こんにちは。筆者のさきたま です。流行語、「どうもです!」はノミネートされてませんでしたね。解せぬ。
シャニマス道場シリーズ、ちょっぴり間が空いてしまいましたが(ちょっぴり?)前回に続きWINGの攻略記事です。本稿ではVisual特化でのTrue End達成を目指していきます。
VisualでのWING攻略は(実際の難易度はともかく)わりと見たまんまなので、やたらめったら要素の多いシャニマスをプレイする上で“どこに注目すればいいか”ということを知る意味では初心者向きと言えます。
というわけで。
この記事は、「そもそもどこ見ればいいか全然わからん!!」というガチの初心者に向け、基本的な視点を養うことを目標とします。
そのため、ある程度手持ちが充実してから重視するポイントに関しては大幅に説明を端折っています。特にパッシブスキルやEXスキル、および詳細な数値について本稿ではロクに解説しないので、詳しく知りたい方はシャニマス道場の他の回を参照してください。逆に言うと、今出てきたパッシブやらEXやらがピンと来ない方でも最後まで読めるようになっている記事(のはず)です。長いけど。
Trueを見るためにはSR以上のプロデュースアイドルを編成する必要がありますが、マジで始めたばっかりだからそんなの持ってないよ!という方も、WING優勝までの参考にしていただければ幸いです。めっちゃ☆がんばれば初見突破も夢じゃありません。めっちゃ☆がんばりましょう。
※以下の記述はすべて筆者の経験則に基づいたものであり、バラエティでやってる再現VTRくらいの信憑性しかありません。もっと安定させたい!or固定化してRTAしたい!という強者の方は各位攻略Wikiなどをご参照の上、手持ちの編成と相談しつつ極めていってください。
~編成~
まずはユニット編成について。筆者の編成を紹介する前に、まずはどこを見ながら編成を考えればいいか、ということについて解説します。
とりあえず園田智代子さんに来てもらいました。あったかそうですね。
サポートカードの詳しい見方は『初心者準備編』で書かれていますが、こうしてひとつのカードを取るだけでもとにかく情報量が多いです。いちいち全部を把握するのは至難の業、と言えます。
じゃあ一体どこに注目すればいいのかというと、
①ここ(スキルパネル)のここ(ライブスキル)と、
最低限、カードはこの3ヶ所で判別することができます。
③:サポートスキル
ここからは個別の解説ですが、このままだとサポートスキルだけなんかいっぱいあって大変なので、もう少し絞っちゃいましょう。
ということで、まずは③にあたるサポートスキルの話からしていきます。番号の事なんだと思ってるんですか?
サポートスキルについては、
・アイドルの絆
・約束リカバー
・おやすみブースト
・ボーカルマスタリーVo/ダンスマスタリーDa/ビジュアルマスタリーVi
これら“以外”に注目してみてください。
というのも、ここで挙げたものはどれもSR以上ならほとんど全てのカードが持っている、というくらい一般的なスキル。言い換えれば、この中のどれでもないサポートスキルはそのカードを特徴づけるものだったりするわけです。
例えば〔〇○マスタリー体力〕系や今回の実践で使用する〔オーディションマスタリー○○〕系は持っているカードが少ない上に優秀なので、サポート紹介なんかでもよく取りあげられたりします。手持ちにあったらラッキー!なかったら出るまで引いてください。
なお、上に挙げたマスタリー系の中でも増加量が2ケタのものは強力な部類なので、見かけたらちょっと気に留めておくといいと思います。カードのレベルに応じて増加量も上がるので、気になるカードはいっぱいトレーニングしておきましょう。
①:ライブスキル(スキルパネル)
続いて、①スキルパネルの方のライブスキル。これはユニット編成画面右下の[スキルパネル]から同じものを見ることができます。
