スタッフのSORAです
今回は、保坂院長著書「がんだけど、素敵な話」について、
紹介させて頂きます。
本書は保坂サイコオンコロジークリニック(以降、当クリニック)の
診療の様子がわかる一冊です。
受診を検討されている方は、ぜひ手に取って頂ければ幸いです。
本記事での本書とは「がんだけど、素敵な話」となります
がんの罹患が人生の幕間になった例
乳がんの罹患が、人生の幕間となった例となります
患者例
名前 | Yさん(42) | |
性別 | 女性(独身) | |
診断 |
乳がん、うつ病 |
|
治療 | 放射線治療 ホルモン療法 薬物療法 |
乳がんと診断されるまで
患者Yさんは、42歳の時に職場でパワハラに遭い、うつ病になり3か月の休職。
復職後に乳がんが見つかりました。
乳がんの治療
43歳で乳がんの温存手術を受け、術後の放射線治療を終えた後に、
ホルモン療法が開始されました。
(引用:本書P112)
当クリニックを受診
ホルモン療法開始後の約半年後から、不安や不眠が見られ、
当クリニックを受診されました。
院長の診断結果は、「ホルモン療法によるうつ病」であり、
薬物療法を行い、うつ病は回復に向かいました。
職場復帰したものの・・・
職場復帰したYさんは、パワハラ上司と離れることができたのですが、
有給取得を巡り新しい上司からもパワハラ・モラハラを受けるようになりました。
婚約者と趣味の旅行を楽しんだり、上司と距離を取ることで、
対処していたものの体が弱り『再発への不安』を感じるようになりました。
早期退職を決意
Yさんは、会社の早期退職者募集をきっかけに、
数千万円の早期退職金を貰い退職しました。
Yさんは、「再発への不安を感じて生きていくよりも、別の生き方もあるはずだ」
(引用:本書P113)
さいごに、Yさんは今後の予定について
好きだった長野県白馬村でペンション経営をしているかもしれないと、
語っていたそうです。
書籍情報
がんだけど、素敵な話 | |
【著者】 | |
保坂 隆 | |
【発売日】 | |
2019年12月24日 | |
【購入サイト】 | |
Amazon |
目次
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第1章 ステージ4編
第2章 夫婦編
第3章 家族編
第4章 メンタル編
第5章 仕事編
第6章 「こうして生きていく」編
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