2023(令和5)年・第5回WBC総集編(完結編)~侍ジャパン14年振り世界一、そして伝説へ… | 頑張れ!法政野球部 ~法政大学野球部と東京六大学野球について語るブログ~

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少々マニアックな事なども書くと思いますが、お暇な方は読んでやって下さい。

2023(令和5)年の第5回WBC(ワールドベースボール・クラシック)は、

栗山英樹監督率いる「侍ジャパン」こと野球日本代表が、見事に14年振りのWBC優勝を「7戦全勝」で達成し、「世界一」奪還を果たした。

今回は、それを記念して、第5回WBC総集編をお送りしているが、

「前編」として「栗山英樹と大谷翔平の物語」、

「中編」として「栗山監督の下に集いし者達」、

「後編」として「侍ジャパン『世界一』奪還への激闘」を書いた。

今回は、そのシリーズの「完結編」である。

 

 

今回のWBCにおける「侍ジャパン」の戦いぶりは、日本中を熱狂と感動と興奮の渦に巻き込んだが、

一体、何故こんなに、「侍ジャパン」が日本中を熱狂させたのかという事を、「侍ジャパン」の戦いの軌跡を通して、読み解いて行ければと思っている。

それでは、第5回WBCの「総集編」の「完結編」を、

「侍ジャパン14年振り世界一、そして伝説へ…」

と題して、描く。

それでは、ご覧頂こう。

 

<2023(令和5)年3月16日…第5回WBC 準々決勝「日本〇9-3●イタリア」>

 

 

 

2023(令和5)年3月16日、「侍ジャパン」は、いよいよ準々決勝の、

「日本VSイタリア」

の試合を迎えた。

この試合、勝った方が、アメリカで行われる準決勝に進出するが、

「負けたら終わり」

という、一発勝負の大一番である。

まさに、ここからは一発勝負のトーナメントという、厳しい試合となるが、「日本VSイタリア」の試合前の「侍ジャパン」の円陣で、「声出し」を担当したのは、ここまで不動の「1番・センター」として、4試合連続安打(※結局、イタリア戦でも安打を放ち、5試合連続安打)を放ち、守ってもファインプレーを連発していた、ラーズ・ヌートバーである。

ヌートバーは、準々決勝を迎え、やや緊張気味の「侍ジャパン」のメンバー達を前に、以下のような最高の「声出し」を行ない、「侍ジャパン」のメンバー達に勇気を与えた。

 

「行きましょう! 家族として、あと3試合残ってます。今日の試合が僕たちをマイアミに連れて行きます。かっこよく自分のプレーをして、勝って、飛行機でパーティーしましょう。頑張りましょう! さあーーー行こう!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

2023/3/16 第5回WBC 準々決勝

日本〇9-3●イタリア

 

こうして迎えた、「日本VSイタリア」の準々決勝の大一番であるが、

「侍ジャパン」は、大谷翔平「3番・投手」で出場した。

また、この試合からは、栗山監督は「4番・レフト」吉田正尚、「5番・三塁」村上宗隆という打順に変えた。

そして、この試合では、大谷翔平が、試合に勝利するために、凄まじいまでの闘志を燃やしていた。

大谷翔平は、立ち上がりから、1球投げる度に雄叫びを上げ、全身全霊をかけて、全力投球をして、イタリア打線を無失点に封じ込めて行ったが、

0-0で迎えた4回裏1死1塁という場面で、3番・大谷翔平は、誰もが予想だにしなかったセーフティ・バントを行ない、チャンスを拡大させた。

そして、続く4番・吉田正尚ショートゴロの間に、「侍ジャパン」は1点を先取すると、5番・村上宗隆が四球を選んだ後、6番・岡本和真レフトスタンドへ3ランホームランを放ち、「侍ジャパン」は一挙4点を先取した。

その後、5回表に大谷はイタリア打線に捕まり、2点を失ったが、リリーフ登板した伊藤大海が、大谷が残したピンチを切り抜けた。

その後も、「侍ジャパン」打線は、村上宗隆待望の初タイムリー二塁打、岡本和真2点タイムリー二塁打などで、効果的に追加点を挙げ、結局、「侍ジャパン」が9-3でイタリアを破り、見事に「侍ジャパン」が準決勝進出を決めた。

