せともん屋のおっさんの日記

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迎え火

 

ここしばらく長男が世話をしていましたが、

今年からまた私が松明を焚いています。

 

13日、14日、15日と迎え火をします。、

ご先祖さまが迷わずに帰って来るように、

家の前で焚きます。

 

15日は迎え火を焚いた後、しばらくしてから送り火を焚きます。

地域によって、また家々によってやり方は変わるようですが、

心は同じようなもんでしょう。

「隠蔽捜査7 棲月」

「隠蔽捜査7 棲月」   今野敏   新潮文庫   ☆☆

 

『希望的観測で手をこまねいているわけにはいかない。

特に指揮官は一手先を読まなければならない』

 

原理原則の人、スクエアな竜崎伸也。

そんな竜崎の大森署署長としての最後の事件。

 

サイバー犯罪が連続して起こり、

それと同時に少年のリンチ殺人事件が発生。

 

タイトルの「棲月」にあるように、キーワードは、「月」

 

四角四面な合理主義者ではあるものの、

まわりの信頼に支えられて、大森署での経験は、読んでいてホッコリするものがあります。

 

シリーズ第7話、

安心して楽しめます。

 

『公務員は、与えられた立場で自分の能力を最大限に発揮するように努力する。ただそれだけです。』

『上に行けばそれだけ偉くなる』

『偉いのではありません。やれることの権限が増えるだけです。我々は国民のために働いている。偉いのは国民です』

 

 

サマーセール

8月1日から8月15日まで、

ガラスの器と夏物雑貨、

2割引きとなっています。

 

冷茶グラス、ビールグラス、ワイングラス、

ソーメンセット、ガラス小鉢、、、

 

のれん、タぺストリー、

夏物インテリア、、、

全て2割引きで販売します。

 

この機会に一度ご覧になってください。

 

在庫限り、

尚ネットショップはこの限りではありません。

 

高砂

この手の花入れを、「高砂 花入」 といいます。

 

本歌(オリジナル)は、中国明末の景徳鎮窯、

形の特徴は、砧型、鯉耳付、

絵柄としては、首の表裏に人物、肩に蓮弁紋、胴に水藻紋。

 

昔の茶人はこの花瓶の、水藻を松に見立て、

表裏にある二人の人物を、謡曲の「高砂」の尉と姥に見立てて、

「高砂 花入れ」として重宝しました。

 

で、

田辺祭の本町のお笠は、「高砂」です。

子供たちは、「じいさん・ばあさん」と言いますが、

世阿弥の謡曲「高砂」に出てくる尉と姥です。

 

お笠に取り付ける提灯も「高砂」と書かれています。

青年会の法被にも「高砂」の文字が。

 

来年、よく見てください。

 

写真の花入れは本歌ではなく、私のところにある写しです。

コピーと言ってしまえば元も子もありませんが、

けなげな写しです。

 

やきものの世界では、

立派な本歌を、後に続く作家たちが懸命に写してきた歴史があります。

恵比寿、大黒

 

田辺祭では、江川のお笠には恵美須さまと大黒様が飾られています。

大黒さまのお笠の屋根は、他の町のお笠とは違って唐破風になっていて目を引きます。

 

24日の夜、会津橋で曳き揃えをしますが、

これは最近のことで、

かつては闘鶏神社でのお勤めがすめば各町自由に帰っていたもんです。

 

私も若かりし頃、交渉委員という役どころで、

闘鶏神社のお勤めがすんで各町休憩しているときに、

江川のお笠の交渉委員さんのところへ行き、

帰りの道順と曳き別れの場所の打ち合わせをしたもんです。

 

たいていは会津橋東詰の本町のところか、片町のところでしていました。

今と違って結構遅い時間にしていたんじゃないでしょうか。

 

写真の恵比寿、大黒は、京都の六兵衛窯の作。

約10㎝くらいの大きさで、各16,500円。

小さいながらも上品で美しい品物です。

http://www.hoshikaya.com/ippin.html

献灯

 

