こんにちは法マス一年生さのまると言います。
一年生ということのほかにそもそもの話でアイマス始めたのが友人に誘われてサークルに入った4月というライト層以下の人間なので書こうとは思っていなかったのですが、本企画に寄稿する方が少なく、書いてくれないかと頼まれまして、量と質を問わないのならば是非、ということで今に至るわけであります。
折角ですので最後まで読んで頂けると幸いです。
そんな訳でどの曲について書こうと思いまして長考の末、今回は学園アイドルマスターより倉本千奈さんの『憧れをいっぱい』について書くことにしました。
アイマス歴4か月の中でなんだかんだ様々な曲に触れてきましたが、その中からなぜこの曲を選んだのかというと、最初に始めたブランドが学マスであり、ふつつかながら千奈担当を名乗らせている節があるためです。
(一番長く触れているブランドではあるので一番的外れなこと書かないだろうという日和った弱気な理由もありますが。)
さて本題に入らせて頂きますが、まずなんといっても曲調が特徴的で、そもそも倉本千奈さん自体、テンポが速い楽曲が多い学マスの中で個人曲がローテンポな曲のみで構成されている(2025年8月5日現在)のは珍しいと感じます。
理由として考えられることに倉本千奈さんの声質がそういった曲調に合っているということが挙げられます。
そもそも倉本千奈さん自体が朗らかに明るく生きている人物として描かれているので非常にキャラと歌声が曲にマッチしていると言えます。
(勿論、『Howling over the world』や『仮装狂騒曲』など、他全体曲でも十二分の魅力があります。)
倉本千奈さんの個人曲の内、そのキャラと歌声が曲と最もかみ合っているのがこの『憧れをいっぱい』だと考えています。
まずこのキャラが個人的にものすごく表れていると感じるのはこの「おしゃまな私たちの夢がいつかカラフルで素敵なモノで彩られていたらいいな」のフレーズです。
この「私たち」という歌詞はかなり妄想考察の余地があるのですが、やはりここは篠澤広さんや花海佑芽さんのことを強く意識しているのではないかなと思います。
勿論他のクラスメイトを含む学マス登場キャラも含んでの「私たち」であったり倉本千奈さんとそのプロデューサーをまとめて「私たち」としている可能性はあります。
しかしこの曲のタイトル、『憧れをいっぱい』に見られるように倉本千奈さんには憧れる対象がたくさん登場します。
また学マスのコミュ内でも3年生組や他の1年の同期に尊敬の念を抱いている描写は数えきれないほどあります。
プロデューサーを含んでの「私たち」というセンもその後ろの「おしゃまな」という言葉が引っかかるため無いように思えます。
よってこの「私たち」というのは補習組の他2人を含んでいるのではないかと考えます。
といっても倉本千奈さんが篠澤広さんと花海佑芽さんにそういった「憧れ」の感情が無いという訳ではなく実際この二人をリスペクトの目で見る機会は少なくないので、あくまでこの二人は凄いと思うこともあるけど倉本千奈さんにとっての二人の本質は友人であるという認識でいます。
また「カラフルで素敵なモノ」という漠然とした抽象的な歌詞には倉本千奈さんの裏が無く、無垢に生き、アイドルになろうとしている人物イメージが重ねられるように感じられます。
次に倉本千奈さんの歌声の魅力がの紹介に移りますが、前提として倉本千奈さん役の伊藤舞音さんは非常に倉本千奈さんとして歌うのが上手で、歌詞の一語一語の声質や音の跳ね方、息の吸い方から非常に倉本千奈さんを感じられる歌い方だと歌を聞く度に感じます。
この魅力が最も溢れているのが「憧れをきっと見つけてくれるよね?」「憧れをずっと忘れないでいたね」だと思います。
両方のフレーズの最後の「ね」は倉本千奈さんの無邪気な笑顔を思い出されるような、汚れた大学生の自分には勿体無い、純粋な口調なので聞く度に心が浄化される想いでございます。
またここのフレーズはカラオケの音程バー見てもらうと分かるのですがかなり音の取り辛い音程になっています。
それを卒なく歌えているという点で素の歌唱力が高く、その上で倉本千奈さんの天真爛漫な性格を崩さないで歌っているという伊藤舞音さんの技術力は脱帽します。
ここまで自分なりに倉本千奈さんの『憧れをいっぱい』について書いてきましたがかなり稚拙な部分があると思います。コミュも十分に読めているとは言えないですし、「文脈」を感じ取るのも苦手なので浅いことしか書けないと思いながら本稿を書きました。
(この企画を知ったのが締め切り日の前々日ということで、推敲する時間が無に等しかったという事情もあります。)ですので、もし自分の考えと違ったらどこかでどのような形でも、聞かせてくれると大変嬉しいです。
最近他ブランドもかじるようになっていろいろな曲に出会うようになりました。これから沢山の曲を好きになると思います。
またこういった企画に参加させて頂く機会があればその時にはもっと深いことが書けるようにしたいです。
ここまで読んでくれた方には感謝しかありません。ありがとうございました!
(筆:さのまる)