先日、父が90歳の誕生日を迎えた。
まだ、未だに家族の食べる分だけだけど野菜とか作っている。
近くに住む義妹がごちそうを準備してお祝いをしてくれたらしい。
美味しそうなケーキとちょっと得意げな父の表情が嬉しかった。
ワンホールのケーキでもろうそくが立てきれないね、と言って笑った。
このご時世でなければ、春には私の退職祝と父の90歳のお祝いをいっしょにするはずだった。
遠方に済む孫やひ孫まで呼んで、盛大に。
でも、無期限延期。
この2年(すでに3年目)、こういう当たり前のお祝い事もできなくなり
顔を合わせて、飲み、食べ、しゃべり、笑うことが叶わなくなった。
かけがいのない時間なのになー。
せいぜい、この状況が収まるまで、父には元気でいてもらわないと。