今年の田辺祭は、笠鉾巡行は中止で、神事のみ執り行うということです。

 

昨日岐阜にいる息子より、

「提灯ぐらいつけたらどうか!」

というLINEが。

 

それもそうかと早速昨日取り付けました。

本来なら町曳の日です。

 

今年は、

形は笠鉾巡行は中止、神事のみということですが、

心は田辺祭ということで。

「デトロイト美術館の奇跡」

「デトロイト美術館の奇跡」   原田マハ   新潮文庫   ☆☆

 

デトロイト市の財政破綻により、

市の美術館であるデトロイト美術館のコレクションが売却の危機に、

市民が立ち上がり、、、

 

文庫本にして120ページ、

面白い話ではあるのに、もう少し長く書けなかったものか。

 

美術館のコレクションのアートを「友達」と呼び、

美術館を「友達の家」と言う。

 

巻末の対談で、原田マハさんは言います。

日本各地にあるそれぞれの美術館を、デスティネーション・ミュージアムにしてください。

美術館は目的地になる。

 

そういえば私にも複数回行ったことのある美術館はいくつかあります。

大阪 : 東洋陶磁美術館、湯木美術館

池田 : 逸翁美術館

京都 : 野村美術館、楽美術館、大西清右衛門美術館、北村美術館、京都近代美術館

名古屋 : 徳川美術館

 

行けば会える「アート」があります。

 

 

梅雨の晴れ間に

 

裏庭へ出てみるとセミの大合唱、

1匹や2匹ではなさそうです。

 

1週間ほど前に銀座商店街の街路樹でセミの鳴き声を聞いたような。

この辺りはクマゼミになります。

 

空蝉

 

「すくも」 (?)

 

50数年前、私がまだお酒の味を知らなかった頃、

セミの抜け殻、幼虫のことを、「すくも」という名前で呼んでいたように思うのですが、

「すくも」で検索してもヒットしません。

方言なのか、

もしくはこの辺りの子供たちだけの特殊な呼び方だったのか、、、

「パリわずらい江戸わずらい」

「パリわずらい江戸わずらい」   浅田次郎   集英社文庫   ☆☆

 

「つばさよつばさ」シリーズ第3弾、

先に、第4弾の「竜宮城と七夕さま」を読んでしまったので、あわてて購入。

まあエッセイ集なんで、あまり順番は気にしなくていいんですが、、、

 

北京、長春、瀋陽、イタリア、、、

「蒼穹の昴」に始まるシリーズを巡る旅。

いつか行ってみたいなあ、と。

 

民族論、文化論、、、と真面目なお話も多々ありますが、

バカ話、これがなかなか面白い。

 

そういえば、初期の「勇気凛々ルリの色」シリーズは、

読みながら、大爆笑でした。

 

「スーパーマーケットの虜」より、

『アメリカの文化はおよそ遅かれ早かれ日本にやってくるが、日本人的な理性で選別する勇気を持たなければ、

やがて国家全体がシャッター街となるか、味気のない画一的な風景の中で、われわれは囚人のように暮らさねばならなくなる。』

 

「アメニティ・グッズ」より

『私はいまだにアメニティ・グッズをサービスもしくは好意として認識することができず、

「これも料金のうち」といういじましい考えにとらわれてしまうらしい。』

 

「文明の利器」より

『老子にこのような言がある。

 天下に忌諱多くして民弥貧し

 民に利器多くして国家滋昏し』

 

 

涼を求めて

喜多方 手描き風鈴 1個、2,310円 (税込み)

 

素晴らしくいい音がします。

まあ、一度聴いてください。

 

吹いてふくらませるガラス風鈴、

かたよらない厚さで仕上げる職人技、

ひとつひとつ手描きは、蒔絵という技法で絵付ばなされます。

色粉や金銀箔が、しっとりとした美しさをみせています。

 

蒸し暑い日が続きますが、

軒先にひとつ、

また、部屋の中でも扇風機やクーラーの風の及ぶところへつりさげると、

いい音を響かせます。

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