「真田武士心得〈三〉柳生純情」
「真田武士心得〈三〉柳生純情」 井原忠政 文春文庫 ☆☆
関ヶ原の戦いの後、真田昌幸と信繁は九度山に幽閉され、
主人公の鈴木右近は沼田の真田信幸の元で九度山詣でをすることになる。
さらに右近の師匠・柳生宗章の娘・紗良と結婚。
『異質な相手を 「理解不能」 と首を振るか、その異質性を 「面白い」 と楽しむかで、
夫婦の未来は大きく変わってくるものだ。』
「剣禅一如」 の提唱者である臨済宗の僧・沢庵が主人の公右近に何くれと関わってくる。
『無念無想とは、宗教的な悟りや覚醒にあらず。心頭を滅却し、獣の本能を目覚めさせる境地と……』
師であり、義父の柳生宗章は米子でお家騒動に巻き込まれ死亡。
『漢はな……いつも光っておる必要はない。生涯に一度、ここ一番で輝ければそれでええんや』
二十歳になったばかりの右近の物語はまだまだ続きそうである。
「木挽町のあだ討ち」
「木挽町のあだ討ち」 ☆☆☆
ようやくやっと、先週より田辺でも上映開始。
昨晩、奥さんといっしょに見に行ってきました。
永井紗耶子さんの原作の 「木挽町のあだ討ち」 が、ミステリー小説であり、人間ドラマであれば、
映画 「木挽町のあだ討ち」 は、極上のエンターテイメントで楽しませてくれます。
原作を先に読んでいたので、映画はどんな具合になるのかと思っていたら、
原作の大事なところは損なわず、さらに映画らしく楽しめるように手が加えられていています。
そうくるか、と。
芝居小屋の雰囲気が素晴らしく、さらにそこに係わる様々な人々。
「仮名手本忠臣蔵」 からの仇討。
仇役の北村一輝がよく、
その仇を討つ長尾謙社、衣装係の高橋和也、、、
山口馬木也は最近よく出てきます。
悪者をやらせたら石橋蓮司。
もう一度見てみたいと思っています。
五月人形
5月5日は端午の節句
かわいい五月人形がたくさん並んでいます。
陶器 : 京焼・清水焼、薬師窯、豊大窯、ウエッジウッド
ガラス : 奈良ガラス工房
布 : ちりめん、麻
紙 : はりこ
兜、武者人形、鯉のぼりの置物だけでなく、飾皿、タペストリー、抹茶碗、箸置、、、
初節句のお祝い・内祝いに、また節句のインテリアに。
どれもコンパクトな置物なので置く場所を選びません。
玄関やお部屋のちょっとしたスペースに飾ることが出来ます。
こちらからもご覧いただけます。
http://www.hoshikaya.com/gogatsuningyou.html
「木挽町のあだ討ち」
「木挽町のあだ討ち」 永井紗耶子 新潮文庫 ☆☆☆
源孝志監督・脚本による映画「木挽町のあだ討ち」の評判がたいへん好く、
2月27日には劇場公開されてはいるものの、田辺ではまだ予定もたっていません。
それではと永井紗耶子による原作を手に取ることに。
2023年直木賞・山本周五郎賞受賞作品。
時代は江戸時代後期、昨年のNHK大河ドラマ「べらぼう」とほぼ同じ時代。
場所は江戸木挽町の芝居小屋。
2年前に起こった仇討の真相を探りに来るところから物語は始まります。
証言するのは、
吉原生まれの元幇間の木戸芸者、元御徒士の立師、穏亡に育てられたみなしごの衣装係、元職人の小道具係、
そして元旗本の戯作者。
みんな世の理から見放されて、はじき出されてこの芝居小屋に転がり込んできた面々。
その彼らが、仇討の主人公・菊之助に心惹かれいく。
いまだ武士の理を引きずりながら仇討を立てているその様子に。
木引町の仇討の真相が明らかにされた時、
思わず「おおっ」と声を上げて、表紙のタイトルを確認してしましました。
語り口は心地よく、読後感良し。
『時には誰かを信じて頼るという勇気も要るということだ。
何もかも背負う覚悟は勇ましいが、それでは何一つ為せないのだと気付かされた。』
文庫本表紙
そしてその文庫本に掛かっている帯が、
なんと全面で、映画のシーンになっています。
京都
高台寺から見た京都の町並
朝イチ、家族で京都へ。
山科で問屋さん2軒ごあいさつをして商品を受けとします。
京都のまちなかへ入って夏物の受注会。
雷様のはりこ、ほか金魚、かえる。
団扇。
のれん、タペストリー、印伝、むじゃ鬼、風鈴、、、
仕事はここまで。
表千家北山会館
「表千家十五代家元 猶有斎 襲名茶事の跡見展」
すばらしい茶道具の数数、、、
・水指 伊賀耳付 如心斎銘 大黒柱
・茶碗 ノンコウ作 江岑銘 稲妻
・茶杓 覚々斎作 共筒 銘 蟻遠し
美味しいお菓子とお茶をいただきました。
またその横の部屋にあった、組立式小間がなんともオシャレで、、、
お昼は近くのお蕎麦屋さんでニシンそばをいただきました。
買い物に付き合ったあと、
丸山公園から高台寺まで歩きましたが、桜はすでに吹き飛ばされていました。
外国の観光客の多さに驚き、
さらに着物を着た外国人の多さに驚き、
さらにさらに貸衣装屋の多さに驚いた次第です。
19時過ぎには帰ってきました。





















