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"8月の家族たち"
先日見た映画です。

原題は August :Osage County。
アメリカオクラホマ州オーセージ郡 8月。
ということですよね。

父親の失踪、そして死により、
家族が再び‘家’に集まり、
それぞれ抱えている問題があらわになり、
それぞれ抱えてきた感情が激しくぶつかり合い、
そして・・・
という物語です。

その展開は韓流ドラマもびっくりするくらい、
一つの家族にここまで事件が起きるかって、
いや、だからこその映画でしょうが、
そんな揺れ動きまくりの人々の姿はどこか愛らしくもあり。

私、思っていたんです。
家族って大変だなって。

まあ、そもそも、生きるって大変、
と思っている人間ですから。

家族は、素直に、大切な存在で愛情もあるけれど、
そうでなくてはいけないという社会的?人道的?な考えに圧力をかけられているようでもあり、
うわべで付き合うのはとても悲しいけれど、
本当に寄り添うにはとても覚悟がいるもの。

一応言っておきますが、
私の家族、普通の家族だと思いますよ。

私の家族論の説明はややこしいのでその辺にして、
とにかく、
そんな私には、ズシンとくる映画でした。
また、出演されている方々の豪華なこと。
英語がもっと理解できれば、
もっともっとこの時間を堪能できたはずなのにと、
まだまだ未熟な自分の英語力が悔しかった。

客層はとても高かったです。
50代60代、みたいな。

ふぅ~、とこの映画の余韻を味わえる私は、
そこそこいろんな経験をし、心を動かし頭で考えてきたのだと思えました。