ちびちびやっている『逆転裁判456 王泥喜セレクション』は『6』の第5話まで来ました。
今回は『5』の【真3話】について簡単に感想を書きます(ネタバレあり)
ネタバレが嫌な方はブラウザバックをお願いいたします。
【真3話】
要するに第3話「逆転学園」です(ちょうど数字が同じです)。
【第2話→特別編→第3話】と特別編をはさむ順番でやらないと
第2話:ナルホド君が弁護士復帰するんだぁ
↓
第3話:すでに弁護士に復帰してしばらく経ちます
ということになり、復帰デビュー戦が省かれた形になります。
そのため、リアルタイム時に特別編を最後にやった自分は非常に肩透かしを食らい空腹感を味わった気分になりました。
そして、物語内の時系列でプレイするとここでしのぶが初登場となります。
そして、被告人になりますが、最後は無罪となります。これでもう二度と被告人になるようなことはないでしょう!
この真3話の注目ポイントの一つは過去作ネタでしょう。ざっと思いつくだけでも
・ガリュウ検事の再登場
・ガリューウェーブ
・ラミロア的衣装
・弓彦の制服
なかでも弓彦の制服の謎が解けました。
「検事目指しているはずなのになぜ弁護士コースを?」という新たな疑問が浮かびましたが、まあ、融通が利きそうなのが弁護士コースしかなかったのかもしれません・・・(クリアした人には【わかる】と思いますが)
まあ、単純に間違えただけというのもいいかもしれませんが(笑)
ガリュウ検事も相変わらずいい人と言いますか、今回はさらに協力的でした。そういう役割が似合う検事キャラはシリーズでは貴重です(やみくもに敵対するキャラではないため立ち位置としてはこのあたりに落ち着くのが妥当かもしれません)。
また、オドロキ君の星好きや親友のことが語られましたが、後の伏線でしたね。
何しろ今回は約10年前にやった時よりもキャラが濃く感じました。
チシオはこんなに面白かったのか?とか
アツメの『メタルギアソリッド』な特性
レイの首輪はどうやって付けたのか?
ちなみにリアルタイムプレイ時はレイのココロスコープに大爆笑しました。
シリーズで一番ゲラゲラ笑ったと思います。
「替え玉」って何だよ!(笑)
(その替え玉は誰なんだという話になるわけで)
ちなみに、ツッコミどころが多い事件としても認知されているようで、その一つが、検事側のしのぶを告発した理由の一つ「模擬裁判の脚本通りの犯行をしたこと」です。
しのぶと被害者しか内容を知らない脚本に見立ててしのぶが犯行を行ったら、自分が犯人だと言いふらしているようなものでは?
というものです。
確かにその通りで、しかも見立てに使う理由も不明です。見立てというと被害者または第三者等の誰かに因果を知らしめるなどの理由があるはずですから。
一応、検事側は模擬裁判を途中で中断させるつもりだった(だから、誰にも知られないはずだった)と言いますが、だからといって第三者に知られる恐れはあるし、中断にならなかった時点で犯行をそのまま継続するのは中止するはずでしょう。
つまり、誰かがしのぶに罪をなすりつけるために脚本通りに犯行を行ったようにしか見えないことになるわけです。
ただ、苦しいながらしいて理由をあげるとすると
「しのぶが利用できる出来の良い犯罪のシナリオだったから」
ではないでしょうか?
計画的犯行を行うには当然計画が必要ですが、模擬裁判の脚本は練り直しも経た鍛錬されたシナリオです。それを使うことが犯行の成功率をあげると考えたから、というものです。
まあ、それでも中断にならなかった時点で犯行内容は変えると思いますが(苦笑)
あるいは
「道葉先生を自分のシナリオで手にかけることに意義があった」
と考えたからかもしれません。相手に思い知らせる復讐的な意味合いがしのぶの中にあったのかもしれません。
・・・って、しのぶは真犯人ではないのですけどね(笑)
検事側は「犯行に及ぶ時間があったのはしのぶだけ」という根拠の下しのぶを告発したような感じなので粗いのです。凶器の指紋だってしのぶの指紋が付いていること自体は不思議ではない代物なので決定打にかけますし。
まあ、このシリーズではよくあることなのでツッコミをするのも野暮かもしれませんが(笑)
ちなみに、真犯人ですが、多くの人は察しがついたと思います。
「立ち位置やら空気的にコイツだろう」というのが非常にわかりやすかったですし。
途中、レイが犯人であるかのような匂わせ(ミスリード)がありましたが、それでもレイではないだろうと思いました。むしろレイが犯人だった方が面白かったのでは?(笑)
ただ、この話のテーマはしのぶとチシオとレイの友情でしょうから、レイが犯人というのも後味が悪いでしょうけど。(再プレイしたら、3人がそれぞれ犯人と名乗り出る場面が面白く感じました)
そうなるともう一人くらい先生キャラを用意しておいて「犯人はどっち?」にした方がよかったのかな?
イチロ先生の黒板芸は楽しませてもらいましたが。
成歩堂君は道葉先生から相談を受けていたとのことですが、真っ当な相談を受けるようになるなんて大物感が増しましたね~。
まあ、あれだけ逆転無罪を連発してたら国内では有名な弁護士と認識されるのは間違いないですね。
この話のあと、時系列がさらに複雑になります。
真4話前半 → 真5話 → 真4話後半 → 真6話(最終話)
ちなみに、現在は『6』の第5話をプレイ中です。