この画面では、編成したカードのスキルパネル欄に載っているものが並んでいます。ピンクの丸と♪マークのやつがライブスキル、他は今回端折ったパッシブスキルなどです。
ここにあるカードと同名のライブスキルはそのカード固有の倍率や効果を持っており、WING中はこれを習得することがひとつの小目標となります。つまり、これら固有ライブスキルの威力がなるべく高いカードを採用すればいいわけです。シンプル。
この「スキルパネルの方のライブスキル」に関して、2つほど注意点があります。
第一に、ほとんどの場合、金パネルの固有ライブスキルは4凸(最大特訓)しないと解放されません。同じカードを5枚以上引いてないとダメってことなので、例えば新しく引いたばっかりのサポートSSRが持っている固有ライブスキルはどんなに強力でも使えません。
第二に、編成したカードのスキルパネルは全て習得できるわけではありません。プロデュース中にどれだけ多くSPを稼げるかによりますが、普通にやってWING本戦までに習得できるのはせいぜい2人分なので、残りの3人がどんなに強いライブスキルを持っていても持ち腐れてしまいます。
まとめると、SSRだからって無凸ばっかり編成するとライブスキルが取れなくて詰むけど、別に全部を4凸にする必要はないってことです。バランス、だいじ。
②:ライブスキル(所持スキル)
じゃあその凸ってない3人はどうやって選べばいいんじゃい!というときの判断材料になるのが、②所持スキルの方のライブスキルです。
①も②もライブスキルって名前なのでまぎらわしいですが、こっちはスキルパネルの方と違い、習得の工程を踏まなくても使うことができます。パネルの方はプロデュースアイドルが頑張って習得するもので、所持スキルはサポートアイドルが始めから持っているスキル、というイメージです。
この「所持スキルの方のライブスキル」の特徴として、サポートアイドルのアピール値と倍率で基本威力が決まる、という点があります。
サポートアイドルのアピール値は詳細画面で確認できます(が、後述する編成画面の並び替えを使った方が見やすいです)。
この数値はカードによって最大値が異なり、同じカードでもレベルが高いほど大きくなります。加えて、さっきの樹里ちゃんのように一定レベルごとにライブスキルの倍率が上がるカードも多く存在します。
つまり、レベルを上げれば上げるほど強い、というわけです。物理で殴れ。
注意点として、こちらは編成した時点で必ず手札に加えられてしまうため、余計なものを混ぜられません。Vi一極の場合、所持スキルがVoやDaのカードをうっかり編成してしまうと完全に“損”になります。
正直この部分の火力はみんな似たり寄ったりなので、どちらかというと「特化ステータスと違うものを入れない」という点に注意して見ると良いでしょう。
なお例外として、ゲストに編成したカードのライブスキルは手札へ加わりません。例えば「サポートスキルが優秀だけど特化ステが違う…」みたいなカードを編成したいときは右端のゲスト枠を活用しましょう。
選び方
サポートカードの見方はマスターできたでしょうか。
では、以上の3点を踏まえて「とりあえず手持ちで一番強いVi編成」を作ってみましょう。
まず「サポートアイドル編成」→「デフォルト」と書いてある枠を選択し、Visual順(降順)に並び替えます。
こうするとサムネイル上にViのアピール値が表示される上、だいたいVisual特化でレベルの上がっているカードが上位に来るので上から順に吟味しやすくなります。この文の“上”率すごくないですか?
これで表示されたカードを長押しで見ていき、ライブスキルの倍率やサポートスキルを比較しながら、これは強かろうと思うアイドルを編成していきましょう。
どんな編成になるかは手持ち次第ですが、上で挙げた3つの要素に注目すればあんまり変な編成にはならないはずです。特に②所持スキルの方のライブスキルは、まれに①の固有ライブスキルと違う種類になっていることがあるので要注意!
