スタッフのSORAです

 

前回の書籍紹介では健康寿命について紹介させて頂きましたが、
今回は健康寿命から発展させた内容となっております

 

 


本記事での本書とは 『「幕間」の心理学 ―人生の転機の乗り切り方―』 となります


 

  ロコモティブシンドローム

 

ロコモティブシンドロームとは?

 

ロコモティブシンドローム

 

日本整形外科学会が提唱した運動器症候群という意味である

略称はロコモ(以降はロコモと表記する)

  • 運動器・・・骨・関節・筋肉・神経などの総称

人間が歩いたり生活するためには運動器が必要であり、
これらの機能が低下する障害を総称してロコモと呼ぶ

 

(参考:日本整形外科学会 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト ロコモを知ろう)

(参考:本書P103)

 


 

ロコモを予防するには?

 

ロコモには様々な病態が含まれていますが、本書では『骨粗しょう症』を例示しています

 

骨粗しょう症の予防栄養運動することです

 


 

栄養

 

下記の栄養素を含む食事を推奨しています

ビタミンDについては食事だけではなく、適度な日光浴もしましょう

 

栄養と食材

栄養素→主な食材
  • カルシウム→牛乳・乳製品・小魚・大豆
  • ビタミンD→サンマ・キクラゲ・シイタケ
  • ビタミンK→納豆・ホウレンソウ・ニラ

 

(参考:本書P103にて紹介された食材を記載)

 


 

運動

 

体重をかける運動が有効で、
それを満たすのが30分の散歩です

 

本書ではウォーキング・ジョギング・エアロビクスが紹介されていますが、
膝に負担がかかり過ぎない運動習慣がポイントとなっています

 


 

  さいごに

 

がんロコモ

 

ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイトには、がんロコモという単語が紹介されています

 

がん自体あるいは「がん」の治療によって、骨・関節・筋肉・神経などの運動器の障害が起きて移動機能が低下した状態

(引用:ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト がんロコモとは?)

 

適切な治療を行えば改善できるにも関わらず、
がんの痛みだと思って諦めてしまっている場合もあることから、
整形外科医などに相談するように案内がされています

(参考:久光製薬 がんロコモ読本)※PDFです

 


 

私のがんと幕間

 

私自身も乳がんに罹患したことで、(結果)運動を始める幕間になった一人です

 

食生活は自分なりに気をつけていたものの、定期的に運動する習慣はありませんでした

 

ジムで、なんとなく始めたヨガやストレッチがきっかけとなり、肩こりや首筋のコリが改善されました

(乳がんの治療後に体側の血流が悪くなったことで、肩こりや首筋のコリを感じていた)


がんになったことが幕間となり、健康を維持するための行動力に繋がりました

 

本書が皆様の幕間のきっかけになれば幸いです

 


 

  書籍情報

 

「幕間」の心理学
―人生の転機の乗り切り方―
■著者
保坂 隆
■発行販売
株式会社gakken
■発売日
2024年7月2日
【販売サイト】Amazon

 

本書の目次

目次を開く

はじめに

第1章 幕間との出会い

第2章 幕間の心理学

第3章 幕間でステップアップ

第4章 幕間のサポーター

あとがきにかえて 保坂 隆の幕間

 


 

  保坂サイコオンコロジー・クリニック公式サイト

 

診療案内は当クリニックの公式サイトをご確認ください

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