スタッフのSORAです
保坂院長監修「敏感すぎる自分の処方箋」より、
前回の記事同様にHSPの人の特徴を紹介させて頂きます。
本記事での本書とは「敏感すぎる自分の処方箋」となります
①常に100点をとろうと無理をしすぎる
HSPの人の中には、真面目で良心的であるがために
手抜きなどができず、仕事や人間関係が必要以上に細かくなってしまう特徴がある
『べき思考』や『完璧主義』も祟り、
作業効率が悪くなり時間もかかってしまう
遅れを取り戻そうと無理をしてしまい、
その結果、自分を追いつめてしまうのである
(本書:P54)
②うまくいかないのは自分のせいだと悩む
繊細さゆえに落ち込みやすく、疲れやすい傾向がある
他者と比較しては自分はダメな人間だと責めてしまう
自己否定し続ける事で、自己肯定感も下がり、
自分は自分という気持ちも維持できなくなります
まずは自分を認めてあげること
他者に悪く言われても、
自分だけは自分を守ってあげると言い聞かせることです
つまり、他者と自分を比較することは無意味である
(本書:P60)
感想
②の他者と自分を比較してしまうことについては、
私自身も該当する特徴です
自分は自分、他者は他者と思えていれば・・・
XX年前に終えた子育てにおいては、
自分の子どもと他所の子どもを比較してしまうことが多かったと、
回想するきっかけになりました
他所の子どもができていることが、自分の子ども『だけ』できないと思い込み、
親である自分のせいでもあると考えて、ネガティブな思考に陥っていました
しかし、自分(の子ども)と他者(の子ども)を測る物差しは存在せず、
フォールスコンセンサス効果であることに気づけれていれば、
もう少し心にゆとりを持って子育てができていたのかもしれません
補足
フォールスコンセンサス効果
自分の意見や行動が多数派と同じで正しいと誤認する認知バイアスのこと
物事や思考を自分にとって都合がいいように解釈し、多数派の意見であるかのうように錯覚してしまうことで、
正しい判断できなくなることから、「偽の合意効果」とも呼ばれる
書籍情報
敏感すぎる自分の処方箋 | |
【著者】 | |
保坂 隆 | |
【発売日】 | |
2018年8月2日 | |
【購入サイト】 | |
Amazon |
目次
目次を開く
第1章 その敏感さは、「HSP」かもしれない
第2章 感じ方や考え方に「クセ」がある
第3章 敏感すぎる体質で不調に悩まされる
第4章 勧化すぎて人づきあいがうまくいかない
第5章 会社や学校などの集団で困り事が多い
第6章 もっと自分をいたわってあげよう
第7章 ラクに生きるためのスキルを身につけよう
第8章 家族や身近な人がHSPだったとき
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