9月8日(火)、新発田市五十公野公園野球場で行われた第155回北信越高校野球県大会(秋季大会)1回戦

 

新発田農業高校は、新潟工業高校と対戦しました。

 

夏の大会を終えて3年生が引退し、1・2年生による新チームがスタートしてから約2か月。

 

この夏は県内外の高校、そして大学生とも数多くの練習試合を重ねてきました。

 

勝った試合、負けた試合、打線がつながった試合、守備のミスに悔しさを残した試合――。

 

その一つひとつを経験しながら迎えた、新チーム最初の公式戦でした。

 

結果は、

 

新潟工業 2-0 新発田農業

 

残念ながら初戦突破とはなりませんでした。

 

しかし、スコアが示す通り、8回終了まで0-0。

 

両チーム一歩も譲らない、緊張感あふれる投手戦となりました。

 

 

  8回まで「0」を並べた芝農投手陣

試合は序盤から、両チームの投手陣が踏ん張る展開となりました。

 

芝農は先発の佐藤太郎投手が新潟工業打線に得点を許さず、しっかりと試合を作ります。

 

4回からは佐藤礼二投手、6回からは日下部暖斗投手、そして途中から長谷川楓投手へと継投。

 

投手陣がつなぎながら、新潟工業打線を8回まで無得点に抑えました。

 

新チーム最初の公式戦。

 

練習試合とは違う緊張感の中で、簡単には得点を与えない。

 

その粘りは、夏休みに積み重ねてきた実戦経験があったからこそだと思います。

 

バックも投手陣を支え、「まずは守って流れを作る」芝農らしい野球を見せてくれました。

 

 

  芝農打線も走者を出す。しかし、あと一本が遠い

一方、攻撃では新潟工業の投手陣を前に、なかなか得点を奪うことができませんでした。

 

芝農はこの試合、6安打

 

ヒットを放ち、走者を出す場面はありました。

 

しかし、その走者をホームまで還す「あと一本」が出ません。

 

新潟工業も8回までは無得点。

 

どちらが先に均衡を破るのか――。

 

一つの四球、一つのバント、一つの進塁、そして一本のヒットが勝敗を左右する。

 

まさに公式戦らしい、息の詰まるような展開が続きました。

 

  勝負を分けた9回表

0-0のまま迎えた9回表。

 

ここまで粘り続けてきた芝農でしたが、新潟工業が先頭打者の安打からチャンスを作ります。

 

続くバント安打で無死一、二塁。

ここから走者を進められ、中前適時打で2点を先制されました。

 

スコアは0-2。

 

8回まで両チームが守り抜いてきただけに、この2点は非常に重いものとなりました。

 

それでも、まだ試合は終わっていません。

 

最後の9回裏。

 

何とか反撃したい芝農でしたが、新潟工業の守りを崩すことができず、ゲームセット。

 

新潟工業 2-0 新発田農業。

 

新チーム最初の公式戦は、悔しい初戦敗退となりました。

 

  「2点差」以上に得たものがある

もちろん、選手たちは悔しいと思います。

 

夏休み中、暑い中で練習し、数多くの練習試合を経験し、この秋季大会を一つの目標として準備してきました。

 

だからこそ、初戦で大会を去る悔しさは大きいはずです。

 

しかし、今回の試合には、これからのチームにつながるものも数多くありました。

 

何より、8回まで新潟工業を無得点に抑え、0-0で戦えたこと。

 

公式戦という緊張感の中でも、守備から試合を作り、終盤まで勝負できたことは大きな収穫です。

 

一方で、芝農も6安打を放ちながら得点は0。

 

接戦を勝ち切るためには、少ないチャンスをどう得点につなげるのか。

 

そして、終盤の大事な場面でどう相手の得点を防ぐのか。

 

今回の敗戦によって、これから取り組むべき課題もはっきりと見えてきたのではないでしょうか。

 

  秋の敗戦を、春のスタートに

新チームが始まって、まだ約2か月です。

 

夏休みには多くの練習試合を経験し、勝利の喜びも、敗戦の悔しさも味わってきました。

 

そして今回、初めての公式戦で感じた緊張感。

 

練習試合とは違う「一球の重さ」。

 

これは、実際に公式戦のグラウンドに立った選手たちにしか得られない経験です。

 

秋季大会はここで終わりました。

 

しかし、新チームの挑戦が終わったわけではありません。

 

むしろ、ここからが本当のスタートです。

 

これから秋、そして長い冬があります。

 

打撃力を磨く。

 

守備をさらに安定させる。

 

体を強くする。

 

そして、接戦を勝ち切れるチームになる。

 

今日の0-2という悔しさを忘れず、来春のグラウンドへ。

 

この敗戦が、半年後に「あの試合があったから強くなれた」と振り返ることのできる一戦になることを願っています。

 

選手の皆さん、本当にお疲れさまでした。

 

そして、応援してくださった保護者、OB、後援会、学校関係者の皆さま、ありがとうございました。

 

悔しさを力に。

 

芝農球児の新しい挑戦は、ここからまた始まります。

 

頑張れ、新発田農業高校野球部!
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ブログ著者

浅野政和(あさのまさかず)

 

新発田農業高等学校 野球部後援会 理事

ホウセイマル株式会社 代表取締役

 

居食亭ほうせい丸

新潟県北蒲原郡聖籠町藤寄2321-4