ヤナさんの森の生活 | Magical Earthing Life ー宇豆米一家の地球と人生の発酵ノートー

Magical Earthing Life ー宇豆米一家の地球と人生の発酵ノートー

森羅万象波動醗酵研究所「宇豆米屋」妻が綴る、八百万のSpiritと共に生きる夫婦二人三脚な人生の軌跡。
全ての生命の輝きがスパークする〝地球の発酵〟自らの魂が輝き周囲に伝播する〝人生の発酵〟が天の一八十を開きます。
宇宙の中心のメはいつもあなたのなかに。

しばらくぶりの更新です。

 

 

一年と八ヶ月のカナダ暮らしを経て

春に日本に帰ってきてから

いろいろな変化がありつつも

めっきりアウトプットをおろそかにしていました。

 

 

特にこの夏は過渡期といいますか、

個人的に重かったように感じています。

 

 

このままひっそりと閉じてしまうのかしら⁉︎真顔 とも思いましたが

リハビリを兼ねて細々と続けていこうと思います!

 

 

実はカナダに行く前は

地元の小さな町の古本カフェで長く働いていたのですが、

 

ふとそんな懐かしい古本の匂いが嗅ぎたくなって

先日は約2年ぶりに今住んでいるところから近所の古本屋さんを訪れました。

 

 

英語圏に暮らしているあいだに日本語の本から離れてしまい

帰ってきた今も、前ほど本は読まなくなってきたのですが

(だからと言って英語の本も読んでなかったですが)

 

狭い空間に無限大に広がる知識と経験の海に飛び込んだとき

 

今の自分がいったい何に反応するのかが

純粋に知りたくなったのです。

 

 

まず目に止まったのは

マヤとインカの神話の本。

 

 

日本の民俗学者で国語学者で

言靈についても研究されていたという

折口信夫さんの難しそうな文庫本。
開いてすぐ閉じちゃいました…

 

 

桶や樽や柄杓や釜など、

古くからの日本の道具の神秘的な意味の側面が辞典のように書かれた本。

 

 

やっぱりそのへんなのか……真顔

 

 

と勝手に納得しつつ

 

昔なら単なる収集欲から買ってしまっていたかもしれない本も

心から反応したもの以外を選ぶことは

今の自分にとってはそんなに必要がないと知っているので
簡単には誘惑にまけません。

日本の道具の古本とか後から怖くなって一人で開けなくなりそうな予感。

 

 

 

そして、店内全体を一周して
 

最後に目に止まって購入したのが

なんだかカラフルで明るいエネルギーにあふれたこの一冊。

 

 

 

 

『ヤナの森の生活ーハワイ島の大地に生きる』。

 

最初のページをめくって目次を眺めていたら
‟レインボーギャザリング” の章があったのが
購入の決め手に笑。

 

私と夫はまだ参加したことはありませんが
さすがはヒッピータウンと呼ばれていた街、
住んでいたカナダのネルソンでも
近所の人々からその噂はよく聞きました。


 

著者のヤナさんは

フランスのパリで生まれ育ち

 

若い頃は世界中を旅して

いろいろな場所で生きるための知恵を学んだのち

 

ハワイ島のジャングルと溶岩地帯にある

自分にとって楽園と呼べる土地をみつけて

 

何もないところからコツコツと


5人のこどもたちの子育てをしながら


シングルマザーになっても

同じ地域で暮らす愉快な人々と助け合いながら


理想の暮らしと生き方を創造してきたという女性。

 

 

自然の風が吹き抜け

森とひとつなぎになったヤナさんの素敵なおうちには

壁も床もなく、天井もタープのみ。

 

 

けれどそこは

 

森や土の香り

雨の音

火のあたたかさ

 

大自然の恵みやリズムと共に在り

 

手作りの家具や色とりどりに飾られた布で飾られた空間は

人の手が紡ぎ出すぬくもりやアートにあふれている。

 

 

ヤナさんの人生は

夢や不思議な体験を含む啓示と共に

この場に導かれてきたそうです。

私も夢を通してたまにメッセージを受け取ってたまげることがあるので深く共感しました。
 

 

秋晴れの早朝に読み始めたら一氣に読んでしまって

 

日本の空氣に慣れ戻っていくにつれて

小さな不安や誰かの意見、想像上での勝手な思い込みから

 

また知らず知らずのうちに

自分のなかに作ってしまっていたさまざまな制限が

 

私がみていたい世界の景色、生きたいと思っているはずの人生にとっては

実に無意味で、取るに足りないものに思えてきました。

 

 

どこにいたって  どんな状況だって

 

世界をどうみて捉えるかは

 

いつも自分自身の選択でしかない。

 

 

もし、今の自分の心が

ごく自然に反応する理想の生き方や未来図が

 

今みている現実とは

かけ離れたもののように感じるとしても

 

私は私の人生で見たい景色をしっかりと見据え

 

信じ抜き

 

そのすべての過程すらも楽しみ

 

生きればいいのだと。

 

 

いつかこの地球のどこかで

最高最善のタイミングで

必ずその場所に辿り着けるから

 

心に今、思い描くことができている。

 

 

 

以下に本の一節を引用します。

 

 

 

私がまだ幼かったころ、よく聞かれたことがあります。

 

「大きくなったら、何になりたい?」

 

その質問を受けるたびに私は思っていました。

 

「私は私でありたいわ」

 

その頃からずっと私は、私らしさを探す旅を続けてきているように思います。』

 

 

 

『だから私は、朝いちばんに自分のための時間をもち、お茶をいれて座るのです。

 

リラックスして、自分の心が何を感じているのかをよく知るためです。

 

自分自身との調和をとることを、自然と調和したくらしをすることと同じように大切にしています。』

 

 

 

『人生とは私たちの思いが最初にあって、それが目に見える形として表れることで、はじめて体験することができます。

 

本来はすべての人間に、創造を現実にする力が与えられています。

 

私たち一人一人がマジカルな存在なのです。そのために生まれてきたのです。

 

いま、ここに、こうして生きていられるということは、いつも、必要なものはすべて与えられているということです。

 

心配するのはやめて、どんな世界にくらしたいのかを、想像してください。イメージしたものを創造してください。

 

 

 

『それは選択です。私たちは、意識的にしろ、そうでないにしろ、目の前に現れた現実をどのような視点で感じ取るかは、実のところ一人一人が選択していることなのです。

同じ時に横に座って同じ景色を見ていても、感じていることはまるっきり違うのです。』

 

 

 

どことなくネルソンで出会ってきた人々や

文化を思い出させてくれる

ヤナさんの生きざまや暮らし。

 

 

ハワイ島もぜひ訪れてみたい場所のひとつです。

 

 

氣になった方はぜひ図書館でさがしてみてくださいねキラキラ

 


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大好きな金木犀の香りを一日中楽しんでいたいこの頃です。