれたこの子たちはお父さんお母さんの苦労を決して無駄にはしていないです。
 
 
これから近い未来に必ず東海・南海の大地震が起こると言われてますし、
太平洋側は危険だと色んなところで言われているのを目にします。
 
でも
環太平洋造山帯上に位置する日本に生きる以上、
どこに住んでいても地震からは逃れられません。
 
なんなら熊本も今回地震があるまでは「地震の来ない地域」と言って企業を誘致してたみたいですし。
 
 
であるならば、
阪神でも東北でも熊本・大分でも、
「あの時地震を経験したから今回生き延びることが出来た。」
なんて言えるようにしておけば、
これまでの悲しくてツラい出来事も意味合いが変わってきますよね。
 
 
そしてそのためにも、
いかに我々経験者が次の世代に震災のことを伝えていくか。
これもまた大切な教育の一つとして、
子供たちと接していきたいと思う今日この頃です。
 
 
 
募金が完了したらまた皆さんに報告しますね。
今日もありがとうございました。