皆さんこんにちは、
六甲道校の北浦です。

昨日更新したのにまた!?
と驚かれた方、
すいません。

嬉しいことがあったのでつい。

基本的に週1回更新しつつ、
それにとらわれず思い付いたら更新することにします。


というのも本日加古川で授業の前に面談がありまして、
そのお母様から「いつもブログ読ませていただいています」と言っていただけました。

加古川校の保護者の方から言っていただいたのが初めてだったのでもう、
嬉し恥ずかし33さーい!!
という感じだったのですが、
(まなママありがとうございます!!)
面談終了時に「昨日のブログのお母様には話されるのですか?」と聞かれました。


実は昨日ブログを書いた後、
そのディスレクシアの疑いのある子のお母様に二者面談のお願いの電話をしたところ「今日大丈夫です」と言っていただけたので、
昨日面談をしてきました。


面談では感じたことを率直にお伝えしました。
怒られても仕方がない、
でももしお母様が気付かれていないなら伝えた方が絶対にその子のためになる、
そう思ったので勇気を振り絞りました。


結論から言うと、
お母様はやはり気付かれていました。
母の愛とでも言いますか、
やはり子供のことを一番に観ているのはお母様なんだなぁとしみじみと感じました。


小学校低学年の頃に違和感を感じ、
何度か病院に行って検査を受けていたそうです。

しかし8年前の当時の日本はまだディスレクシアという言葉も存在していない頃、
なんならLDという言葉さえも全くと言っていいほど一般的ではありませんでした。
多動性でも高機能自閉症でもない彼は「グレーゾーン」という言葉で片付けられていたそうです。

成長して自意識が高まるにつれ、
彼は「検査なんか行きたくない」と言うようになり、
結局検査には全く行けていなかったそうです。

(この症状の難しいところで、本人の自意識がしっかりしている以上どんなにお母様が「あやしい」と思って検査を勧めても、子供が思春期を迎える頃には「病院に行って検査を受けるのは恥ずかしいこと」と思って拒否することも多いのです。)


お母様に私の知りうる全てを伝え、
お母様の知りうる全てを伺い、
その上で私の想いを聞いてくださったお母様は涙を流してお礼を言ってくださいました。

今週の金曜日には本人を呼び出して話をします。
これまた非常にツラい思いをさせることになると思います。

でも、
この仕事を一生の仕事と腹に決めたとき、
これだけは守ろうと思ったのは「その子にとって絶対に必要と言えることをしてあげられる先生になろう」ということでした。

本人に伝えることは賛否分かれるとは思いますが、
少なくとも今のボクは彼自身が現状を理解して適正な処置を受けることが必要不可欠だと信じているので、
またまた勇気を振り絞って伝えてきます。

そしてその上で勉強の仕方、
志望校をその子と一緒に決めていきます。



よっしゃー!!
今週の残りも気合い入れていくぞー!!
みんなしっかり付いてこいよー!!!