こんにちは。

土曜日ということで上月が担当します。


先日、中央線に乗り込んでドアが閉まった途端、

周りの人の携帯から一斉に地震速報がなり始めました。


幸い電車は通常通り動いたのですが、

「こんな箱状のものに閉じこめられたまま地震だなんて…」

と、一瞬恐怖に襲われました。


ほんの一瞬。5秒程度の恐怖です。

それでも、自分の身に何か起きるかもしれない…と数秒先を真剣に恐れました。


「地震は恐ろしい」ことを実感した出来事でした。


 * * *


動物も地震に対して色んな反応を示すようです。


犬の場合、犬種によって地震に対する反応が大きく異なる…と耳にしたことがあります。

ある種類は地震に対して敏感なのに対し、ある種類はあまり地震に反応しない…という違いがあるとか。


ある友人によると、「地震が来ると吠えるようになった」

別の友人によると、「我が家の犬は地震が来てもあまり反応しない」とのこと。

前者の友人の犬はまさに“地震に敏感な犬種”で、

後者の友人の犬は“地震に対して反応しない犬種”でした。


前者の友人は、吠え方のひどさから、飼い犬が地震へかなり恐怖を感じているみたいだ…と話してくれました。

地震の影響は、人間だけでなく、日本中の生き物をも巻き込んでいるようです。


「あの時は毎日余震があったね…」と話すことができるくらい、

早く、“今”が過去になってくれれば良いのに、と思います。


 * * *


『三国志』はまだ3巻の真ん中です。


ストーリーとは関係ないのですが、読んでいてたまに面白いのが、

怒っている人の髪の毛が逆立つ…という表現がよくあることです。


高校時代、古典の先生が漢文を解説しながら教えてくれたことが頭をよぎります。

「『怒髪天を衝く』という表現があるんだよ、昔の中国の古典は大げさでしょ?」とおっしゃっていたのです。


怒髪天を衝く

…激しい怒りのために、逆立った髪の毛が冠をつきあげること。


これ以外にも、大げさな表現をいくつか当時習ったので、

また似たような表現があったらチェックしてみようと思っています。

少し、高校時代の古典の復習ができました。


上月四つ葉