ふるさと福島で起きた
原発事故への義憤から、
一時期左翼勢力に与したが、
左翼の欺瞞にブチ切れて、
逆側に大ブレした人が描いた、
天皇陛下と日本と自分賛美本。


タイトルに「国史」って
大書してるのに、
本体205ページ中、
国史の部分はわずか
34ページのみ。
タイトル詐称😅
この内容なら、
「チバレイの考える日本の國體」
ってした方が良かったと思われる。

皇室が日本のあり方に
大きく影響したことは、
その通りだと思うけど、
千葉麗子さんの描き方では、
信仰になってしまっているのが
気になる。
皇室内でも、
いい事ばっかりあった
わけじゃないじゃん?
って思うしねぇ。


文末に(笑)と「!」多過ぎ。
あと左翼をパヨクと書くことに
こだわり過ぎて、げんなりする。

それらを置いとくとしても
(置いとけないけど)、
第五章最初の五つのコラム、
要らない気がする。
オカルト方面にいってしまってて、
読んでいて辛い。
左翼側に疑問を感じて、
右に転向しようかな?
と思っている人がこれを読んだら、
「いや、これは右もなぁ~・・・」
ってなりそう・・・。


青林堂さんから何か書いて
って言われて、
無理やりひねり出した感、
本当はもっと短い文章で
まとめられるものを、
無理に色々付け足して
長くした感がしてしょうがない。

どうしても政治色ある話を
書きたいなら、
いっそ
「くたばれパヨク」や
「さよならパヨク」
「悲しいサヨクにご用心!」
などの、
ど正面から、左翼批判を
深堀していく本に
集中した方が良くないかなぁ?