ちなみに、筆者のVisual編成はこんな感じになっています。
智代子を除いて左から、
・【Cherry Jelly】大崎 甘奈(恒常ガシャ)
・【宝石色のしおり】風野 灯織(イベント報酬)
・【One, Two...♡】黛 冬優子(グレフェスコイン報酬)
・【pooool】浅倉 透(期間限定ガシャ)
・【をとめ条約】杜野 凛世(グレフェスコイン報酬)
です。
ポイントはグレフェスコイン報酬の冬優子と凛世。どちらも汎用性の高いオーディションマスタリーを持っているため、特化ステータスの違う凛世をゲスト枠に置くことで強引にガン積みしています。Vo特化やDa特化で組む時にも使えるんじゃないでしょうか。
(この凛世はVo型ですが、マスタリーで増えるのがSPとメンタルなのでVi特化に編成しても無駄になりません)
さらに4凸していた恒常の甘奈を金ライブスキル要員として主力に据え、
イベント報酬ながら強力なライブスキル(所持スキル)を持つ灯織と、
限定なだけあって無凸のくせにアホほど高いVi値を持つ透を雑に編成することで完成します。
見ているのはほぼ上に挙げた3要素のみですが、相当安定して攻略できます。持っている方にはオススメです。
自編成以外に紹介したいカードもたくさんありますが、基本的には“倍率が高い”か“マスタリーが強い”ものばかりです。せっかくなので、今回はぜひ手持ちの中から暫定1位を探してみてください。
実戦にむけて
さて、この記事は初心者の支援が目的です。
もちろん使えるならSSRを使った方がいいんですが、「ずっと無料ガシャだけ引いてたけどプロデュースはしたことない…」という方ならともかく(これはこれで意外に多いらしい)、本当に始めたばっかりの初心者がSSRを5枚ダブらせてることなんてまずありません。
というわけで、
サポートSRに限定して、Visual特化の編成を組んでみました。
プロデュースの冬優子はSSRですが、Viのライブスキルを持っていれば誰でもOKです。
今回の使用カードは
・【ぐるもこ・まふ×2】園田智代子
・【娘・娘・金・魚】幽谷霧子
・【冬、どがんね~?】月岡恋鐘
・【こころに恋】桑山千雪
・(ゲスト)【魔法の階段を上って……】風野灯織
の5名です。初心者ミッションでもらえるものとほとんど同じですね。
大きな違いとしてゲストにDa特化のカードを置いていますが、この灯織はサポートスキル〔オーディションマスタリー〕要員です。詳しくは発動時に解説します。
スキルパネルは以下の通り。
今回は、プロデュースアイドルに設定した冬優子の【オ♡フ♡レ♡コ】と、編成した中で最も倍率の高い智代子の【ぐるもこ・まふ×2】の習得を第一目標とします。
さらに、可能であれば金ライブスキルをもう1つ習得することも目指します。ここはSP次第ですね。
この編成で、実際のプロデュースに挑んでみましょう。
2.WINGシナリオ攻略
もちもの
プロデュースシナリオでWINGを選択→ユニット選択から先に進むと、アイテムを選ぶ画面に移動します。意外と種類の多いこの画面で何を選べばいいか、筆者のオススメを紹介します。
今回の攻略は、この秘密のメモ帳と283プロのキーホルダーを持っていきます。どちらも序盤からいっぱいもらえるアイテムなので、積極的に使っていきましょう。
キーホルダーに関しては上位互換のタオルやTシャツなんてものも存在するので、もし持っていればそちらを使うとより効果的です。“絆UP”という効果がややピンとこないかと思いますが、なんとなく能力の上がりやすさくらいに思っておけばOKです。(本稿では割愛します)
入手しやすさを度外視して挙げるなら、圧倒的にVisual流行雑誌をオススメします。ピンク色のやつ(アイグラ)ではなく、固定でVisualを1位にできる方ですね。
そもそも流行って何やねん、という疑問もあるかと思いますが(詳しくはちゃんと後述します)、簡単に言うと流行はどデカい運要素です。本選で負けるときはだいたい流行のせい。
このVi流行雑誌はその運要素を強引に排除できる強力なアイテムで、正直、これを持っていくだけでWING優勝はそこそこ安定します。ずるじゃん。WING以外での出番は一切無いので、もし持っていて確実に勝ちたいなら迷わず選びましょう。
他にも、入手しやすい中ではタルト(できれば青以上)もよく使われます。好きなタイミングで体力回復ができるので、細かな失敗のリスクを回避したいときや、なるべく約束を守りたいときなんかにオススメです。
各アイテムはイベント報酬や営業で手に入るほか、Vi流行雑誌はショップからリサイクルで錬成することもできます。マニー消費なしでリサイクルできるキャンペーン期間を狙って作り貯めておきましょう。
シーズン1
いよいよプロデュース開始です。シーズン1でやるべきことはふたつだけ。
ズバリ、お仕事連打と適度なお休みです。理想の社会人?
