![夜明けの祈り [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/51PRvWs2LjL._SL500_.jpg)
製作年:2016年
製作国:フランス・ポーランド
上映時間:115分
<内容紹介>
第2次世界大戦末期の悲劇的な事件によって傷ついた修道女たちを救うべく尽力した、
実在の医師マドレーヌ・ポーリアックをモデルに、
「ココ・アヴァン・シャネル」のアンヌ・フォンテーヌ監督が描いたヒューマンドラマ。
1945年12月、ポーランド。赤十字で医療活動に従事するフランス人女性医師マチルドのもとに、
ひとりの修道女が助けを求めに来る。
彼女に連れられて修道院を訪れたマチルドは、
ソ連兵の暴行によって妊娠した7人の修道女たちが、
信仰と現実の間で苦しんでいる姿を目の当たりにする。
マチルドは修道女たちを救うため激務の間を縫って修道院に通うようになり、
孤立した修道女たちの唯一の希望となっていく。
主演は「待つ女たち」のルー・ドゥ・ラージュ。
共演に「ハミングバード」のアガタ・ブゼク、
「イーダ」のアガタ・クレシャ、「EDEN エデン」のバンサン・マケーニュ。
女医マチルドのモデルは、実在のフランス人女性医師マドレーヌ・ポーリアック。
ポーリアック医師の遺した日記から第2次世界大戦直後にポーランドの修道院で起こった
悲劇的な事件を知ったプロデューサーのエリックとニコラ・アルトメイヤーが、
映画監督であるアンヌ・フォンティーヌに映画制作を持ちかけた。
フォンティーヌ監督はポーランドの歴史学者と共に現地に行き調査をする。
そして、実際に3つの修道院で事件が起こったという確証を得る。
カトリックの家庭に生まれたフォンティーヌ監督には修道女の叔母が2人いる。
修道女たちの心の動きを理解するために映画と同様のベネディクト会系修道院で「修練者」として生活を体験した。
「現在も世界中で戦争やテロによって一般市民が犠牲となっている。
最も重要なことは強い連帯。絶望的な状況にあっても希望を見つけるということが大事。」
とフォンティーヌ監督は語る。
<あらすじ>
1945年12月、ポーランド。1人の修道女が修道院を抜け出し、
町の孤児たちに案内を頼み赤十字の施設へと辿り着く。
そして、フランス人女性医師のマチルド・ボリューに目を止める。
修道女は診察を頼むが、マチルドはフランス人以外は助けられない規則であるという
理由から他の施設へ行くように告げる。
数時間後、マチルドが窓の外を見ると、雪の降り積もる中で祈っている修道女の姿を見る。
その姿に心を動かされてマチルドは修道女とともに軍用ジープで遠く離れた修道院へ行く。
そして、苦しんでいる妊婦を診察し帝王切開で出産させる。
翌日、傷口の状態を診るために診察に行き、マチルドは他の7名の修道女も妊娠していることを知る。
そして修道院長から、ソ連兵の蛮行を聞くことになる。
マチルドは専門家の診察を提案するが、「修道院が閉鎖され、恥をさらすことになる」
と外部の人間を立ち入らせることを拒否される。
マチルドは尊い命を救うという使命感に動かされ、
赤十字の激務の中で、
危険に直面しながらも自分1人でこの事態に対処しようと修道院に通い続ける。
修道院に敵兵を捜索するソ連軍の小隊が乗り込んでくるが、
マチルドのとっさの機転で追い払う。
マチルドは孤立した修道女たちの信頼を得、唯一の希望となっていく。
過酷な現実と神への信仰の狭間で悩み苦しむ修道女たちの姿を見て、
無神論者のマチルドは「信仰とは」と問う。
シスター・マリアはその問いに「信仰は24時間の疑問と1分の希望。」と答える。
赤十字の上官から任務終了によるポーランドからの撤退を通告され、
マチルドは同僚のユダヤ人医師のサミュエルに協力を請う。
フランスへの帰国直前、マチルドはシスター・マリアに1つの提案をする。
その提案は誕生した赤ん坊と修道女、そして、町の孤児たちに希望を与えるものであった。
監督:アンヌ・フォンテーヌ
脚本:アンヌ・フォンテーヌ、パスカル・ボニゼール
出演者:ルー・ドゥ・ラージュ、アガタ・ブゼク、アガタ・クレシャ、
ヴァンサン・マケーニュ、ヨアンナ・クーリク、トーマス・クーマン
[視聴媒体] BS松竹東急(録画)
重たい映画でした。
信仰心の薄い私なんかは、
院の名誉を守るため(なのか?)、
生まれたばかりの赤子を遺棄したりする修道院の院長の行動は理解できなかった・・・
女医・マチルドも修道院からの帰路、
ソ連兵に捕まり強姦されそうになる。幸いソ連軍の中にも良識のある上官がいて止めてくれたが・・・
この時のマチルドの抵抗する姿こそ真実です。
↓ この映画の藤山直美のように
強姦されそうになった女が「熱い・・・身体が熱い・・・」
なんて言うわけがないのです。。。
赤十字がポーランドから撤退することになった時、
マチルドと男女の仲にある医師 サミュエル(ユダヤ人)が、
「マチルドと離れ離れになりたく」と駄々をこねる様は、
少々女々しい。
もし自分が似たような状況(女性と離れ離れになる状況)になっても、
こうはならないようにしようと思った。
シスター・マリアを演じたアガタ・ブゼクが綺麗。
アンヌ・フォンテーヌが監督の作品では、
「ココ・アヴァン・シャネル」を観たことがある。
ココ・シャネルの伝記映画だが、デザイナーとして大成する前の
半生を描いたものです。
デザイナーとして生きる覚悟を決めるまでの
ココは男性に頼って生きようとする打算的な人として描かれていて、
それが変わってデザイナーとして成功する姿を
描きたかったんだと思うが、はっきりいうと尺的に
変わったあとの姿は全然描かれてなく、
終始男に頼る女性(時代的な側面もありますが・・・)としての話になってしまってたと思う。