GWスクーリング受講しました。


受講した科目は経営学特講、テーマは流通と商業でした。

講師は木島先生です。授業の最後に、最近流通のことを学ぶ人が減っているので、流通について学びに来てくれて嬉しいと仰っていたのが印象的でした。


おすすめ度★★★★

指定テキストがとても分かりやすいので、テキストを熟読すれば講義を受けなくても充分かなという内容でしたが、とても分かりやすい講義だったので受講する価値はあるかと思います。配布資料はなく、スライド資料を基に進みました。試験前に自習時間があるなど試験に対する配慮があり、単位は取りやすい科目だと感じました。


【学び】

商業は社会性や中立性を持つため、社会に重要な役割や責任があることを学びました。

また、生産者と消費者の間に商業者(卸売業や小売業)が入ることで、結果として費用の節約にもなっていることが分かりました。


「問屋無用論」という、生産者と消費者が直接つながることで、卸売業が排除されていくのではないかという考え方があるのですが、日本の流通は独特で高度なため、実際には排除は進まず共存の道へ進んだという内容が興味深かったです。


【振り返り】

 DAY1:

1日目は、流通や商業の役割、小売業・卸売業の成り立ちや、その後のパワーシフトについて学びました。板書で忙しく、講義内容に集中できなかったのが残念でした。


 DAY2:

板書は諦め、講義を聞くことに集中しました。ロジスティック革命や卸売業の構造変化などを学びましたが、情報共有の重要さは全てに共通していました。久しぶりの集中講義で忘れていましたが、2日目の午後から身体的な辛さが表面化してきます。耐えられず放課後は近所の銭湯に駆け込みました。


 DAY3:

前の2日でテキスト一冊分を一気に進め、最終日の午前は振り返りを中心に行いました。午後は自習時間で、復習の時間がしっかり取れたのはありがたかったです。試験は選択式でした。授業を聞いていれば解ける内容でしたが、一字一句読み込まないと解けない内容でした。試験後は答え合わせと解説がありました。自己採点でケアレスミスや読み間違いがいくつか見つかり、悔しいです。平常点を加味して、88点でした。試験後に成績がすぐにわかるのも味気ないものだと感じましたが、解説で理解の浅い所がわかったのはとても良かったです。



構内には、カキツバタが咲いていました。