映像の逆戻しと、順行を同時に進行させるというのは、
面白い演出だし、エンタメとして、面白かったけど、
パラドクスの要素を、一方だけ説明して、
もう一方は無視して進むのは、
時間移動ものとしては仕方がないのか?

過去に戻って先祖を殺せば
自分は生まれなくなる。
だけで説明を終えているよね?
生まれなかった自分は
過去に行って先祖を殺せない。
つまり、自分は生まれる。
までがパラドクスの本来の説明なのに。

この映画だと、
時間を逆行する装置を作った時期より前に、
個人の得手勝手で、その装置で
人類(ってか時空そのもの)が消滅する。
って事だと思うけど、
消滅すれば、時間を逆行する装置は
未来に開発されないので、
開発前の時期に個人の得手勝手で、
人類(ってか時空そのもの)を
消滅させることはできない。
ということになるんだけど?

ん?
あれ?
だから人類は消滅せず、
任務が完了してるってことか?

あと、wikiを見るまで気がつかなかったけど、
そういや、主人公の名前、はじめから最後まで、
一回も呼ばれないの、凄いね。