まずはお仕事連打について。プロデュース画面のカレンダーを選択すると、その週にすることを選ぶ画面に移ります。このうち“お仕事”に含まれる「ラジオの収録」または「トークイベントに出演」のいずれかに、シーズン1の間はひたすら行き続けます。
ラジオ収録に行くとメンタルが多めに上がり、トークイベントに行くとSPなるものが稼げます。メンタルを上げた方が今後の安定感は増すため、基本的にはトークイベントよりもラジオを優先することをおすすめしますが、どっちに行ってもシーズン1は突破できます。
なぜどっちでもいいのかというと、ここで最も集めたいのはメンタルでもSPでもなく、ファン人数だからです。
WINGはシーズンごとにファン人数の目標があり、届いていないとその時点で終了してしまいます。シーズン2以降はオーディションで稼ぐものですが、シーズン1はお仕事のみでギリギリ目標の1,000人に到達できるので、メンタルやSPと一緒に集めてしまおう、というわけです。
なんかのレベルが上がりました。
このような仕事場・レッスン場のレベルアップは行くたびに一定確率で発生し、これが起こると以降の当該お仕事やレッスンにおけるステータス・ファン人数の上昇量がUPします。
先ほど「お仕事のみでギリギリ1,000人に到達できる」と書きましたが、実はラジオとトークイベントだけで到達するためにはこの施設レベルアップが必須です。本当にギリギリ。万が一シーズン1後半までに一度もレベルアップしなかった場合、お仕事の一番右にある「雑誌の撮影」かオーディションでファン人数だけ稼ぎましょう。
そんなことを繰り返していると、だんだん右上の体力ゲージが減っていき、反対に「トラブル率」なる数字が増えていきます。体力ゲージが赤く点滅しだしたら、プロデュース画面のマグカップからお休みを入れましょう。
(右上のゲージが点滅していてもレッスンやお仕事はできますが、なるべく早めにお休みかタルトを使いましょう)
トラブルが発生すると上がるはずだったステータスが微減し1週消費してしまうので、トラブル率が2桁に入ったら休んでおくのが無難です。が、たとえ1%だろうと引くときは引くので、状況(約束など)によってはゴリ押したりしても大丈夫です。
ついでに触れておくと、ときどき発生する「アイドルとの約束」は守らなくてもTrue達成には影響しません。
そりゃ守れるなら守った方が良いんですが、要求されるのは“3種類のレッスンのうちいずれか”または“お休み”でお仕事は含まれないので、よっぽどタイミングが良くない限りシーズン1中はどんな約束が来てもロスになります。むりやり守り続けるとファン人数の回収が間に合わなくなってしまうため、体力や施設レベルと要相談です。
コツを挙げるなら、約束をお願いされた時点では断らず当日になってガン無視すると、一定確率でサポートスキル〔約束リカバー〕が発動し、うまくいけばデメリットが消滅します。わりと豪運チャートな上、実行するたびに人の心が死んでいきますが、立ち回りとしてはオススメです。
それから豆知識として、約束通りにレッスンを行ってトラブルを引いてしまった場合も、約束自体はちゃんと守ったことになります。ど~~~~~しても約束を守りたい!という時には体力を気にしなくてもOKです。(トラブったなりの損はしますが…)
その他、アイドル固有の朝コミュやプロデュースコミュ、そしてカードによって異なるアイドルコミュにサポートコミュ、さらには低確率で敏腕/悪徳記者の取材、はづきさんなどが発生しますが、これらのタイミングはランダムです。秘密のメモ帳を持っていれば選択肢で迷うこともないので、サクッと特化ステータスを上げたり楽しく話せたりしていきましょう。
そんな感じで、無事1,000人集まりました。
目標を達成したあとは、トラブル率に気をつけつつシーズンの終了を待ちましょう。引き続きお仕事を連打するか、特化ステータスのレッスンに行ってみてもOKです。
シーズン2/オーディションの基本
シーズン2に入りました。ここからはお仕事をどう頑張っても目標のファン人数には届かないので、特化ステータスに応じたレッスンを行いつつ、オーディションへの合格を狙っていきます。
まずレッスンについて。今回はViの1極編成なので、ビジュアルレッスンへ行き続けます。当然Viの数字がモリモリ上がる一方、VoやDaはぜんぜん上がりません。バランスよく育てる系のゲームから来た方は「いいの…?」ってなるかと思いますが、いいんです。
なお、アイドルとの約束では特化ステータス以外のレッスンを要求されることがありますが、その場合は寄り道がてら他のレッスンへ行っても問題ありません。ただし、そもそも約束を守ること自体は必須でないことをお忘れなく。
さて、オーディション参加のタイミングですが、流行を見て判断します。
(プロデュース画面右下にあるのが流行です。毎週ランダムに変化します)
シーズン1では一切触れなかった右側のタブレットですが、ふと見るとなんかビジュアルが1位になっています。この順位が流行です。
流行はざっくり言うと、オーディションにおけるVo、Da、Vi各審査員のえらさを順位で示したものです。シーズン2では、自身の特化ステータス(今回はVi)と流行1位が一致したときにオーディションへ向かいます。
詳しくは行ってみればわかるので早速…と突撃する前に、振り返りをしておきます。
