ネコと公園 | 星ねこブログ

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猫好き&詩&小説のコラボマガジンです


yoru 雨がしとしと降っている

誰もいない公園


誰も来ない公園


濡れながら歩いて、遊歩道へさしかかると、


ニャオニャオといつもの鳴き声が


兄弟の鳴き声


母子もいた


雨で誰も餌を持ってこないから、おなかがすいてるんだ



食事
かわいそう

よしよし


認知症になるまで


いのちがなくなるまで


君たちとつきあう


絶対、忘れないし、絶対見捨てない


星は家でポーと仲良く寝てるけど、


君たちは灯りの消えた真っ暗な公園で


毎日、夜をむかえるんだね。


それが君たちの業か


宿命か



でもね

人間の中にも劣悪な環境で


腹を空かせて生きてる

生きてるだけの人間もいるんだよ


人間も楽じゃないよ


ネコも人もある意味、大変なんだよ


だからたくましくなろう


笑って暮らそう


負けるな

へこたれるな

雨なんかはねのけろ


明日は天気になる


満腹になるまでたくさん食べ物もってくるよ


何で、君らの水を捨てられる?

何で君らを飢え死にさせられる


自分が渇いたことはないのか

自分の身になって考えたことはないのか