2018年秋 法政優勝への道⑥(1/3) ~慶応が立教に先勝、早稲田VS明治は初戦引き分け~ | 頑張れ!法政野球部 ~法政大学野球部と東京六大学野球について語るブログ~

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少々マニアックな事なども書くと思いますが、お暇な方は読んでやって下さい。

東京六大学野球の第6週は、

慶応-立教、早稲田-明治(早明戦)というカードとなったが、

 

ここまで、3カード連続で勝ち点を奪取し、

勝ち点3で首位を走る慶応が、立教を破り、更に優勝へと前進する事が出来るか、

一方、早稲田も明治を破り、優勝の望みを繋ぐ事が出来るかどうか!?

 

そして、法政としては、第6週で慶応が立教に勝ち点を落とし、

早稲田が明治に1敗でもした時点で、

第7週の東大戦に連勝すれば、法政が自力優勝が出来る可能性が生じるという事で、

法政の立場から見ると、第6週は、立教と明治には、是非とも勝ってもらいたいところである。

 

2018年秋の東京六大学野球も、終盤に差し掛かり、

いよいよ、1戦1戦が、優勝争いの行方を大きく左右する状況となって来た事は、間違いない。

優勝争いは、慶応、法政、早稲田の3校に絞られたが、果たして、どのような展開になって行くのであろうか?

 

 

<10/13(土)、慶応が立教に先勝!高橋佑樹が完投で今季4勝目>

 

慶応-立教の1回戦は、

慶応が高橋佑樹、立教が川端健の両先発で始まった。

 

2回までは、両投手が無安打に抑える好投で、0-0のまま試合が進んだが、

3回裏、慶応は1死満塁のチャンスを作ると、5番・柳町が押し出しの四球を選び、1点を先取。

更に、慶応は6番・嶋田がレフトへの犠牲フライを放ち、慶応が2点を先取し、2-0とリードした。

 

4回表、立教は、2死3塁のチャンスを作ると、4番・種田のタイムリーで1点を返し、

立教が1-2と1点差に迫った。

 

その後、立教は3回途中から登板した、2番手・中川が好投、慶応に追加点を許さず、

一方、慶応・高橋佑樹も好投し、2-1と慶応が1点リードしたまま、試合は終盤を迎えた。

そして、7回裏、慶応は1番・中村が、好投を続ける立教・中川から、今季5本目となるホームランをレフトスタンドに放ち、

慶応が待望の追加点を挙げ、3-1とリードを広げた。

 

更に、8回裏、慶応は立教の3番手・手塚の牽制悪送球により1点を追加、

慶応が4-1とリードしまたま9回表を迎えた。

 

そして、慶応・高橋佑樹は、このリードを最後まで守りきり、

結局、高橋佑樹は9回3安打1失点の好投という見事な投球で、完投勝利。

高橋佑樹は、今季4勝目を挙げ、慶応が4-1で立教を破り、このカードの初戦は慶応が制した。

 

今や、すっかり慶応のエースとなった高橋佑樹は、

27個のアウトの内、14個をゴロで挙げるという、まさに打たせて取る投球で、慶応を勝利に導いた。

慶応は、高橋佑樹中村という、投打の主役が活躍し、まさに快勝であった。

 

 

<10/13(土)、早明1回戦は、両者譲らず、9回引き分け>

 

早稲田-明治(早明戦)の1回戦は、

早稲田・小島、明治・森下暢という、両エースの先発で始まった。

 

早稲田の小島は、ここまで2試合連続完封勝利(3試合連続完投勝利)で、

現在、21イニング連続無失点と、絶好調。

一方、明治の森下暢は、前週の東大との3回戦で、

9回まで東大をノーヒットに抑え、あわやノーヒット・ノーランかという快投を見せている。

 

早稲田・小島、明治・森下暢という、好投手同士の対決という事で、

試合前から投手戦が予想されたが、果たして、試合はその通りの展開となった。

 

明治・森下暢が、3回までに早くも6奪三振という投球を見せれば、

早稲田・小島も、ランナーは出すものの、要所を締める投球で、

試合は0-0のまま進み、5回裏を終了。

 

6回表、早稲田は1死3塁のチャンスを作ると、

4番・加藤がレフトへタイムリーを放ち、早稲田が1点を先取。

早稲田が、1-0とリードを奪った。

 

一方、0-1と1点を追う明治は、

7回裏、先頭の9番・森下暢が安打で出塁したのをキッカケに、

1死1、3塁のチャンスを作ると、途中出場の2番・吉田がスクイズを決め、

明治が1-1の同点に追い付いた。

これにより、早稲田・小島の連続イニング無失点は、「27」でストップした。

 

その後は、早稲田・小島、明治・森下暢の両投手が、共に踏ん張り、追加点を許さず、

結局、試合は1-1のまま、規定により(※この日は、プロ野球併用日)、9回引き分けに終わった。

 

早稲田の小島は、9回6安打7四死球8奪三振で1失点、

明治の森下暢が、9回7安打3四死球10奪三振で1失点、

両投手ともに、9回を1失点で完投するという、素晴らしい投球を見せたが、

試合は決着が付かず、早明戦の1回戦は、両者譲らず1-1の引き分けとなった。

 

早稲田は、勝率の事を考えると、1敗でもすると、優勝争いからは、ほぼ脱落するという状況であるが、

果たして、早稲田は、早明戦の2回戦以降も勝利し、優勝戦線に生き残る事が出来るのであろうか?

 

 

<2018秋 東京六大学野球 第6週 10/13(土)の結果>

 

慶応〇4-1●立教、早稲田△1-1△明治

 

 

<2018秋 東京六大学野球勝敗表 第6週(10/13 現在)>

 

①慶応 7勝2敗 勝ち点3 勝率.778

②法政 7勝3敗1分 勝ち点3 勝率.700

③早稲田 5勝3敗1分 勝ち点2 勝率.625

④明治 3勝4敗3分 勝ち点1 勝率.429

⑤立教 3勝5敗 勝ち点1 勝率.375

⑥東大 0勝8敗1分 勝ち点0 勝率.000