なお、この試合の「侍ジャパン」投手陣は、

大谷翔平(4回2/3 2失点)-伊藤大海(0回1/3 無失点)-今永昇太(1回無失点)-ダルビッシュ有(2回1失点)-大勢(1回無失点)…

という結果だったが、遂に大谷翔平-ダルビッシュ有という、「夢の投手リレー」が実現した。

また、「投打二刀流」として大活躍した大谷翔平が、1次ラウンドのMVPに選出された。

こうして、ヌートバーが宣言した通り、「侍ジャパン」は、決戦の地・アメリカに乗り込むための飛行機に乗る事が出来た。

次は、いよいよアメリカ・フロリダでの準決勝である。

 

<2023(令和5)年3月21日…第5回WBC 準決勝「日本〇6-5●メキシコ」>

 

 

 

 

 

 

2023(令和5)年3月21日、第5回WBCで、「侍ジャパン」は、遂に準決勝の大一番、

「日本VSメキシコ」

という試合を迎えていた。

そして、この試合前の「侍ジャパン」の円陣の際に、「声出し」を担当したのは、ここまで「侍ジャパン」投手陣を牽引して来た、ダルビッシュ有である。

以下、ダルビッシュの言葉を、ご紹介させて頂こう。

 

「お疲れさまです!!宮崎から始まって約1カ月、ファンの方々、監督、コーチ、スタッフ、この選手たちで作り上げてきた侍ジャパン、控えめに言ってチームワークも実力も今大会ナンバーワンだと思います。このチームで出来るのは、あと少しで、今日が最後になるのはもったいないので、みんなで全力プレーをして、メキシコ代表を倒して明日につなげましょう。さあいこう!!」

 

 

 

 

 

さて、こうして「日本VSメキシコ」の試合が始まったが、この試合は、まさに野球史上に残る死闘であり、激闘であった。

私は、この試合を、今大会のWBCにおける「侍ジャパン」のベストゲームに挙げたいのだが、とにかく、この試合の「侍ジャパン」は、終始、メキシコに苦しめられ、終盤までは完全な劣勢であった。

まず、「侍ジャパン」の先発・佐々木朗希(ロッテ)は、0-0で迎えた4回表、メキシコのウリアス先制3ランホームランを浴び、「侍ジャパン」は0-3と3点ビハインドとなった。

打たれてしまった佐々木は、マウンド上で思わずしゃがみ込んでしまい、その後、投手交代でベンチに下がった佐々木は、終始、涙を浮かべながら、祈るような表情で、試合を見守っていた。

その後、「侍ジャパン」は、岡本和真のホームラン性の当たりを、メキシコのレフト・アロザレーナにスーパーキャッチされてしまい、再三のチャンスで、5番・村上宗隆「3三振」を喫するなど、なかなか得点が奪えず、試合は0-3と「侍ジャパン」が3点ビハインドのまま、重苦しい雰囲気で、終盤の7回へと進んだ。

 

 

 

 

その後、試合は「侍ジャパン」が0-3と3点ビハインドのまま、7回裏2死となったが、

ここで2番・近藤健介がヒットを放ち、3番・大谷翔平が四球を選び、「侍ジャパン」は2死1・2塁のチャンスを作った。

この時、貴重な四球を選んだ大谷は、思いっきり雄叫びを上げ、「侍ジャパン」の選手達を鼓舞していたが、

この場面で打席に入った4番・吉田正尚が、ライトスタンドへ、起死回生の同点3ランホームランを放ち、「侍ジャパン」が3-3の同点に追い付いた。

勝負強い吉田が、本当に貴重な同点弾を放ったが、もし、このホームランが無かったら、「侍ジャパン」は、そのまま負けていた可能性が高いと思われる。

吉田は、まさに一振りで「侍ジャパン」を救い、痛恨の3ランを浴びて、落ち込んでいた佐々木朗希も救ってくれた。

佐々木は、吉田の一発に、誰よりも喜びを爆発させていた。

 

