ネパール活動家 筋田雅則さんとの出会い

 

ネパールで一緒に活動しているネパール人のミナちゃんの紹介で出会った筋田さん。

 

 

 

10年以上前から岐阜ネパール会という名前でボランティア活動をされ、村の貧困層の方々をサポートしたり、ネパールに「銀杏旅館」という世界中の方々が日本の文化を感じたり学んだりする、コミュニティの場を作っていました。

テレビ番組の「こんなところに日本人!」にも出演されていました。

筋田さんは3年ほど前に亡くなってしまいましたが、筋田さんに出会ってから、今まで多くのことを学ばさせていただきました。筋田さんが病気で辛い時も、村で困っている人たちのために力を尽くしていました。

筋田さんは生前に私に「ネパールの村の方々に仕事がないので、お金が回らない、だから仕事ができるような機会を作ってあげてほしい。貧困のため学校にいけず困っている子供達もたくさんいるから、お金が持続的に周り経済が発展する制度を作ってほしい」と言いました。私はできる限り筋田さんの意を受け継ぎ広めていきたいです。

 

 

 

 

 

ネパールの首都であるカトマンズから車で約4時間離れたところにある筋田さんが活動してきたラムチェ村。

 

 

私たちにとって当たり前の存在だった給食ですが、280名の子供たちが通うラムチェ小学校給食があるのは小学3年生までで、給食のメニューは豆の炒め物だけ。

子供達のお昼ご飯は1食20円。お腹いっぱいになるはずのない内容でも「お腹いっぱい!美味しい!」と言って笑いながら頑張って勉強に励む子供達を見てきました。

日本では、栄養豊富な給食で、残食も多く捨てられている。

まず栄養のある給食でネパールの子供達の夢を応援していきたい。

 

村には家畜の世話、農業、子守をする子供の姿が目立ちます。

まだ4,5歳の子供たちが山のふもとから水をくんできたり、家畜の世話、農業が忙し

ために学校にいけない子供たちも多くいるのが現状です。

 

また、子供たちが学校に行きたくてもその親たちは、なぜ子どもを学校に行かせる必要があるのか、学校に行かなくて良いじゃないかと考える親も多くいます。

 

学校に行かない子供たちを減らすために、まず給食を提供し、心とからだが満たされた状態で勉強できる環境を作っていきたい。