スタッフのSORAです
今回は『がんと共存 ちょっと癒される話』より、
参考にしたい患者さんを紹介させて頂きます。
本記事での本書とは 『がんと共存 ちょっと癒される話』 となります
がんと共存 ちょっと癒される話一覧 |
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がんと共存 ちょっと癒される話① |
がんと共存 ちょっと癒される話② |
がんと共存 ちょっと癒される話③ |
がんと共存 ちょっと癒される話④ |
がんと共存 ちょっと癒される話⑤ |
最後に出てくる話が本題
患者例
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名前 | Bさん(1)(52) |
性別 | 女性 | |
診断 |
乳がん の2つに転移 |
・備考
- 悪性リンパ腫のため、夫が緊急入院
見えない不安の原因
もともと明るく大らかなBさんは、『不安だ』だと言ってご来院されました。
保坂院長はBさんの話を聞いていくうちに、
最初の話『Bさん自身ががんになって不安』ではなく、
最後の話『ご主人が病気になって不安』が本題(2)であることに気づきました。
(本書:P54)
Bさんへのアドバイス
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あなた自身の乳がんは、"淡々と"治療を受けてください。 すぐにどうにかなる病気ではありません。
心配なのは、ご主人のほうです。 ご主人の病気は治ると思いますが、 急変したり亡くなってしまうこともある病気です。 いまは、ご主人の看病に集中してください |
(引用:本書P55)
さいごに
見えないものへの不安
不安の原因は別なものが原因でした
がんに限らず日常にもあることであり、不安という感情に支配されると、
周りが見えなくなってしまうことが多々あります。
そんなときは人を頼ることの大切さが伝わるエピソードです
書籍情報
がんと共存 ちょっと癒される話 | |
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■著者 |
保坂 隆 | |
■出版社】 | |
さくら舎 | |
■発売日 | |
2020年2月4日 | |
【販売サイト】さくら舎書籍案内 |
脚注
参考サイト・画像引用
保坂サイコオンコロジー・クリニック公式サイト
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