 

「侍ジャパン」は、7回裏、吉田正尚の起死回生の3ランホームランで、3-3の同点に追い付いた。

しかし、その直後の8回表、佐々木の後を引き継ぎ、好投していた山本由伸メキシコ打線に捕まり、「侍ジャパン」は再び、3-4とメキシコに勝ち越しを許した。

その後、山本から投手交代された湯浅京己も、1死2・3塁からタイムリーを打たれ、「侍ジャパン」は3-5と2点ビハインドとなったが、この時、レフト・吉田正尚からの好返球で、6失点目を阻止した。

後から思えば、これも非常に大きなプレーであった。

 

 

「侍ジャパン」は、3-5と2点ビハインドの8回裏、1死2・3塁というチャンスを作ると、

ここで代打で登場した山川穂高(西武)が、レフトへ犠牲フライを放ち、「侍ジャパン」は1点を返し、4-5と1点差に迫った。

この時、山川はタイミングもバッチリであり、もう少し打球が高く上がれば、ホームランでもおかしくはなかった。

そう考えると、非常に惜しかったが、ともあれ、山川の犠飛で「侍ジャパン」は4-5と1点ビハインドで9回裏を迎えた。

 

 

 

 

 

4-5と「侍ジャパン」1点ビハインドで迎えた9回裏、

「侍ジャパン」は、この回先頭の3番・大谷翔平が二塁打を放ち、出塁した。

大谷は、この時、一塁を回って二塁へ向かう際に、自分でヘルメットを飛ばして「激走」し、二塁に達した大谷は、「侍ジャパン」のベンチに向かって、雄叫びを上げ、

「お前ら、絶対に逆転するぞ!!」

というような仕草を見せ、チームを鼓舞した。

その後、4番・吉田正尚が冷静に四球を選び、無死1・2塁となった所で、栗山監督は一塁ランナー・吉田の代走として、俊足の周東佑京(ソフトバンク)を送り込んだ。

周東は、「絶対に、ホームに帰る」という事を決意したのか、ニヤリと不敵に笑って見せた。

 

 

「侍ジャパン」は、4-5と1点ビハインドの9回裏、無死1・2塁というチャンスを作り、

この場面で、5番・村上宗隆が打席に入った。

村上は、この試合も、ここまで「3三振」を喫するなど、全く打てておらず、この大会を通じて、苦しみ抜いていた。

この場面でも、村上の脳裏には、一瞬「バント」も頭をよぎったそうであるが、

前述の通り、栗山監督は、一塁ランナー・吉田に代えて、代走・周東佑京を送り、

「何としても、この回で決める」

と決意し、勝負に出ていた。

そして、栗山監督は、城石憲之コーチを通じて、村上に対し、

「思い切って、打って来い!!」

と、伝えた。

この場面、栗山監督も腹を括り、全てを村上に託したのである。

そして、テレビで見守っている、日本中の視聴者も、

「村上、お願いだから打ってくれ!!」

と、祈るような心境で、村上の打席を見守っていた。

時あたかも、TBSのテレビ中継の画面上、

「岸田首相、ウクライナを電撃訪問」

というニュース速報も流れ、いよいよ緊張感が高まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023/3/21 第5回WBC 準決勝

日本〇6×-5●メキシコ

 

そして、村上宗隆は、この土壇場の場面で、遂に「大仕事」やってのけた。

村上は、センターの頭上を越える、逆転サヨナラタイムリー二塁打を放ち、「侍ジャパン」が、土壇場で6-5という劇的な逆転サヨナラ勝ちを収め、凄まじい死闘の末にメキシコを破った。

この場面、二塁ランナー・大谷翔平は、打球の行方を見ながら、打球が抜けたのを確認してから走り始めたが、一塁ランナー・周東佑京は、村上が打った瞬間、「この打球は抜ける!!」と確信し、思い切り良く走っていた。