振り返りでは、トークイベントなどで集めていたSPを消費してスキルパネルを解放できます。今は123ポイント貯まってますね。
ここで、編成を考える際に登場した金ライブスキルの存在を思い出します。
今回習得を目指す金ライブスキルは智代子の【ぐるもこ・まふ×2】ですが、先に少ないSP消費で習得できる冬優子のライブスキル【オ♡フ♡レ♡コ】と、同じく30SPで習得できる智代子の白ライブスキル【ビジュアルアピールⅢ】をもらっちゃいましょう。
もしこの時点で140以上SPを持っていれば、まっすぐ誰かの金ライブスキルを取りにいってもOKです。
振り返りでパネルを開けられるだけ開けたなら、いよいよオーディションです。
流行が1位であることを確認し、行ける中で一番右のオーディションを選択します。各シーズン、最初に行ける範囲で一番右のもの(左から3番目)は1回でそのシーズンの目標ファン人数を回収できるので、基本的に他へ行く必要はありません。
体力も消費しないので、気にせず今度こそ突撃しちゃいましょう。
(推奨能力値とかなんとか書いてありますが、超えてなくても挑めるし勝てるので気にしなくてOKです)
まず、アイドルと会話を交わしテンションを上げたり下げたりします。ここでもメモ帳を持ち込んでいれば選択肢に迷うことはありませんが、朝コミュと違い位置が固定なので覚えやすいかと思います。ていうかだいたい上が正解です。
そもそもテンションって何やねん、という問題については、この後ざっくり触れます。
オーディションが始まりました。さっきまでと全然画面が違いますね。
(オーディションの画面は、Trueを狙っていると今後山ほど見ることになります)
まずは右側から見ていきましょう。自分とライバルのアイドルにそれぞれ表示されているメンタルゲージは審査員からの攻撃で減っていき、メンタルが0になるとその時点で脱落します。シーズン2はすぐ終わるのでメン死することはまずありませんが、削れるにつれて目押しのルーレットが難しくなっていくので注意が必要です。
反対側にいる3人が敵、もとい審査員です。本記事で殴るだの倒すだの言っているときの攻撃対象は彼らです。色はそれぞれの弱点ジャンルを示しており、一致するライブスキルで殴ると他よりたくさんダメージが入ります。
オーディションは、下の手札からなるたけ倍率の高いものを選び、流行1位の審査員を退場するまでボコボコにすることで合格できます。
今回はViが流行1位になるのを見計らって挑んだので、手持ちの札で効率よく殴ることができます。1位が退場したら2位を、2位がいなくなれば3位を狙いましょう。
目押しのコツとかは特にありません。がんばって。
(審査員にとどめを刺したアイドルにはボーナスが入ります。あと一撃で倒せそうな審査員は積極的に狙いましょう)
しばらく殴っていると、なにやら右下のゲージがハートを撒き散らし始めました。
この思い出アピールは全審査員にまとめて攻撃できる大技で、これまでこなしてきた朝コミュや約束が多いほど強く、テンションが高いほど早く撃つことができます。
目押しでGoodを取ると最速で行動できるので、上のVi審査員のようにあとひと押し!という相手がいる状態で思い出アピールを使うと効果的です。
ただし、一度撃つと再充填にかなり時間がかかるため、よほど長引いたりしないかぎりは1オーディションにつき1発が限界です。タイミングは慎重に探りましょう。
(ルーレットのパターンは通常のアピールとだいぶ異なりますが、いつものより当てやすいです)
こうして各審査員が落とすスターを奪い合い、獲得数の多かったアイドル2人が合格になります。
自分が倒した審査員の流行順位が高いほど獲得スターは増えるので、流行1位を相性一致で殴り続けていればだいたいトップがとれます。たまに2着になりますが、ファン人数はちゃんと増加します。流行1位と相性一致と一向一揆で韻が踏める。
ということで、無事合格しました。
合格すると専用のコミュが見られるほか、Vo、Da、Viの数値がちょっとずつ上がる…んですが、今回はさらにSPももらえます。ここで、編成時に触れたゲスト灯織の〔オーディションマスタリー〕がしれっと発動しています。
Trueを目指す場合はシーズン3以降オーディションに行きまくるんですが、そうすると他のお仕事、特に優先度の低いトークイベントには行きづらくなります。その際不足しがちなミネラルSPを補うために麦茶灯織を淹れていた、というわけです。注意点として、2着だと発動しません。
(本来、このタイミングでSPは増えません。ゲスト枠の灯織がここからじんわり活躍します)
シーズン2では、一度合格したらもうオーディションへ行く必要はありません。引き続き特化ステのレッスンに行ったり、ラジオの収録をしたり、適度に休んだりして基礎を固めていきましょう。
個人的な目安として、メンタルの数値はシーズン2終了までに250を超えておくことを目標にしています。Viの方は多いほど得なので、上げられるだけ上げておきましょう。
シーズン3
記事も相当長くなってきましたが、True攻略はここからが本番です。心してかかりましょう。
シーズン3では、まずViの流行1位を待って一番右のオーディションへ向かいます。ここまではさっきと同じです。振り返りも忘れずに。
(『SPOT LIGHTのせいにして…』に合格すれば、シーズン3の目標ランクはクリアです。しかし…?)
