お仕事バリバリ働いて起業した20代

起業し一心不乱に仕事にのめり込んだ30代

部下も育ち経営も落ち着き自分について考え出した40代。

 

プライベートはそっちのけでストイックに働き

30代後半から40代にかけて自分の人生に悩むSさん。

男性の方です。

 

婚活を始めようと婚活サイトなどに登録。

知人友人からも紹介してもらい少し年下の

良く笑う笑顔の印象的な女性と良い感じになりました。

 

顔合わせの食事から2度目のデート。

プランはSさんが考え女性も楽しんで会話も弾み

次のデートの話も自然と出たようでした。

「この子と一緒にいたら落ち着くな」と

一緒にいる将来を考えられる女性でした。

 

連絡もたわいもない会話で途切れることなく良い感じに進んでいき

Sさんは女性と両思いだと感じるようになり段々と女性にのめりこんでいきました。

 

Sさんにとっては何年ぶりかのまともな恋愛です。

久しぶりの感情で胸がときめき女性のことを考えさせる時間が

増えていきました。

 

今まで連絡の返信も返せるときに返していたのを

優先順位がかわり常にスマホが気になるようになりました。

返信も10分以内。

返信がないと自分以外の男性といるのではないかと

不安になっていきました。

 

ついに、その気持ちは爆発してしまい3回目のデートの時に

「連絡はマメに返してほしい。

他の男性と一緒にいるのではないかと不安になる。

好きだから不安になる。結婚前提でお付き合いを始めよう」

 

と気持ちを伝えたようでした。

 

彼女は目を見開き1分ほど考えた後

「ごめんなさい」とSさんに一言。

 

断られると思っていなかったSさんは取り乱しました。

どくどくと心臓はなりSさんは信じられない思いでした。

Sさんは女性の手を強く握り「どうして?なぜ?」と聞き迫りました。

 

女性は一呼吸置き口を開きました。

「そういうところが嫌だった。

落ち着いて話を聞いてほしい」と。

 

Sさんは息をのみ気持ちを落ち着かせると

女性から話始めました。

 

「Sさんの気持ちには気づいていて今日話すつもりだった。

一緒にいて楽しいときもあるし好きでいてくれるんだなと

おもうけど話や気持ちが一方的過ぎて私の気持ちが

置いてけぼりなところがある。

 

私も仕事しているし趣味もあるから

スマホ見れないときもあって返信の早いSさんに

いつもプレッシャーを感じていた。

私たちは合わないと思うからお互い会う人を探しましょう」

 

と女性は言いました。

 

「それなら我慢せずに言ってくれたら

直す努力をしたのに」

 

とSさん。

 

女性は悲しそうな顔をして言いました。

 

「私は何度も言ったよ。

けど、覚えてないくらい私の話を聞いてなかったんでしょう?」

 

思い返してみれば

「ちょっと待って。

私の話を少しきいてほしいな」と何回も

言われていたことを思いだしました。

 

男性は言い返すこともなく

「ごめん」としか言えず女性とは終わったようです。

 

 

 

UMAくんUMAくんUMAくん

 

 

 

このように主観的な視点で考えると勘違いなことがあります。

 

物事を客観的にみる俯瞰的に判断する。

言葉では簡単に言えますが当事者になると

ほんとーに難しいんですよね凝視

 

そういう時は信頼できる第三者に一回聞いてみるのも

良いかと思います。

 

何度も遊びに行っても脈ありとは限りません。

Sさんは自分の判断で社会で成功をおさめていたので

自分を疑うことはありませんでした。

 

でも対人になり感情が関わってくると自分の感情一つで

物事はうごきません。

 

確かに中には思わせぶりな態度で勘違いさせてくるタイプもいます。

そんなタイプの人にも振り回されないメンタルと

「こういう人もいるんだな。勉強になった!」と

うまく気持ちを切り替えれたら理想すよね。

ダメだったときの代替え案を考えておくとか。

 

理想は理想なので実際は難しいのですが…煽り