みなさん、こんにちは。
六甲道校事務のよっしぃです。
寒くなりましたね。
先週六甲山を抜けるドライブで、
思いがけずきれいな赤・黄・オレンジの紅葉を見ることができてほっこり。
秋、息子の音楽会を前に、すごい機会がありました。
佐渡裕さん。バーンスタインの最後の愛弟子、世界的指揮者。
その佐渡裕さんが、なんと!!息子の小学校に指導に来てくださいました♪
去年うちの学校に来た音楽大好きな先生(転任式でギターを抱えて現れて替え歌を披露したり、保護者会には必ず保護者をも歌わせてしまうという面白い先生)が佐渡さんとお知り合いになり、
「まっつぁんの学校、見に行こかなぁ♪」
という、佐渡さんのもったいない一言で実現☆
人と人のつながりってホント不思議です。
とても気さくな佐渡さんが大好きだった私、大喜びで参観に行ってきました。
佐渡さんは小学校の時から縦笛が大好きで、先日もすごくなめらかに旋律を吹いてくださいました。
こども達の目はキラキラして釘づけ☆
佐渡さんの指導と指揮で、こども達が演奏する音も空気も一気に変わって、荘厳な
「木星」になり、鳥肌が立ちました。
佐渡さんは、小学校の卒業文集に「ベルリンフィルの正指揮者になりたい」と書いていたほど、小さな時から指揮者になりたいと考えていたそうです。
でも、具体的にどうやったら指揮者になれるのか、教えてくれる人も周りにいないまま、小学校では少年合唱団に入り、中学高校では大好きな縦笛から派生して吹奏楽部に入りフルートに打ち込み、大学でも芸大でフルートを専攻。
指揮については、まったくの独学のまま、オーディションに出るうちに、小澤征爾さんに見いだされ、バーンスタインの目にとまり師事。
そして、佐渡さん、昨年50歳の時に、ついに…
ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の正指揮者に抜擢され、長年の夢を実現させたのです!
「自分は指揮者になるには、かなりまわり道をしたと思うけれど、歌を歌っていたことで歌い手の気持ちもわかる、長くフルートをしていたことで指揮者の向こうで演奏する人の気持ちもわかる。まわり道をすることで得られたことがたくさんあって、それが僕の指揮に役立っている」
とおっしゃっていたのが、とても印象的でした。
まわり道にはムダなことは何ひとつないんだなぁ。
こども達にもいろんなことを経験してほしい。
そしてそれを糧に、最終目標をみつけて突き進んでほしい☆
今目標に向かって頑張ってる人も、まわり道中の人も、今どこにいるか定かでない私も…
みんな、ガンバロー☆