ここに合格すると行けるようになる特殊オーディション、その名も『踊っていいとも?増刊号』に、WING出場が目標なら1回、Trueが目標なら3回以上の合格を目指します。いいのか?この番組名。いいよ。
(さっき行ったオーディションよりも、さらに右側。ここで延々ファンを稼ぎます)
この『踊っていいとも?増刊号』(以下いいとも)攻略のコツとして、流行1位が何だろうがとにかく挑み、こっちの特化ステが何だろうがそのとき一番えらそうな審査員をひたすら殴り続けるというものがあります。コツって書きましたが今のは嘘で、わりと脳筋です。
この戦法が通用する理由を説明するためには、ライバルの挙動に関する仕様に言及する必要があります。即ち・ライバルには特化ステータスがある・ライバルには「スピア」「変遷」の2種がいる・ライバルの特性は各オーディション毎に固定であるという三原則です。
説明、難(むず)。
このあたりに関しては、もう少し後で解説します。すみません。
ざっくり要約すると「オーディションによっては勝ちムーブしてくるやべえやつがいるけど、いいともにはいないから楽勝!」ってことです。競合相手がいないんですね。
とはいえ脳筋戦法には違いないので、ある程度火力を出せる必要があります。この工程が安定するということは「短期間に育成が進んでいてサポートのレベルも高い」ということであり、ひいては「強いサポートで編成が組めている」ことになります。
つまるところ、安定感とは“手持ちの強さ”です。身もフタもないですね。
そんなわけで、全部SRでやっているとシーズン3はわりとギリギリです。手札運や目押しの精度が悪いと押し負けたり、長期戦でメンタルが削れてリタイアなんてこともありえます。サポートの強さが心許ないときは、レッスンなどを挟んで火力を補いましょう。
シーズン3の目標ファン人数は50,000人ですが、実はいいともに一度でも合格すると100,000人に到達し、シーズン4を待たずにWINGへの出場が決定します。
WING優勝を目標にここまで読み進めた方は、シーズン4の内容を飛ばしてしまっても問題ありません。本選で会いましょう。
True狙いの方は、シーズン3終了までになるべく多くファンを集めておきます。一応200,000人ほど集まればある程度安定しますが、ここで多めに稼ぐことでシーズン4のしんどさを大きく減らせます。引き続き頑張りましょう。
シーズン4
最終シーズンに突入しました。この先は主に、True Endを目指す人に向けた解説を行います。
WING出場までが目標でシーズン3中一度もいいともに挑まなかった方は、今まで通りViが流行1位のタイミングで一番右のオーディション『オールアイドル感謝FESTIVAL』に挑みましょう。GL!
