お二人の方が涙を流されました。
お一人は20年以上通ってくださっているアトピー性皮膚炎の女性。
重症の方で、彼女の苦しみをずーっと見てきました。
一時はステロイド外用も必要ないくらいに良くなっていましたが、
環境の変化で再燃し、今はデュピクセントで落ち着いておられますが、
通院は必要です。
先日の受診の時に、
「ブルーな気分なんです・・」と。
何かあったのかと心配しましたが、
「星皮フがなくなると思うと・・ブルーに・・」
と涙をこぼされるのです。
彼女の病気の苦しさと、星ヶ丘皮フ科が彼女の支えになってきたこと、
さらに20年通って、まだ治らない事の寂しさ、
等の気持ちが溢れたようでした。
色々な意味で彼女と寄り添った星ヶ丘皮フ科でした。
心機一転 愛星クリニックで明るい未来に歩き出しましょうね
もうお一人は
社交ダンスの教室で知り合って、時々美容できてくださっている女性。
知り合って20年くらいかな。
私の子供たちの進路も決まっていない頃で、
確かに勉強嫌いの長男が心労の種でした。
彼女は、愛星クリニック開院のお知らせの葉書を受け取って、
子供に引き継がれて行く事をとても喜んでくれたのです。
「先生、本当に良かったね 頑張ったね
」と、
そして処置中なのに ハラハラ涙をこぼしてくれるのです。
「私は涙脆いのよ・・
でも自分のことでは泣くなんて無いのよ」
と涙を拭きながらおっしゃいます。
いつも綺麗で朗らかで、高齢なのに。スタイルも抜群の素敵な女性ですが、
お気持ちも素敵な方だと改めて納得
私自身も
星ヶ丘皮フ科は大きな存在ですので、お二人に釣られて涙が出ますが、
慌ただしい毎日で、ただひたすら走っています。
落ち着いたら、ゆっくり振り返って想いを綴りたいですね。
星ヶ丘皮フ科
明日の10日が最後の1日です。