6月4日 12:41 射手座の満月。
満月図からは、次の新月（6月18日）までの半月の
全体の空氣感・流れが読み取れます。
この前の新月からのベースとなる流れについては下記で、
ここに満月の流れが重なる感じです。
【牡牛座の新月～世界への信頼から物事を見つめていく～】
こうなるんだ！というよりは、
この流れの中、どう生きていこうかな、という
ご自分との対話の糸口に
使っていただければ幸いです
🌟天体配置🌟
・ASCは乙女座で、そのルーラー水星は
８ハウス牡牛座で天王星と合。
・月は３ハウス射手座、照らす太陽は９ハウス双子座。
・５ハウスカスプ上に逆行中の水瓶座冥王星。
まず最初に
新月からの流れをもう一度読み返していただけると
よいかなと。
どこに向けて伸びていきたいのか
どう生きていきたいのかを見つめ、
そのための行動を日常の中でコツコツ
積み重ねていくことが大切なひと月。
軋轢を恐れないこと。
それを悪いものだと思わないこと。
自分を生きつつ
凝り固まらないこと。
心開きつづけること。
世界への信頼から
物事を見つめていくこと。
こんなことも書いた新月ですが、
この満月からの半月はといいますと。
それぞれが思ったことを口にしたり
何ならこれまでなら黙っていたことも
明らかにしていく流れにあり。
これまで隠されてきたものが
明るみに出たり。
そうなると、まあ、当然
混乱します。
日本においては、
和を重んじるあまり
空氣を読んだり、波風立てずに
やり過ごしてきたものが
成り立たなくなっていくので。
みんながみんな
やりたい放題やったら社会は成り立たないじゃん！っていうのが
日本には蔓延していて、そこから飛び出る人を
出る杭として打ったりしやすいですが、
みんながみんな出る杭というか
そもそもみんな同じとかあり得ないっていうことが
目に見えるカタチとなりやすい時。
それゆえの混乱というか
『混乱して見える』状況とか体験を得やすいのですが。
それをネガティブにとらえないことが大事かなと。
新月の星読みにも書いた通り、
大事なのは『世界への信頼』で。
必要なことしか起きていないので。
そもそもネガティブにとらえたくなるのは
自分の思い通りでないから。
ただ、本当に自分の思い通りであることが
最高なのか？
そして自分の願望ばかり追っていたら
それは誰かの不都合であり、お互いに譲り合いましょうよとか
中間点で妥協しましょうよ的なところに
これまでであれば帰結したのでしょうけど。
この時期、帰結しにくいです。
帰結したら
生きてけませんレベルでもう無理なので。
時代は変わり、
どうしたって自分に正直にならざるを得ない。
じゃ、どーするのってことですが。
３－９ハウスでのこの満月。
サビアンシンボルは
月が『ピラミッドとスフィンクス』
太陽が『テレパシーでの会話』
一見不都合で、
目の上のタンコブだったり
目障りなものを
高い視点で見ることが大切になってきます。
そこにはどんなに異質なようでいても
共通するものや変わらぬ大切なものが眠っているから。
それを見つけられるかが
この時期の鍵。
で、こういう時に
よくよく話し合ってみよう！っていうのは大事なんですが。
流れ的には、話せば話すほど
冷静に対話しようとするほどに
言葉尻に囚われてしまいやすいです。
あの人は、あの時に、確かにああ言った。
それは事実としても、どういう意図をもって言ったのか。
それは実は自分がどうとらえているかだけで
相手の本意を汲み取れているのかは
わからないわけです。
言質を取って、こう言ったじゃん！っていうのが
この時期に一番不毛な争いを生みやすい。
なまじ『自分に正直に』がベースにある分
言葉の礫の投げ合いになったり
ネガティブ解釈のループにはまりやすい。
そこから脱していくには
「そうかもしれないけど、
本当のところはどうなんだろうね。」と
解釈に遊びゆるみを持たせてみること。
くどくど伝えるよりも
短文で伝えてみるのもよいかも。
情報量が少ない分
決めつけられるだけの情報・決め手がないので
それだけ俯瞰して見つめやすく
近視眼的に「こういうことだ」と
断定しないで済みやすいから。
目先の軋轢・混乱に囚われて
実は大切なものが一緒なのに
傷つけあう不毛さは回避できるかと。
ただ、根本で大事なのは
自分が本当に生きたい人生を生きること。
混乱を経て
雑多なものを取り除き
風通しを良くするために起きていることです。
なので、既存のやり方や
これまでやり過ごしてきたパターンに
単に戻るだけなら
混乱した意味がないと言えるでしょう。
これまでのパターンをぶっ壊す流れが
進行する中でのこの満月。
6月11日には逆行中の冥王星は山羊座に戻ります。
10月に順行に転じるまでは、
年明けあたりからここまでを振り返り、
改めて理想とする生き方にふさわしい場に
移行していく時期と言えます。
生きるということは
あなたを表現するということ。
その意味や在り様が
ガラリと変わる可能性のある頃合い。
その判断は、これまでの判断基準からすると
無謀に思えるかもしれませんが、
自分にとってそれが必要だというのは
感覚的にわかることかと。
どれだけ自分自身とつながり
自分を大切にできるのか
自分自身との関りが浮き彫りに
なりやすい頃合い。
実はここが安定しているなら
周りとの関わりに一喜一憂したり
振り回されることはなく。
周りと敵対したり
殻の閉じこもる必要もなく。
なので、何かが起きて、
周りのせいにしていると
この時期の流れは
単に苦しいだけのものになってしまうでしょう。
あくまで自分が自分の人生を生きるために
必要なことが起きている。
いつか状況が整ったら、じゃなくて、
今ここからそう生きることを始めよう。
小さな一歩から
部分的なところからでも。
これまでの自分の変えるべき
ポイントが浮き彫りになりやすいので
自分の正しさにしがみつかないことも
大事かと。
その上で周りと関わり、
それによってお互いの道を照らしあい
本道へと向かえるよう後押ししあっていく。
（一緒に歩むかどうかは大事なことではありません。）
知らずに凝り固まった
自分の中の不要なこだわりを手放し
素敵だな、いいなと思えるものに
心開いていくことを。
自分がこれと思うものに一途に向かうなら
おのずと周りの選択も
それが自分と異なるものであっても
それを面白がれる余裕が生まれるもの。
勝手にいらん我慢をして
周りにその鬱憤をぶつけないことです。
自分も周りも解き放て✨
どうぞ佳き半月を♪
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