さて、以下はTrue用の、それもVisual特化のときのみ適用できる立ち回りです。他ステータス特化のときは大きく変化するのであらかじめご注意ください。
ここでの動きはちょっと特殊で、Viが流行1位のときは100,000人のオーディション、2位のときはひとつ左にある50,000人のオーディションに挑みます。
(10万オデこと『THE LEGEND』は、シーズン3でいいともに合格していれば最初から選択できます。Viが流行1位の時以外に挑むのは避けましょう)
10万オーディションの方に関しては完全に今まで通りです。なるべく高い倍率で、ひたすら1位を殴りましょう。ただし、いいとものように何が1位でもゴリ押そうとすると高確率で返り討ちに遭うので、おとなしく流行を待つことをオススメします。もちろん、突撃前には振り返りを忘れずに。
シーズン3終了時点で100,000人ファンがいる場合、ここに4回合格することでTrueへの道が開けます。最低でもシーズンの半分をこれに充てることになる上、流行への依存度が高くなかなか大変なので、なるべくシーズン3のうちに稼いでおきましょう。
流行2位の時に挑む、と書いた5万オーディションですが、ここでは新しい戦法である2位スピアをしていきます。
(5万オデにはこれまでと違い、流行が2位の時に向かいます)
「スピア」という単語はライバルうんぬんのくだりで一瞬だけ出てきましたが、シャニマスでは特定順位の審査員を殴り続けることを指します。これまでの戦法は1位スピアです。
つまり、2位スピアとは流行2位の審査員を殴り続けることです。この戦法は、スター獲得数が2位以上なら合格、というオーディションの仕様に頼ることで可能となっています。2着狙いってことですね。
2位スピアをしつつ1位をもぎ取るためには、審査員へとどめを刺した際のボーナスであるラストアピールを意識する必要があります。1位審査員の体力に注意しつつ、思い出アピールのタイミングを普段以上に見極めましょう。
以上2種類のオーディションに挑みながら、ファン人数の合計が500,000人以上になるように調整していきます。Viが流行3位の時や目標の数字を達成してしまったあとは、WING本選に備えてビジュアルレッスンをしたりメンタルやSPを稼いだりしておきましょう。
さて、ここまでどうでしょうか。目標、届きましたか?
WING出場に惜しくも届かなかった…という方も大丈夫(でぇじょうぶ)です。ドラゴンボールで生き返(けぇ)れますもう一回やりましょう。
プロデュースで消費するのはスタミナ(一定時間で回復する)とアイテム(営業回してれば無限に手に入る)と時間だけなので、繰り返しやっていくうちに感覚がつかめてくるかと思います。(ゲームってだいたい全部そう)
加えて、負けることでしか解放されないコミュが各シーズンごとに存在するため、シャニマスの物語性に興味を持って始めた方はここで勝ってもいずれ敗退コミュが読みたくなるはずです。いや、なります。全員。
単なる慰め以上の意味で、敗北は無駄になりません。これからも一緒に頑張りましょう。
無事シーズン4を突破できた幸運な方は、忘れずに振り返りをしておきましょう。
今回、準決勝前時点でのスキルパネルはこんな感じ。シーズン2以降オーディションのたびに智代子のパネルをちまちま掘り進め、金ライブスキルを習得したあとは千雪にシフトという流れでぴったり2人分習得できました。
なお上限を開けていないため、冬優子のVi値は500で打ち止めになっています。申し分のない…とまでは言い切れませんが、状況さえ整えば十分勝利できる火力といえるでしょう。
火力はMAX。スキルも十分。これで優勝は盤石かというと、全然そんなことはありません。
ここからはいよいよ本番の魔物、すなわち流行ガシャが待ち構えています。
WING本選
これまで見てきた通り、流行はオーディションの勝利条件に大きく関わってきます。さらにWING本選は1着で突破しないと不合格になってしまうため、非常にシビアです。
実はシーズン4までの流行にはパターンがあったんですが(詳しくは前記事『WING優勝~Vo編~』のシーズン2あたりを参照)、準決勝と決勝の流行は何が来てもおかしくないので正真正銘お祈りです。日頃から良い行いを心掛けましょう。
一方でライバルの行動は本選でもパターン化されているので、どんな状況なら勝ちやすいか、ということははっきりしています。
具体的には、
・準決勝はVo1位が最も勝ちやすく、
・決勝はVo1位が最も負けやすい
です。
これはライバルの仕様によるもののため、Vi特化以外にも共通です。とっても重要なので今日はこれだけでも覚えて帰ってください。こんなに長くて覚えるのこれだけってマジ?
まずは準決勝。上述の通り、自分の特化ステータスに関わらず、Vo1位を祈ります。次善はVi1位、一番ダメなのがDa1位(かつVi3位だとよりダメ)です。果たして…
(あっ)
(勝ちました)
Vo1位を引くことさえできれば、今まで通り1位スピアで突破できます。もちろんアイドルが実力を発揮できていることが前提なので、落ち着いて目押しでパーフェクトを狙いましょう。
なおVi1位の場合も戦法は同じく1位スピアですが、強いVi特化のライバルがいるため競合相手がゼロにならず、Vo1位よりも勝率が下がります。シンプルな力比べになるので、確実にパーフェクトを狙いつつ金ライブスキルなど良い手札が来ることを祈りましょう。シャニマスは祈り。
Da1位を引いてしまった場合、2位の審査員をいっぱい殴る+Da審査員のラストアピールを取ることを狙います。基本はシーズン4と同じ2位スピア戦法ですが、WING本選は2着だと不合格になるので2位スピアにあまり望みがありません。ほぼわるあがきだと思ってください。
(ここで、こいつの存在を思い出したあなた。頭がいいのね!)
