先日、韓国映画でしか見たことがない
韓国式の(妻のおかあさんの)お葬式の、
喪主役を拝命して、
滞りなくなし終えました(^^;
家長位に相当するのが僕だったので。
写真と位牌を喪主が持って歩くんだけど、
持ちにくいし、やたら階段が多いしで、
すんげぇ~、ストレス(´;ω;`)


韓国はちょっと前まで、
土葬が圧倒的に多かった
んだけど(政府は火葬を推奨)、
近年は火葬が一般的になっている様子。
お墓もどこかの土地を借りてではなく、
一個の建物の壁に骨壺を
収めるマスがあり、
そこに入れるというやり方になってた。
骨壺は日本より大きめ。
日本だと
火箸でつまめるサイズの骨だけ拾って、
納骨なんだけど
(余った遺灰は焼却場の共同施設に保存)
韓国では、
できるだけ全部入れようと
しているのだろうと思われる。
もちろん全部入れるのは、
実際には無理だけど。


日本での親父の火葬の時は駐車場に
殆ど車は無かったんだけど、
妻の母の火葬するところでは、
参列者たちを乗せたバスや霊柩車が、
数珠つなぎで待機してて、
15基くらいある火葬窯がフル稼働中だった。
韓国人口の三割が集まるソウルだからか?
当然だけど、納骨壁には、
若い人の写真とかもあって、
気の毒に思った。
 

あと、ここだけなのか知らないけど、
葬儀場と火葬場と納骨堂が
全部徒歩圏内にあるのは
合理的だなとは、思った。
それらが山奥の住宅街から離れた場所に
あるのは、韓国でも、その手の施設は
家の近くに作って
ほしくないということなのか?

日本でなら、そこのスタッフは
おごそかしく振舞うものだけど、
韓国だと皆さん事務的。
さっさと場所を空けろ的。
 

以前は基本的に土葬だった話、
韓国ではお墓は山の一部を整地して、
土盛を作るのだけど、
設置から代が進むと
自然消滅的に手入れをする家族が
いなくなって荒れたり、
強い雨などが降ると、
土砂崩れなど起こして
棺が遺体とともに流れ出てくるとか、
そもそも狭い国土で、
一基一基がでかくなりがちなど、
弊害は山のようにあったんだけど、
儒教心情が強めな国なので、
なかなか改まらなかった
ということのようで。
何しろ、李氏朝鮮以前は、
遺体を焼くのは重罪人だけだったし。
 

妻の母のお葬式で
お世話になった、
ご婦人の娘の結婚式がある。
ということで招待されてしまって、
行ってきたんだが、
日本で葬式明け直ぐの人を
結婚式に招待とか、あるんだろうか?
しかも新郎も新婦も、
こっちを全く知らないのに(^^;
新郎新婦からしたら、
なんで日本人がいるんだ?
って気になるよねw

あと、その教会だけなのか
韓国だとそんなものなのか、
日本だと礼拝堂での式はまさに式だけで、
知人たちの余興は披露宴でするもんだけど、
今日の式では、
礼拝堂で新郎の弟が
歌うというのをしていた。
日本で披露宴に相当するものは
三々五々集まって
ただのビュッフェで食事会だけ。
食うだけ食ったらさっさと
帰っちゃうという(^^;


その食事会で、
各テーブルに新郎新婦が
挨拶周りをしてたんだけど、
詳細もなく
日本から来てるとだけ紹介されて、
ふたりがきょとんとした顔してて、
心の中で、「その気持ち、わかるw」
って思ったw
 

葬儀に参加してくれた、
関係者各位への感謝の表しとして、
結婚式に参加したり、
次は、右派側のデモ行進に参加。
課題は中国が脱北者を
北に強制送還しているのは、
人権違反だといういうやつ。
時々やっているのは
ニュースとかでも知ってたけど、
まさかそれに参加するとは・・・

警察の先導で、
中国大使館のある周りの
数ブロックを一周しただけなんだが。
スマホを構えて
撮影してる人らが数人(^^;
しんどかった。
で、デモ行進が終了したら、
ちゃっかりその区画の中華料理屋に入って
お食事会。
神経太いなぁ~。って、思うよね(^^;