体力、健康増進には努力が必要で
進化を伴います。
早くて楽な処置は一時的な逃避であり
退化を伴います。
症状の緩和か根本的な治癒か
ここは逃げるべきか逃げずに戦うべきか
年齢や状態による個人の選択です。
そのためには知識が必要ですので
専門家のアドバイスが要ります。
そのアドバイザーを選ぶのも結局は個人の選択です。
TVで大学の薬学部の授業で
市販薬のマーケティングPOPの書き方を教えていました。
私たちの時には考えられないことです。
スポンサーが薬品メーカーである限り
薬品を勧める側であるということです。
一方で極力薬品に頼らず
自然なもので日常から体力、免疫力、循環を作ることにより
病気にならないような勧め(未病)をする側も存在します。
上の世代を見て育った若い人は
そういったことに気づき始めているのかもしれません。
自分で自分の体を管理するには
運動、休息、食事に代わる薬はないという
最低限の理屈を守らなければなりません。
私たち漢方家はその手助け役です。
私たちは動物であり自然界の一部です。
自然の力をキープするための
潤い、循環、活力を維持し続けるのが目標です。