リラックス状態は脳波と相関します。
私たち普通の人は通常の脳波はβ波領域
目を閉じるとα派領域
深い睡眠時にθ波となる。
小林正観さん(作家・心学研究家)は普通の状態で97%がθ波だったという。
合気道の達人たちも稽古の最中に脳波が低くてその脳波が対峙する相手にも影響を与えているという研究もある。
脳波が低くなるほどリラックス状態だから、いわゆる達人と言われる人たちは
深いリラックス状態なのでしょうね。
私達が少なくともリラックス状態になるためには
深呼吸が助けになる。
ゆっくり深い呼吸はとろりとした温かいものを身体に広げてくれる。
何か緊張感がある時は呼吸のどこかで引っかかる感じがある。
私はそんな時は喉の辺りでひっかっかる。
あ・・何か守りに入っている・・と気づく。
自分にとっては苦手なタイプの方と面する時
慣れない事をする時
体のどこかに緊張が走る。
最近は喉や胸の緊張を外して、オープン状態を意図的に作れるようになった。
すると楽に物事が進んでくれる。
緊張に気づけるかどうかがポイントかも。
そして、気持ちだけではく、体のリラックスも意外に難しい
余分な力を抜く・・ことは少し練習が必要だ。
愛星クリニックの朝礼の時の体操でも
腕の力を抜くこと・・が大半の人が出来ていない。
寝ている時、ひどく酔った時 力が入らない状態は皆知っているはず。
その感覚を自分で探すことが必要だ。
今話題のドジャーズの大谷選手や山本選手
大谷選手はスイングの際に脱力と力を使う事が出来ている(と思う)
あれだけのバットスピードは重力を味方につけなければ得られない。
全体に力が入っているスイングはどこかブレーキがかかった感じに見える。
そして山本投手の投球の最初の倒れ込むような動き・
重力に逆らわず(脱力している)その動力を生かして、エネルギーが綺麗に整った美しいフォーム
日本には合気道などの深いリラックス状態の動きを追求する伝統がある。
様々なジャンルで日本的な感覚が花咲いている