せともん屋のおっさんの日記 -5ページ目

彼岸入り

朝早く弁慶市へ。

毎月第3日曜日は扇ヶ浜のカッパークで開催されていますが、

今日は天気予報の関係で武道館下のピロティ―で。

イベントもあってか、大変な賑わいです。

 

それから、春の彼岸の入りということでお寺へ。

 

「生き死には 天にもありて 星流る」

 

とはいうものの、まだまだ世俗に執着しています。

煩悩は尽きません。

 

 

 

「平家物語」(アニメ)

「平家物語」(アニメ)  ☆☆☆  

 

先日、古川日出夫訳の「平家物語」を読み、たいへん面白かったので、

古川日出夫訳の「平家物語」を原作とした、アニメ「平家物語」

 

2年前にフジテレビで深夜放送されていたらしいのですがそれは見逃していました。

監督、山田尚子、

11話連続で、1話は30分もありません。

 

平家絶頂から、その滅亡まで。

主人公には新たに琵琶法師の少女「びわ」

 

物語を読むのと違い、

アニメで見るとその人物像が明確になり、人間関係もよく分かる。

 

画がすばらしい。

 

平家滅亡の鎮魂、祈り、、、

 

2回、見てしましました。

 

それほどに面白い。

 

HPより拝借

「平家物語」

「平家物語」(1、2、3、4)  古川日出夫 訳  河出文庫  ☆☆☆  

 

前々から一度読んでみたいと思っていたものの、

原文ではとてもとても歯が立たないと思っていたら、

古川日出夫の訳に出合いました。

 

曰く、

・平家には多くの人間の手が加わっている。

・軍記物語とはいうものの、政治、政治、政治、宗教、恋愛、そして合戦。

・平家は語り物である。

 

「1」

『この平家の一門ではない人間なぞ、そもひとの数のうちにも入らぬわ』 

という平家の絶頂から物語は始まります。

祇王のお話が泣かせます。

鹿ケ谷、

俊寛。

 

「2」

以仁王の令旨、

頼朝挙兵、

富士川の合戦、

奈良炎上、

清盛の死、

木曽義仲、

『あはれなり 老木若木も 山ざくら おくれさきだち 花はのこらじ』

 

「3」

義経、

木曽の最期、

一ノ谷の合戦、

その合戦でのそれぞれの平家の武将の最期は圧倒的な語り。

 

「4」

屋島の戦い、

壇ノ浦の戦い、

義経の都落ち、

平家滅亡、

壮大なレクイエム。

 

語りがすばらしくて読みやすく、たいへん面白い。

 

昨年「鎌倉殿の13人」を見ていたので、

物語の理解に大いに助けてもらう。

 

武蔵坊弁慶、熊野の別当湛増、田辺の新今熊の社、鶏合も語られ、

当時、熊野信仰が好まれたのもよく理解できる。

また中国の古典もところどころ顔を出します。

 

古川日出夫訳の「平家物語」を原作としたアニメがあるといいます。

次はそれかな、、、

 

珈琲茶碗展

3月2日(土)から3月31日(日)まで 

ほしかや陶器2Fギャラリーにて 

 

 

 

コーヒーカップ、マグカップが約250点。

有田焼、波佐見焼、萩焼、京焼・清水焼、信楽焼、伊賀焼、九谷焼、、、

喜多浩介、箱崎竜平、小辻真一、富増彰良、小山研一、、、

ウエッジウッド、大倉陶園、ノリタケ、、、

全国各地の焼き物の産地から、また個性的な作家の作品が並びます。

 

ホワイトデーのプレゼントや、

退職の記念品やお祝いの品物に、

また、

マイカップのひとつにいかがですか。

 

 

 

少しですがこちらからもどうぞ。

コーヒーカップ : http://www.hoshikaya.com/coffee.html

マグカップ   : http://www.hoshikaya.com/mug.html

 

 

 

「木村蒹葭堂と紀州の文人たち」 その2

今回の特別展に私のところから出ている貝類標本です。

いつもは田辺市立歴史民俗資料館に寄託しています。

 

昔から家にあったのは知っていたのですが、

7、8年前に市の文化振興課の職員さんが別件で見えられて、

何かの拍子に貝の標本がありますかと尋ねられて、

ええありますと、、、

 

それまでは木村蒹葭堂という人の名前も知らなかったのですが、

曰く、

「浪速の知の巨人」 ともいわれる人で、

江戸時代中後期の人で田辺とも交流があって、

その日記の中で貝の標本を見ていると書かれていると。

 

それやこれで品物を渡して調べてもらうと、

木村蒹葭堂の 「奇貝図譜」 の挿絵の中に、

紀州田辺の玉置喜市所蔵の貝の挿絵があって、

その何点かは貝類標本の中にあるものと同じであると、、、

 

