アンチエイジング
は私たちの究極の願い
老化の指標が 実年齢だけでなく、DNAのメチル化との関与がわかって、
DNAメチル化時計が作成された。
それはEpigenetic Clock(EC)と名付けられている。
確かに一卵性双生児でも老化の程度が異なるし、同じ年齢でも個体差が大きいので、
その個体差を探るとこのDNAのメチル化が感度が高いことがわかったとの事。
様々なデータが蓄積されてきているが、
少し例を挙げると
人種間 ヒスパニック系はECが遅い
100歳以上の人では 8.6歳若い
メタボリック症候群などの成人病系ではECは進んでいる
カロリー制限でECは遅くなる
マウスの実験で iPSで言われている re-programmingでの治療は若返り
山中因子を発現させると多機能幹細胞になり、DNAのメチル化が負の年齢に。
このECに
さらに画像・既往歴・ライフスタイル・運動・食事・精神(脳・睡眠)・環境(内部・外部)腸内細菌・待機・日光などの膨大な情報をAIが解析して作成した時計を
Aging Clockと命名されている。
そして、現在は老化細胞を標的とした抗老化治療の開発合戦になっている。
大きく3つあって、
セノモルフィック・・
老化細胞が出す、老化関連分泌表現因子(SASP因子)を阻害する薬剤
セノリティクス・・・
老化細胞除去治療
re-programming・・
老化細胞初期化治療 先ほど記したように山中因子を発現させる方法
長生きは最大の苦行だと信じる私には
これらの研究・開発は大きな楽しみ。
それにしてもどんな時代が来るのでしょうかね?
私たちの思考の斜め上にありそうです。