トースター、焼かれる。
皆さま。
普通に生活していて、トースターがいきなり発火したことはありますでしょうか?
週初め、我が家のトースターが突然発火しました。
夕食時。
完全オフだった私は、晩酌しながら美味しい物でも食べようと、ルンルンで料理をしておりました。
トースターでピザを焼きながら、フライパンで調理していると、
『ボンッ!』
という音が、すぐ真横から聞こえまして。
ん?(・-・)
と、横を見ると、
、、、トースターの中が火の海やん( ゚д゚)!!!
第一声は、悲鳴でも何でもなく、
『、、、え?』
でした。
人間、予想を超えた状況に置かれるとパニック起こすより、思考が停止してしまうんですね。
さて、、、どうしよう。
うなぎの寝床のような細い廊下の真ん中で燃えるトースター。
電源を切るにも、タップはトースターの向こう側。
濡れタオルをかぶせるにも、タオルはトースターの向こう側にある部屋。
水をかけるにも通電したままだし、表面にかけたって意味ないし。
ならば! と、トースターの蓋を開けてみると、
ブワッッッ!!
はい、バックドラフト!
トースターのすぐ横には、ハンガーラックがあり、コートがわんさかかかっている。
『こ、これは、、、無理だ』
そう判断した私は、裸足のままマンションの廊下をダッシュ!
消化器を抱えて部屋に戻ると、いまにもどうにかなりそうな『ボーボートースター』に向かってブシャーッ!!
き、消えた、、、。
が、今度は消化器が止まらない!!
あれ、一回出しちゃうと、最後の一滴(一粉?)を出し切るまで止まらないのね( ゚д゚)
で、まあ、火が燃え移るのは食い止めたものの、、、。
部屋中が、まピンク!
粒子が細かいため、電化製品、押入れの中まで入っちゃって、なんとか最低限の生活ができるまで戻すのに、不眠不休で掃除をし続けて、丸二晩かかりましたとさ。
今現在もまだ、粉々ゾーンがあちこちにのこったままです。
火事にはならなくて、ほっんとよかった。
だかしかし、消火剤がこんなにも厄介なものだとは思わなんだ。
『なんで水かけなかったの~』
だの、
『濡れタオルをさ~』
など言う人もいたけども。
『んなこたぁ、わかっているわ( ゚д゚)!』
しかしとりあえず、必要な物や事はすべてトースターの向こう側だったし、もしもうまく消えなかった場合、環境的に一気に火が回るのは目に見えていたし、ならもう、確実に消える消火器でいいやと思ったわけです。
自分なりに、冷静に判断したつもりなんだけどなー。
というわけで、今週のほとんどは部屋の掃除で終わってしまい、いろんなスケジュールかぶっ飛んだのでした。
手伝ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。
1人じゃ絶対無理でした。
私がお金持ちになったら、美味しい食事と、超安全なトースターを買ってあげたいと思います。
おしまい