寒くなってきました。

すっかり冬を感じる毎日になってきましたが皆さんいかがお過ごし?

風邪なんか引いてない?

ノロウィルスとか大丈夫?


息子が嘔吐と下痢をするようになって戦々恐々としている六甲道校の北浦です。

ご機嫌麗しゅう。



さて、

ここのところ医学館の教え子から借りた本を読んでいました。

徳洲会病院の創始者、

徳田虎雄氏の「ゼロからの出発」という本です。


ご存じない方も多いかと思いますが、

日本で最も大きな医療法人グループを、

奄美諸島の中の徳之島という小さな島の農家の息子ながらゼロから作った人が昭和60年頃に書いた本です。

(なんと本人のサイン入り。ゆずる君貸してくれてありがとう。)


この徳田虎雄氏、

現在ALSという難病と闘いながらもいまだ陣頭指揮を執っているという、

まさに執念ともいうべき生き様の人なんですが、

読んでいて感じたことが多々あります。

彼がこの本を通じて言いたかったこと、

それは“達成できない目標は無い”ということだと思います。



皆さんが持っている夢・目標は何でしょうか。

その夢・目標に向かって皆さんは今何をしているでしょうか。

私の担当する六甲道校では、

まず最初にその人なりの目標を設定します。


夢がなくとも「○○点とりたい」などの目標だけでもまず立てます。

そしてその目標に向かってどうすればよいかを考えます。

動機は何でもOKです。

「かっこいいから」

「周りからすごいと思われたいから」

「もてたいから」

全てOKです。


その先に立派な夢があればなお良しですが、

現時点では別に無くても全然良いです。

これから見つければいいだけの話です。



目標がなければ人は頑張れないものですが、

逆に言えば目標が真に目指したい姿なのであれば、

それは必ず達成できるということです。

達成できない目標、

それはきっと「さほど達成したいワケではない目標」ということなのでしょう。



受験生の皆さんの目標は分かりやすいですね。

恐らく“志望校合格”でしょう。

そんな受験生の皆さんに言っておきたいことがあります。


これからの季節は今までとは少し違います。

受験生の皆さんにとってみればその目標が達成できるかどうかはもう目前なのです。

普段どれだけ本気になれない人でも、

この時期は大抵エンジンがかかっているものです。


そしてエンジンがかかり始めた今、

どれほど真剣に取り組めるかでまだまだ目標達成の可否は変わってきます。


受験まであと2か月しかないという人ももう一度生活を見直してください。

2か月ということは60日以上あるということです。


毎日の生活の無駄な時間、隙間時間を全て勉強に充てることができたとすると、

多くの人はまだ1日3~4時間は勉強時間を増やすことができると思います。


仮に無駄な時間を削り普段より3時間多く勉強時間を執ったとすると、

3時間×60日で180時間。


日にすると7.5日です。

2か月よりもさらに1週間長くなるワケです。


もし勉強時間を5時間増やせたとすると、

5時間×60日で300時間。

12.5日になり、

2週間近く伸ばすことができるのです。

24時間勉強だけをする日がそれだけ増えるんです。



時間が足りない!

そう思う人はもう一度自分の毎日を見直してください。

まだまだ無駄な時間はあります。


周りから「無理だ無理だ」と言われている学校を目指す人も、

これからの時間の使い方次第でまだまだ不可能が可能になります。





あと少しです。

一緒に頑張りましょう。