ここ数年目立ってきた。

顔面だけ、あるいは顔面と首に限局した皮膚トラブルショボーン

 

顔面のトラブルは 以前は脂漏性皮膚炎と診断することが多かったけど、

今は顔面全体に散在性にみられる 赤み・腫れ・かさつきです。

 

こういった場合は

スキンケア用品が原因の筆頭と疑う。

 

お顔は我々にとって一番ケアをしたい場所。

洗顔料から始まって、何種類も使われる。

 

肌の調子が悪くなると

さらに種類が増えていくのが普通のコース。

 

当院では

まず、出来うる限り使用製品を止めていただく。

 

院内で作成している化学薬品ゼロの 愛星ローションを主体として、

乾燥が気になる方にはホホバ油ベースの星の夢クリームを足す。に

 

スキンケアは基本的にその二つで充分ウインク

 

洗顔はお湯ブルー音符

 

愛星ローションや星夢クリームは肌に残っていても問題なし。

 

メイクはアイメイクなどのポイントメイク(目の周囲にトラブルのない方)

とお粉だけでもちろん日焼け止めも一時中止です。

 

それで変化なけれが、スキンケア用品に問題がないことが分かる。

 

でも・これで軽快する方がほとんどなのです!?

 

肌の調子が悪い時は

まず、スキンケア用品を疑う

大事なことですニコニコ

 

また手湿疹だけの時も

台所洗剤や手指の消毒薬だけでなく

シャンプーなどに含まれる物質が原因のことがある。

 

シャンプーなどは洗い流すので意外に使用が認められる物質が多い。

 

少し前に日本美容皮膚科学会雑誌の症例報告で

『化粧品類に含有される防腐剤が手湿疹の増悪因子として考えられた1例』

では

パッチテストにより

イソチアゾリノンミックスが陽性。

これは防腐剤として、

リンスオフ製品に限り15ppm以下での使用が認められているもの。

 

以前代表的防腐剤・パラベンの接触皮膚炎が問題になったため

新たに使用されている防腐剤。

 

便利な世の中だけど、

体調や皮膚に不調が出た時は

注意深い観察が必要ですね目