おはようございます。

土曜日ということで、記事は上月が担当です。


昨日の地震の影響はすごかったですね。


ちょうどお昼時で飲食店にいた私は、目の前の照明がぶらんぶらん揺れているのを目にし、

最初は「いつも程度の揺れかな」と軽く思っていたのですが、その揺れの長さを怖く感じていました。

次の余震の時はちょうどお手洗いに行ったところだったので、かなり焦り…

そして家に帰ってみると、自分の部屋の家具の配置が朝と異なっていました。

何回も余震がきて、東京にいながらも怖い思いをさせられましたね。


不幸中の幸いと言えるのは、

友人が私にプレゼントしてくれたマグカップを机の上に置いて出発していたにも関わらず、

それが全くの無傷だったことでしょうか。

2つほど、我が家のコップは犠牲になっていたのに。


 * * *


私の両親は共に兵庫出身なので、親戚は皆兵庫県民で、

阪神・淡路大震災について教えてくれます。


その中で父方の祖母が教えてくれた話がとても印象的です。

まず、朝、大きな縦揺れでベッドから身体が跳ね上がり、そして揺れる。

立てることができないほどの揺れが続いたと言っていました。


「これだけの地震だから…」

前日のお風呂の残り湯が何かに使えないか?と、

浴槽の蓋をあけてみると、前日には確かにあった残り湯が全くなかったそうです。

つまり、揺れで浴槽から残り湯が全て無くなった、ということです。


Y字型の3つに分かれているマンションなのですが、そのうち2つの建物が横にずれたそうです。

建物が壊れる…というのは、今テレビでも放映されている風景で分かりますが、

建物がずれるというのもかなり恐ろしいなと思います。


 * * *


普段は小さな地震しか経験しないから、地震を軽く見がちになってしまいますが、

本当に「いつ」「どこで」起こるか分からないことを考えれば、

次に備えて地震について知らなければならない知識が多いことに気付かされます。


ちなみに、地震や火事といえば、小学校で習う

「お(おさない)・か(かけない)・し(しゃべらない)・も(もどらない)・ち(近づかない)」がお馴染みですが、

(“ち”の部分は地域差もあるようですね。私は転入生から教わりました。)

私の両親は知らなかったようです。

地域差なのか、それとも当時はこの標語がなかったのか。

地震の時に、きちんと落ち着いて、この通りに行動できるようにならないといけませんね。


それでは、私も少し配置が変わってしまったところを直しにかかります。

本棚から本が迫り出したり、教科書タワーが崩れていたり、キャスター付きの家具が移動していたり。

自分の部屋には反省点が多そうです。


上月四つ葉