とはいえ、

わたしのところでもネコに小判で、家で大事に取っておくのもどうかということで、

歴史民俗資料館に寄託していたのですが、それが今回日の目をみたということです。

 

今回、同じような貝類標本が浄恩寺さんからも展示出品されています。

ちなみに私のところは浄恩寺さんの檀家となっています。

 

貝の価値はよく分りませんが、

貝を収めていたひも付きの箱は6段の重ね箱になっていて、

何の木かは分かりませんが、なかなか立派な木箱に収まっています。

 

「木村蒹葭堂と紀州の文人たち」

 

田辺市立美術館で、

2月10日から3月24日の予定で開催中とのことで、

見に行ってきました。

 

美術館のHPには、

『「なにわの知の巨人」とも評される木村蒹葭堂(1736~1802)の研究活動と、文人画家としての足跡を振り返り、交友のあった紀州の文人墨客の作品を展観する特別展を開催します。』

とあります。

 

ちょうど今日は学芸員さんの展示説明会もあって、

お話を聞かせてもらいました。

 

木村蒹葭堂と交流のあったという、

桑山玉洲や野呂介石の作品もいくつか展示されています。

 

また、

『本展では、こうした博物学者としての蒹葭堂の活動を、のこされた日記や彼が調査した田辺の貝類標本などでうかがい、その上で蒹葭堂の漢学の深い素養が発揮された文人画家としての活動を作品とともに紹介します。』

とあり、

その田辺の貝類標本がわたしのところから貸し出されていて、

少し興味もあって見に行ってきた次第です。

 

美術館のHPより

予告 「珈琲茶碗展」

 

毎年恒例の「珈琲茶碗展」を

3月2日から3月31日までの予定で、

ほしかや陶器2Fギャラリーで行います。

 

一昨日、白井スタジオさんでDMに使う写真の撮影をしていただきました。

今回の写真は小山研一さんの作品で、

1月末に滋賀県の高島市まで行っていただいてきたものの中から選んでみました。

 

今月末にかけて九州の有田、山口の萩、岡山の備前、京都、信楽、九谷から、

そして箱崎竜平さん、喜多浩介さん、小辻真一さんの作品が入荷の予定となっています。

 

「珈琲茶碗展」ではマグカップ、コーヒーカップが約300点近く並ぶ予定となっています。

記念品や贈り物に、またマイカップのひとつに。

ご期待ください。

 

ちなみに上の写真は私が記録用に撮ったもので、

プロの写真ではありませんので、あしからず。

イチジュノバイカ ムショクムコウ

 

梅の花の絵に、

「一樹梅花 無色無香」

 

季節の掛け軸で、

木(樹)に梅の花が咲いている

花は白色(無色)で香も少ない

 

出典がわかりません。

そして「無色無香」の意味ももうひとつよく分らず、

何か深い意味でもありそうな。

 

もっとも、梅の花にも白色で香の少ないものもあるとはいいますが、、、

 

田辺の梅林もみなべの梅林も梅の花は見ごろだといいます。

今年はいつもより早いようです。

バレンタインギフト

2月14日のバレンタインデイ。

チョコレートと何かと考えているあなた。

 

お酒の好きな方へは、焼酎カップ、ビアカップ、ハイボールグラス、、、

コーヒーが好きな方へはマグカップなどいかがですか。

 

有田焼の焼酎カップ

オンザロック、水割り、お湯割りに。

左から、4,180円、5,500円、1,980円

 

薄づくりビヤーグラスセット

クリスタルガラス

ビールの種類に合わせて、「香」「泡持ち」「のどごし」を愉しむグラスを選べます。

4,400円

 

薄づくりハイボールグラスセット

薄い口づくり、少し開いた形状で、ハイボールののどごしが愉しめます。

3,850円

 

信楽焼マグカップ

ザクっとした個性的なカップ

3,300円

 

他にもいろいろと取り揃えています。

一度ご覧になってください。

ひな人形

3月3日は桃の節句の雛祭り。

かわいいお雛さまがたくさん入荷してきました。

 

 

 

・陶器  : 京焼・清水焼、信楽焼、美濃焼、瀬戸焼、ウエッジウッド、、、

・ガラス : 奈良ガラス工房

・ちりめん

・張子

 

お人形だけでなく、タペストリー、飾皿、抹茶茶碗、、、

 

初節句のお祝いや内祝いに、また季節のインテリアに。

コンパクトな置物なので置く場所を選びません。

玄関のちょっとしたスペースや、お部屋の棚の上に。

 

こちらからもどうぞ。

http://www.hoshikaya.com/hina.html