誰でも面倒くさいことは嫌いでしょう。
誰でも病気や症状を即時に治したいでしょう。
誰でも痛みと苦痛からすぐ逃れたいでしょう。
でも自然界でそれができたら生命体としては成り立ちません。
最近の医療(特に日本)では
そういう患者さんに忍耐をさせない対処が多いと思います。
そういう患者さんは
patient(辛抱強い、忍耐する)の意味は当てはまらなくなっています。
まるですぐ麻薬にはしってしまう
addict(中毒者、依存症)に近くなっています。
先週、瞑眩(めんげん)の話を書きましたが
運動不足以外に薬の過剰な常用も
辛抱できない原因でしょう。
真実や事実を受け止めて
治療をしようとする人に協力することが
私の仕事だと思っていますが
上記の事実さえ認識していない人に
少しでも伝えていくことも大切な仕事だと思っています。