グルテンフリー
私たちの中ではごく当たり前のことになってます。
皮膚トラブルを持っておられる方はほとんどが小麦が何らかの増悪因子になってます。
昨日だけの診察でも
✨皮膚の質感が良くなった
✨ニキビがずいぶん治って来た
✨皮膚だけでなくて、お通じが良くなった
✨皮膚だけでなく眠気が減った
など嬉しい報告が寄せられます。
鬱っぽい症状が消えて、やる気がでた。(今までに数人ありました)
小麦は地球上での人類の繁栄を助けて来ました。
品種改良を繰り返して、原種の頃とは桁違いの収穫量となりました。
寒暖の温度にも乾燥など湿度にも強くて、世界中で栽培が可能です。
グルテンは小麦の主要蛋白で、植物が害虫から自身を守るための毒素(レクチン)でもあります。
(そう、植物も食べられるために存在するのでは無く、彼らも自分たちの繁栄を望んでます。
私たち人類を助けていますが、人類が利用しているのが現状です。)
そのグルテンが原種の時から量も質も変化しているそうです。
ざっくり、きつくなりました。
そして日本では輸入小麦が8割を超えますが、その輸入の際のポストハーベストとして農薬に属する様な防腐剤が港で投入されています。
その防腐剤のおかげで、40日程度の船旅でも変質することなく日本に届きます。
グルテン+防腐剤のダブルの脅威を小麦が持つ様になってしまいました。
グルテン不耐症・グルテン過敏症はよく知られた病状ですが、
35年以上前、私たちが教科書で学んだときには
グルテン不耐症は日本には少ない・と記載されていました。
多くの医師は今でもその知識のまま・・かもしれませんが、
私が臨床医として皆様を診察させていただきますと、決して少なくありません。
実際私もグルテン過敏です。
むくみ・便秘・気分が落ちる・・などの症状が出ます。
愛星会の職員も大半以上が何らかの症状を持っています。
小麦は日本の食生活に深く入り込みました。
一度やめてみないと、自分が影響を受けているかどうかも気付けません。
昨日も 小麦を食べない様にしているという女性に、
朝食の内容を聞いてみると、
『パンです。』??
女性の皆様にしばしばお伝えする言葉
「美を取るか、小麦を取るか」
もう一つ、どうしても離れられない方は、少なくともオーガニックの小麦をお勧めします。
小麦はグルテン+防腐剤のダブルの脅威ですから、
防腐剤だけでもなければ、グルテンだけのトラブルに抑えられます。