前回の樺沢紫苑医師の著書から参考に示しています。

セロトニン的幸福は3つの基礎で、これがないとオキシトシン的幸福やドーパミン的幸福が成り立たないとの事。

 

そして、この構築を眺めると、

セロトニンは個人の内側の幸福だとわかります。

自分の心と体の健康なのです。

 

その次がオキシトシンでパートナーや家族やペットとのスキンシップでえられます。

自分から他者への繋がりです。

 

セロトニンが不足している不健康な状況では相手と綺麗な交流が難しいことは想像に難くありませんね。

エネルギーは高い方から低い方に流れますから、自分が不幸だと、

相手からエネルギーを奪うことにもなりかねません。

そういった関係は長続きしません。

 

そして、周囲の人々と愛で繋がっている方は

最後にドーパミン的幸福を味わうことも出来ます。

 

ただ、どうでしょうか。

心と身体が健康で、周囲と愛と繋がっていたら、十二分な幸福状態ですよね。

成功やお金にさほど執着はなくなるのでは・と想像します。

 

間違えやすいのが、

お金がないから、取り柄がないから、失敗続きだから、仕事にも恵まれないから・・

幸福になれないショボーン

という流れ。

セロトニンやオキシトシンの基礎がないのに先端に意識が向く流れ。

 

この表面的なわかりやすい幸福を目指すと、

確かに一時的に嬉しさを感じられるのですが、

お金で例えれば、

最初は 年収が300万が倍になって嬉しいのですが、

すぐにドーパミンが消えてしまって、

またさらに増えないと幸福感が得られなくなります。

 

ドーパミン的な幸福はもっともっと!!という際限のない欲望に突き進んでしまいます。

ゴールが無いのです。

 

でも、セロトニン的幸福は枯れることはありません。

美しい太陽の光や風に靡く木の葉を感じた時、

毎回

「ああ、青空が綺麗、爽やか音符気分が晴れ晴れする。気持ちいいい音符

と思うことができる。

 

毎回同じことでセロトニンは分泌されるのです。

セロトニン的幸福は

清々しい

癒される

リラックスする

ホッとする

のんびりできる

安心・安らぎ

で表現できる。

 

幸福はやはり基本は個人的なもの。

自分の中で確立できる。

しかも、お金も道具も要りません。

 

ただ、セロトニンの原料不足では幸福の舞台に立てません。

食事やサプリにも気をつけましょう。

詳しくは次の動画で取り上げる予定です。