久しぶりに本をたくさん買っています。
本屋さんで買うものもあればネットで買うものもあり。
秋という季節だから、というよりも、
長距離の移動に備えての準備、かな。
少し前に読み始めた谷崎潤一郎さんの「春琴抄」が私を文字の世界に再び引き寄せたのかもしれません。
この「春琴抄」、
始めはとても読みにくく、何度か目を戻さなくてはいけなかったのですが、
だんだんとこの文体に慣れてくると逆にそのリズムが心地よくなってきて。
自分の中にはない愛の形に、ほぅっと感嘆のようなため息が漏れてしまいます。
まだ途中ですけれど。
こんな風にただの文字がその並びによって世界を作り出し、
それを楽しむ時間を持つと、
いつか自分も、と思います。
毎年、毎年の、目標。
今年こそは。
あと3ヶ月とちょっと。
「春琴抄」は小説ですが、
写真の本は全てエッセイですね。
エッセイって言っていいのかな。
物語ではない話。
そういうものに惹かれるようです。
先日、クイズ番組に出演させていただくにあたり、
久しぶりに毎日勉強しました。
夜、家族が寝たあとベッドを抜け出し、
明かりの下、ノートを広げて。
知識が増えていくことが快感でした。
1つ知ると、さらにその先が知りたくなる。
そうやってどんどん知識が増えていくのでしょうね。
その時間の成果は・・・、うん、まあ。
時間は作るものだということにも改めて気付きました。
なんだか最近、たくさん寝ることもできなくなってきたので、
起きちゃうのよね、
寝続けられるってすごいのね、
だからね、
そんな風に時間を有意義に使っていこうと思っています。