そして、「侍ジャパン」のメンバー達は、村上が打った瞬間、既に全員がベンチを飛び出し、周東に対し、

「回れ、回れ!!!!」

と、まさに全員が「三塁コーチ」となって、絶叫していた。

そして、皆から言われるまでもなく、周東佑京は物凄い勢いで走っており、前を走る大谷を追い抜かさんばかりに「激走」していた。

そして、大谷翔平・周東佑京が、相次いでホームに帰り、「侍ジャパン」は6-5で、劇的な逆転サヨナラ勝ちを収め、決勝進出を果たした。

殊勲の一打を放った村上の元に、「侍ジャパン」の選手達が全速力で駆け寄り、村上は、歓喜に沸く仲間達に、もみくちゃにされ、この村上の劇的な一打に、日本中が興奮の坩堝となったが、最後の最後まで村上を信じ抜いていた栗山監督は、村上に抱き着くと、

「遅いよ、ムネ(※村上)~!!」

と、声を掛けたという。

村上は、自分を最後まで信じてくれた栗山監督に対し、何か言ってしまうと、泣いてしまいそうだったので、ひたすら、

「シャーッ!!!!」

などと雄叫びを上げていたという。

こうして、最後の最後の土壇場で、村上宗隆は見事に日本中の期待に応え、起死回生の逆転サヨナラ打を放ち、「侍ジャパン」は球史に残るメキシコとの激闘を制し、決勝の「日米頂上決戦」に臨む事となった。

 

<2023(令和5)年3月22日…第5回WBC・決勝「日本〇3-2●アメリカ」>

 

 

 

 

2023(令和5)年3月22日、第5回WBCは、「侍ジャパン」最後の戦いである、

決勝の「日米頂上決戦」を迎えていた。

この大会を通じて、「侍ジャパン」の選手達は、試合前の「声出し」で、数々の「名言」を言って来たが、

「日米頂上決戦」を前にした時、「声出し」を担当したのは大谷翔平であった。

そして、大谷の「声出し」は、歴史的な「名スピーチ」として、今後も永く語り継がれるであろう、誠に素晴らしい物であった。

 

「僕からは1個だけ。憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュミットがいたりとか、センター見たらマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。まあ野球やっていれば、誰しもが聞いたことがあるような選手たちがやっぱり居ると思うんですけど。今日1日だけは、やっぱ憧れてしまったら超えられないんでね。僕らは今日超えるために、やっぱトップになるために来たので。今日1日だけは、彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えて行きましょう。さあ行こう!!」

 

 

 

 

2023(令和5)年の、第5回WBC決勝は、

「日本VSアメリカ」

の対決となったが、試合前のセレモニーで、日米の両チームが入場して来た時、

それぞれの国旗を持った、大谷翔平・トラウトが、それぞれのチームを率いて来るという、何とも粋な演出が有った。

普段は、ロサンゼルス・エンゼルスのチームメイト同士である、大谷とトラウトは、お互いに視線を合わせ、ニヤリと笑い、お互いの健闘を誓い合っていた。

 

 

 

 

こうして始まった「日米頂上決戦」は、試合前の予想どおり、大接戦となったが、

「侍ジャパン」は、アメリカに1点先取された直後の2回裏、5番・村上宗隆特大ホームランで、すぐさま1-1の同点に追い付き、なおも続く1死満塁のチャンスで、1番・ヌートバーが放った一塁ゴロの間に、「侍ジャパン」は2-1と逆転に成功した。

「侍ジャパン」は、その後、4回裏に6番・岡本和真ホームランで追加点を挙げ、3-1とリードを広げたが、

このリードを、今永昇太-戸郷翔征-高橋宏斗-伊藤大海-大勢-ダルビッシュ有…という、小刻みな投手リレーで守り抜いた。

 

 

 

 

 

2023/3/22 第5回WBC 決勝

日本〇3-2●アメリカ

 

そして、「侍ジャパン」が3-2と1点リードして迎えた9回表、

「侍ジャパン」は7番手・大谷翔平が、遂にマウンドに上った。

そして、大谷は2死を取った後、打席にマイク・トラウトを迎え、遂に、最後の最後で、

「大谷翔平VSトラウト」

という「夢の対決」が実現したが、ボールカウント、3ボール・2ストライクから、最後は大谷がトラウトを空振り三振に打ち取った。

この瞬間、「侍ジャパン」が3-2でアメリカを破り、「侍ジャパン」の14年振りのWBC優勝、「世界一」奪還が決まった。

 