この「ほぼ完全に流行頼り」という事情から、Vi流行雑誌は本選で大活躍します。これを持ち込んでおくことで、どんな状況からでも強制的にViを流行1位にすることができます。ずるすぎじゃん。
ただしVi特化の場合は1位でも勝ちづらいため、実のところ準決勝で雑誌を使う旨みはあまり大きくありません。結局はVo1位が最善なんですが、Da1位&Vi3位みたいな絶望を引いてしまったときにはダメ元で雑誌を使ってしまうのが良いかと思います。がんばりましょう。
第一の流行ガシャを乗りこえたあとは、いよいよ決勝です。
決勝の流行は、とにかくVo1位が来ないことを祈ります。さっきと真逆ですね。準決勝で雑誌を使わずに済めばよし、余ることを承知で2戦分確保したければ2冊入りを持ってくることもできます。(最後まで使わなかったアイテムは消滅します)
うっかりVo1位を引いてしまうと強力なVo特化のライバルとあたることになり、Vi特化のこちらではまず歯が立ちません。果たして……………
(おっ)
(イエーイ)
決勝にいる1位スピアのライバルはVo特化だけなので、ViかDaが流行1位ならだいたい勝てます。Da1位でもしっかり1位を殴ればOKです。余裕。
とはいえ、ここまで来ただけあって相手は素の火力も強力です。手札で事故ったり、目押しがポンコツだと押し負けることもあるので、油断することなく全力で1位をボコりつつ、死にそうな審査員は積極的にラストアピールを狙っていきましょう。
もしVo1位を引いてしまい雑誌もない!という時は2位スピアに切り替えて、祈ります。ラストアピールを奪われなければ大丈夫です。たぶん。がんばって。
フェスアイドル誕生→True Endへ…
(誕生したフェスアイドルは、その名の通りフェスに編成できます)
プロデュース後には社長からなんかいっぱいもらったSPを使って、最後の振り返りをしていきます。ここでグレードフェスに向けてさらなるライブスキルを習得したり、逆に不要なパッシブスキルを削除できたりしますが、Trueの条件はすべて済んでいるので適当でも問題ありません。本稿では割愛します。
この後、条件を満たせていれば各アイドルごとのTrue Endを見ることができます。
プロデュース、お疲れ様でした。
~まとめ~
True End、読めましたか? 消しきれない運要素も多々ありますが、だいたいの流れを捉えてもらえればだいぶ優勝しやすくなるのではないかと思います。一回でTrueや目標に到達できなかった方も、ぜひ繰り返しプレイしてみてください。
ある程度パターンを掴んでからは、結局「強いカードを組めているかどうか」が安定感を左右します。それが無ェから苦労しとんじゃろがい!!!!という方もたくさんいると思いますが、そういう方はとにかくガチャやイベントでカードを集め、好きなカードはどんどん育てましょう。
強いカード、と書きましたが、SSRであれば恒常もイベント報酬も全部そこそこ強いです。シャニマスはガチャを引ける機会がたくさん用意されているので、プロデュースせずともある程度続けているだけで手持ちが充実してきます。やめなきゃOK。いきなりTrue狙いといわず、まずはのんびり各アイドルのことを知っていくのがオススメです。
~さいごに~
ここでお詫びです。
めちゃくちゃ目敏い方はお気付きかもしれませんが、実は今回の実戦中に親愛度急上昇(突然思い出アピールが最強になる激レアイベント)が発生してしまい、シーズン3あたりからオーディションはほぼそれで薙ぎ倒しています。再現性ゼロ。ぶちかましすぎだ黛冬優子。
一応、何回か同じ手順でプレイしてふつうにTrue達成できることも確認しているので、最終ステータスがマックスまで上振れた例と思っていただければ幸いです。道場としてどうなのか。申し訳ありません。
さて、次回更新は蒼海さんによるDa特化での攻略です。
全制覇してやらぁ!という道場破りの方は、プレイヤーが違うゆえの着眼点の違いや特化ステータスの違いによる変化、特にシーズン4以降の立ち回りの差に注目してみると面白いんじゃないかと思います。次回のシャニマス道場もお楽しみに。