何か買うつもりは無かったんだけど、
どんな本があるかなと書店を見てて、
タイトル見て、衝動買い。

著っていうか、日記の抜粋。
著者はTVにも出たらしい。

似たような本はいっぱい読んだので、
流れは分かっているし、
読んだ僕がどうなるかもわかっていながら、
この手の本はなぜか読んでしまう。
そして泣く。

飾らない、普通の20代前半女性の日記という感じ。
ただ、そこに癌との闘病という、
どうしょうもやるせない状況が含まれている。


今、日本人の二人に一人は癌で死ぬという。
癌で死ぬ人が多くなったという側面は、
普通なら40~50が平均寿命だったおかげで、
癌になる前に死んでいた状況が、
食事文化や医療の発展も有って、
平均寿命が80過ぎるまで延びたおかげで、
癌を発症して無くなる確率が
高くなったということらしい。
誰もが癌に変異する細胞を
有している。ということらしい。

でも、若いうちに癌で亡くなる方は、
やっぱり気の毒だ。
 

ちなみに、我が家も、
祖父が直腸癌(これは早期発見ができて摘出に成功)、
のちに肺癌で死んでいるし、
親父も胃癌で死んでいるので、
僕も事故とか他の病気で死ぬのでない限り、
癌で死ぬ可能性はかなり高い。
というかほぼ間違いないかもしれない。
祖父や親父みたいに
ヘビースモーカーではない(嫌煙家)のだけど、
タバコと癌の因果関係って
はっきり証明されているわけでないようだしね。
痛いのとか、苦しいのとか、気持ち悪いのとか、
いやだなぁ。
気絶でもいいから、自己意識が無いうちに
コロッといけたらいいのだけど。