 

 

 

こうして、2023(令和5)年の第5回WBCは、見事に、栗山英樹監督率いる「侍ジャパン」が、「7戦全勝」で14年振りの「世界一」を達成したが、試合後、「侍ジャパン」を率いて来た栗山英樹監督が、「侍ジャパン」の選手達により胴上げされ、栗山監督は万感の表情で、宙を舞った。

これこそ、私も「どうしても見たい」と熱望していた場面であり、私は栗山監督の胴上げシーンを見て、万感胸に迫る物が有った。

そして、「投打二刀流」のスーパースター、大谷翔平が、第5回WBCのMVPに選出され、また一つ、大谷翔平に新たな「勲章」が加わった。

本当に大谷翔平は、常にファンの期待に応え続けてくれる、物凄い選手である。

 

<「侍ジャパン」が、第5回WBCの全7試合で、「視聴率40%」超を記録~何故、「侍ジャパン」は、これほど日本中を熱狂させたのか!?>

 

 

こうして、2023(令和5)年の第5回WBCの激闘は、「侍ジャパン」の優勝で幕を閉じたが、今回の「侍ジャパン」のWBC優勝までの激闘は、日本中を熱狂させ、何と、2023(令和5)年の第5回WBCの「侍ジャパン」の全7試合が、全て「視聴率40%」を超えるという、凄まじい数字を叩き出した。

今や「テレビ離れ」が言われて久しい中、これは、とんでもない数字であるが、では何故、今回の「侍ジャパン」は、これほど日本国民を熱狂させたのであろうか?

 

 

私が思うに、今回のWBCの「侍ジャパン」の戦いぶりが、何故こんなに日本国民を熱狂させたのかについて、下記のような要因が有ったのではないかと思われる。

 

①元々、日本人は野球好きな人が多く、潜在的に野球人気が高かったから。

②過去のWBCでも「侍ジャパン」は日本人を熱狂させて来たという「実績」が有ったから。

③日本人は、国を代表して戦う「日本代表」を応援するのが大好きだから。

④従って、「世界一」に向けて邁進する「侍ジャパン」の戦いぶりが、人々を惹き付けたから。

⑤大谷翔平、ダルビッシュ有らのスター選手が参加し、元々、今回の「侍ジャパン」への期待値が高かったから。

⑥昨年(2022年)のサッカーのW杯における、サッカー日本代表の大健闘の際の「余韻」が残っていたから。

⑦3年も続いていた「コロナ禍」で、人々に鬱憤が溜まっており、何処かで発散したいという気持ちが高まっていたから。

⑧人々が、久し振りにみんなで一緒に応援するという「一体感」を味わう事が楽しかったから。

⑨今回の「侍ジャパン」というチームや、WBCでの戦いぶりがドラマチックで劇的で、普段はあまり野球に興味が無い人々までも、夢中にさせてしまったから。

 

 

 

…という事で、私なりに「分析」してみたが、いかがであろうか?

まあ、私の「分析」はともかくとして、今回の「侍ジャパン」の戦いは、日本中に深い感動を与えたが、本当に様々なドラマが有り、多くの人達を虜にしてしまう、物凄い「引力」が有った事は間違い無い。

私も、「侍ジャパン」にはすっかり夢中になってしまったが、2023(令和5)年の第5回WBCにおける「侍ジャパン」は、野球史上に残る「伝説のチーム」になったと、私は思う。

そして、日本国民に勇気と希望を与えてくれた「侍ジャパン」の皆様には、改めて、厚く御礼を申し上げる次第である。

最後に、「侍ジャパン」に対し、改めて祝福の言葉をお贈りさせて頂き、この記事の締めくくりとさせて頂きたい。

 

侍ジャパンの皆様、14年振りのWBC優勝、「世界一」奪還、本当におめでとうございます!!!!