仙台スクーリング終わりました。受講された方もお疲れさまでした!

熱が冷める前に、帰りの新幹線でアップします。

 

総合特講のテーマは、東洋史でした。講師は宇都宮先生です。

 

授業は、配布資料の空欄部分にスライドを見ながらまず書き込み、その後説明を受けるという形でした。聞くことに集中すると、書き忘れてスライドが進んだりするので、書き漏らさないように意識を保つのが大変でした。書く量は多めです。

 

今回の学習範囲は隋〜清までで、「中国の文明は高かった」から授業は始まります。なぜ高い文明を持っていたのか?そのルーツは?そもそも隋の前の中国は?など、色んな疑問が頭に浮かびました。今回は、もちろんそこは主題ではないですし、史学科の方の参加が多いこともあり、東洋史の基礎知識がある前提で進んでいきます。とはいえ、全体のダイジェスト版といった感じで、時代ごとに大まかな特徴を掴んでいく内容でした。

 

おすすめ度★★★

個人的にはおすすめ度5にしたいところですが、歴史全般が初学の方には難しいかなと思いました。また、全体の大まかな特徴を掴む内容なので、既に知識のある方には物足りないかもしれません。東洋史以外の歴史は好きで、東洋史が初学という方には、大変おすすめできます。

 

 

【学び】

多民族との領土争いや、つねに異文化に晒されている環境がとても新鮮でした。西洋もそうですが、多民族や異文化と常に隣り合わせです。俯瞰的に考えてみると日本が特殊な環境なのだろうと思いました。無意識に、他国の歴史も日本目線で見てしまいがちなので、大陸目線で見ないと本質が見えてこないのだろうと感じました。

 

 

【興味をそそられたもの】

儒教

 

①中国は、中国が絶対的に一番だという「中華思想」を基に国家が作られています。その基盤となっているものが儒教です。儒教は上下関係を重んじる考え方ですので、中華思想を定着させるには、儒教が合っていたということなのだろうと思います。

 

②奈良時代に中国から仏教が伝わりますが、その時に持ち込まれた宗教は仏教だけではなく、儒教なども入ってきたそうです。例えば、日本の仏教では当然にある位牌は、儒教のものだそうです。

 

 

【振り返り】

DAY1:

東洋史に触れるのが初めてなのですが、先入観を持ちたくないと思い全く予習をせずに

臨みました。登場人物も誰1人わからないレベルでしたが、日本史は好きなので、自分の持っている知識を横軸で照らし合わせながら十分理解できる内容でした。

 

1日目は、隋から唐の途中まで進みました。

所々雑学を交えて講義が進むので、あっという間に1日目が終わりました。先生は個性が強めで、パワフルな感じでした。1日目はわりとゆっくり進んだので、授業後に軽く復習した程度で、大丈夫でした。単修テストの課題が1日目に共有されたので、対策がしやすかったです。

 

 

DAY2:

唐の途中から始まり、宋、元、明と一気に進みました。たくさんの人名や政策が出てきて、情報を整理するのに時間がかかりましたが、前日に東洋史の全体像をざっと予習しておいたので、なんとかついていけました。授業後は、単修テスト対策として、2時間程度で時代ごとの特徴をまとめました。

 

DAY3 :

午前中に、清の時代まで終わり、午後は用語や文化の詳細を学びました。やはり文化が違うので、用語を頭に入れても深い理解は難しいです。文化背景などを交えて丁寧に説明していただいたことで、少しは中国について理解ができるようになったかなと感じました。最終コマは、テストです。B4一枚の記述式で、3035行内と、ざっくり文字量が指定されていました。マスは無いので、おおよそですが1200文字程度記入しました。手が麻痺するくらい疲れました。時間は60分目一杯使いましたが、足りず、まとめはかなり雑になってしまいました。

ふと、疑問ですが、単修テストの提出した用紙は返却されるんでしょうかね。

 

 

 

仙台城跡からの朝日です。