6月21日 23:58 北半球では夏至を迎えます。
陽極まり陰に転ずるタイミング。
宇宙の中に浮かび
太陽を中心に自転しながら公転する地球の
リズムのひとつ。
私たちが呼吸をするように
押しては引く波のように
何かの極まりは反転するタイミング。
南半球では冬至であり、
星全体を見るのなら
陰陽相和しており
調和の中で起きること。
目先の極まった現象すら
全体の中では中庸の一部。
そうしてその中を
私たちは生きていく。
星読みとしては、
春分図が1年の世相を表し
夏至図はさらに夏至から秋分にかけた世相を
表すとされています。
こういう星の流れの中、
どう生きていこうかな、という
ご自身と対話するきっかけとして
使っていただければ幸いです。
結局、世相もひとりひとりの生き方の
反映でしかなく、
それをどう受け止め
どう生きるのかだけなので。
春分からの1年は、秋分図以外は
すべてASCが活動宮牡羊座で。
世相の動きが大きくめまぐるしい1年と読め。
今回、一般大衆・国民を表す月は
5ハウス獅子座。
ASC牡羊座のルーラー火星も獅子座で
10月まで長期滞在中の金星も同じく
5ハウス獅子座。
似ているところがあったとしても
ひとりひとり違う人間である私たち。
すべては陰陽相和し
ひとつなる私たちだけれど。
ひとりひとり
肉体を授かり生きるということは
唯一無二の人生を生きるということ。
その経験の中で
自分を花開かせて
それでこそ全体として機能していく。
占星術で言うのならば、
それはすなわち
『自分の太陽を輝かせる』
ということ。
太陽を輝かせ 生きる、ということは
太陽だけを大事にすればいいのではなくて
自分の他の天体をも使い
表現してこそ成り立つもの。
地の時代の名残は未だあれど
時代は風の時代に移っており。
正しいか間違っているか
善か悪か
損か得かのように
二極で物事をとらえるのでなく。
二律背反というか
それぞれの正当性があり
その中で自分は何を選び
どう生きるのか。
周りを見ても
誰も正解を握ってはいない。
いえ、握っていたとしても
それが自分の正解とは限らない。
自分の生きる道は
自分で選び
自分なりの正解を育んでいく流れ。
金星が5ハウスなので
女性や幼子の感性に
時代を開く鍵があるとも読めますが、
火星も同座していますから
男性性・女性性の調和というのも
重要なポイントかと。
同時に火星が軍事を司ること、
そして3ハウス水星とタイトな60度を
とっているので
メディアなど玉石混合の情報の中から
本質を汲み取る感性を試されるとも言えそうです。
「こういう情報がきたけれど
なんか変な感じがするんだよね。」といった
感覚的なものをスルーしないこと。
不安になった時には
自分が何を恐れているのかに自覚的に
なることも大切で。
1ハウス牡牛座木星と12ハウス魚座土星の
タイトな60度が効いており。
なおかつ土星は逆行中で
魚座土星期(まるっとコ〇ナ禍)の
振り返り中。
人間窮地に立った時に
その人の本質がわかるとか言いますが。
何かが起きた時に
どんな反応をするのか。
優しくていい人そうでも
ちょっと自分が損をしたりすると
とたんに掌返したようになったり、
自分の利権を守ろうと躍起になったり。
それがいい悪いではなくて、
その人の中から何かが顕れているということ。
もちろんそうではない顕れ方もあって。
誰もが自分の内面にあるものにより
自分なりの未来像をイメージし
行動していくことになる流れです。
その中で
自分が誰とともに
生きていくのかも明確になっていくでしょう。
これは、単に氣が合うかどうか
価値観が同じかどうかといった単純なものではなく。
共に生きていきたいと思える人かどうかが
わかりやすい経験として見えてきやすいということ。
だからこそ、内を見る力
自分の中にある不都合なもの
闇を見る力というのも試される時と言えるでしょう。
それを見る勇氣がないと
周りのせいにしてごまかしてしまう。
それだと自分の人生を生きることはできず。
11ハウスに逆行して山羊座の戻ったばかりの
冥王星もおり
この先ガラリと違う未来を拓くために
必要な経験としてさまざまなものが起きると
予測できます。
獅子座の象意の強いこの夏至図。
自分の名において
どう生きていくのか。
そのために進もうとする時
自分の中の何が恐れや不安、
ブレーキとなっているのかに
自覚的になり、
それを超えていくことを
選ぶのか。
このあたりが重要なポイントになるでしょう。
どう生きようと自由です。
ただせっかくこのブログに出会ってくださったのならば。
ご自分の人生を
自ら創造することに心向けるきっかけに
使っていただければ幸いです。
そして、その道行きで
迷われた時は
いつでもセッションをご利用いただければと思いますし、
メルマガなどの返信でご連絡いただければ
個別のお返事はお約束しませんが、
可能な限り全体のお役に立つ形で
ブログやメルマガでお返事していきたいと思っています。
どうぞ佳き3カ月を♪
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